ユンカース・カム・ヒア

昨日なっきぃ出演回のユンカース・カム・ヒアを観劇して来ました!
当初は千秋楽のみ観劇する予定だったんですが、なっきぃが前日のブログ更新をお休みしちゃうくらい気合いの入り具合が伝わってきたのと、舞美嬢がブログでメチャクチャ熱く語っていたので触発されて当日券を買って入る事にしました。

ユンカース・カム・ヒア(uvu*)


まぁ平日だし当日券とはいえ12、3列くらいだろうとたかをくくっていたら、まさかの22列で、こんなにお客さん入ってるんだ!!ってビックリしました。同じ会場で昔℃-uteが上演していたあたるも八卦!?より入ってんじゃね?って感じでした。

客層は、ヲタばかりかと思いきや、自分の見た限りヲタはそんなにいませんでした。
結構年配のオバサンも多数いらっしゃいましたが、どうやらユンカース役の青木さんやジュン君お兄ちゃん役のコタニキンヤさんが目的のようですww

ロビーには「アナタの大切ものは?」と題して、出演者や観客のそれぞれ大切なものを紙に書いて、それを貼っておくボードのようなものがありました。


なっきぃブログでも、

私も書いたのよ〜ん。笑


どこにあるのかは探してみてねんっ!

アナタの大切ものは?

とのことだったので探しましたが、早速発見しました!!ww

字がキタナイのと犬がヘタクソなのと、「℃-ute」って書いちゃうのがやっぱなっきぃらしいよなww

私は、「THEE MUSI℃-ute & チーム℃-uteのみんな!」
といかにも℃ヲタらしいモノを書いてきました!

ちなみにこのボードは本日の七夕イベントで使われるようなのですが、どんな風に使ったんでしょうかね?


場内は家具などのちょっとしたセットと数枚のスクリーン、そして椅子が用意されています。
麻生瞳ちゃんというダンスが大好きな高校生役のなっきぃは制服姿で中央の椅子に着席します。
しかもオデコ出しと中々気合いも入っているようです。

朗読劇の為、演技と言うものはあまりないんですが、立ち上ったり、車椅子に座ったり、読むにしても相手の方をみて会話をしているように喋ったりと、ただ座って読んでいるだけではありませんでした。


ストーリーは、瞳ちゃんの叔父さんにあたるジュン君お兄ちゃんがイギリス土産にユンカースという犬を買ってきてくれたところから始まります。
イギリスで買ってきたというのがちょっとミソで、英語じゃないと分からないだろう?ってことで「ユンカースおいで!」じゃなくて「ユンカース・カム・ヒア」なのですw

いつも元気な瞳ちゃんはダンスが大好きで、しかも中々の実力者。ある時グループダンスで県大会に臨む事になりました。
が、交通事故に遭ってしまい、県大会も断念、このままダンスができなくなってしまうかもしれない、と大きな挫折と絶望を味わうことになります。

そんな時、両親は忙しくて家にいるのは愛犬のユンカースだけ。。
ある時、瞳ちゃんはユンカースと会話ができるようになります。
ユンカースは何でも3つの夢を叶えられるといいます。
ウソだと思って試しにホットココア(だったかな?)を頼んだら、本当に出てきたもんだから、あらビックリ!!

「また踊れるようになれるように願う?勿論叶えてあげるよ!」というユンカースに、
「ダメダメ!夢はそんな簡単に叶えられるものじゃないし、自分で頑張って叶えるものだから!」

そう言ってリハビリも頑張って再び前向きに生きようとする瞳ちゃん。

が、ダンスチームに復帰を断られて、ふたたび酷く落ち込んでしまいます。


再び孤独と絶望が心を覆ってしまい、ついに家出してしまう瞳ちゃん。
行きついた先は、1年に1度七夕の日に家族で出かけた湖。

雨に打たれる瞳ちゃんに、ユンカースは「普通の犬のようにご主人様の気持ちも分からないで、ただ甘えて一緒に遊んでいて、それがボクの幸せだった。。」
そして残り二つの願いを瞳ちゃんに尋ねます。

