NKSK NETWORK - maiming_gloryのブログ

始まったと思っていたら、あっという間に終わってしまったユンカースですが、千穐楽は7列と比較的前で見る事ができました。
22列で観劇した時は良く見えなかった表情もバッチリ見れて、より作品の世界に惹き込まれました。
劇中でも順くんお兄ちゃんが「そんな瞳で見つめられたら」って照れるシーンがあるけど、なっきぃの瞳ってめっちゃキレイだなぁってしみじみと見入ってしまいました。

千穐楽らしく遊び心もふんだんに盛り込まれていて、特に順君お兄ちゃん役のコタニキンヤさんが大活躍です。

特に登場シーンが公演替わりでネタを仕込んでいるんですが、この日は原作者でもありお父さん役で出演している木根さんへのリスペクトということで、木根さんも在籍している(今年武道館で復活LIVEをしているので進行形です)、TM NETWORKの代表曲「Get Wild」を歌って登場します。

しかもサビを突然、「瞳ちゃんも！！」って振ると、車椅子に座っているなっきぃも

ﾉｿ*＾ｏﾟ）＜Get wild and tough♪

と、低音がツライよ〜って感じのなっきぃの「Get Wild」が聴けて思わず爆笑しました。

これ以外にもTMネタ満載で、「ナイフ」という単語が出てくる台詞の最後に「Night of The Knife」とTMのラストシングルのタイトルをボソっとつぶやいたり、果ては、舞台挨拶の最後で、「Self Control！！」とこれまたTM初期の代表曲のサビを歌ったりと、TMをそれなりに聴いていた自分には嬉しい演出でした。

実は前日にWOWOWで以前OAされた武道館LIVEを観ていたので、尚更高まりました。

カーテンコールでは千穐楽ということで出演者1人1人から挨拶がありました。
出演者といっても、僅か5人なんですけど、この5人でなっきぃの言うところの「会場を感情で満たす」事ができたのかと考えると凄いなって思います。

そのなっきぃはやはり朗読劇ということで声だけで伝える難しさと、良い経験ができたことへの感謝を述べていました。
涙を流すということはなかったけど、とても清々しく、でもちょっと名残惜しそうななっきぃの表情がなんとも可愛かったですね。

最後は木根さんにコメントが求められて、「20年以上経って、朗読劇という形で上演されるなんて、これもある意味ユンカースの起こした奇跡なんじゃないかと思います。皆さんにも素敵な奇跡が訪れますように！」

と締めていました。

あれから数日、昨日なっきぃはユンカースに対する想いをブログで語ってくれました。

中島早貴です。

ユンカースが終わっての今日、
心にぽっかり穴があいています。

朗読劇でも、
麻生瞳役だったわけで…
うん、麻生瞳が私の中からすっと抜けちゃった感じ。

舞台が終わった次の日はいつもこう。

そして
演技に対する研究心が強くなる。

また素敵な作品に出会いたい！
そのためには自分の演技力を磨かなければ！

頑張ろう。