そこで瞳ちゃんが出した答えは、
「パパとママに幸せになって欲しい」

「じゃあ残り一つは瞳ちゃんの幸せだね?」

「ユンカースに幸せになって欲しい。これからは普通の犬のようにただ甘えて遊んで、食べていればいいんだよ!」

普通に戻る事、それはすなわち瞳ちゃんとユンカースが会話が出来ない事を意味します。
もう、コトバが殆ど分からなくなる中、最後に「瞳ちゃんのパパとママが幸せになって欲しいって願い、パパとママの幸せは瞳ちゃんが幸せになることなんだから!」

そういいます。

ラストは、相変わらず多忙な両親、だけど、今までより少しだけ家にいる時間が長くなりました、という事で話は結ばれます。


で、最初に思ったのは、ヤジマ。。。本当ものの見事に話の核心をつきやがってこのやろうwww

舞美嬢も絶賛していた「なんか瞳ちゃんの生き方、眩しかった…」
この舞台はまずはそこにつきます。

で、この眩しい瞳ちゃん、時に落ち込んで、激しく取り乱して、そして時に強く前を向いて。。

この感情の起伏を、朗読劇という殆どコトバだけで、ナカジマはものの見事に演じきってました。

ナカジマの演技の魅力って、やっぱり声なんだよな!!って改めて思いました。
というのも自分の22列は細かい表情は殆ど分からないんですよ(^_^;)

だけど、声だけでグイグイと引き込まれていきましたから。

しかも私の回は青木さんやコタニさんが微妙に噛んでたんですけど、なっきぃはノーミスでした
本当舞台への集中力と感情移入は半端ないです!!


ファンタジーなんですが、本当の幸せって、自分に大切なモノってなんだろう?って考えさせられる舞台でした。
特にユンカースが、「瞳ちゃんの気持ちが分からないで、何も考えずに甘えているのが幸せだった。」というくだりは印象的でしたね。

これが舞美嬢が

私の愛犬
ルーキーもコロンもアロマも…

喋れないけど、それが幸せなのかもしれない

に繋がっていくのかなと思います。
何か舞美嬢のブログとリンクさせた感想になってしまいますが、それくらい見事に舞美嬢はあの舞台の事を表現してくれていたし、また舞美嬢がアロマちゃんとの2ショットを載せたくなっちゃう気持ちもめちゃくちゃ理解できるんですよねww


劇中では、ユンカースは時代劇やアイドルが大好きという設定なんですが、超HAPPY SONGが流れたり、ユンカースが「なっきぃ可愛いな!」となっきぃヲタ、というかハロヲタへの絶妙な配慮も散りばめられていましたww

個人的にはお父さん役で木根さんが出演しているのですが、サングラスをしていない木根さんを初めて見れて、とても貴重な体験をした気がしますww
何せ誰だか分かりませんでしたからww


この日はアフタートークショーもありました。
演出の滝川さんが司会を務めて、質問形式で進行しました。

  • 稽古でのエピソードを教えて下さい
    「私感じがダメでお姉ちゃんに教えてもらったり振り仮名を振ったりしていたんですけど・・・」
    ノソ*^ o゚)<魔法の杖を魔法のエダ(枝)って読んじゃって。。

これには会場が爆笑wwなっきぃ酷過ぎるだろww

  • 他の役を演じるとしたら誰を演じたい?
    「ジュン君お兄ちゃん」
  • 朝起きて犬になっていたら何をしたい?
    「雨の降ってる中、カワイイ足型を付けたい」

これはカワイイww

  • 七夕に何か叶えたい願いはありますか?
    「七夕の日は雨が多いので、ちゃんと天の川を見てみたい!」

「明日(七夕)はちゃんと来て下さいね」と滝川さんにツッこまれてましたww


そうそう、アフタートークショーの時に、自分の数列前でやたら後ろをキョロキョロしているちょっとカワイイ子がいました。
退場する時もたまたま自分の前を歩いていたんですが、なんか落ちつかない感じ。

で、その後ヒロさんと合流したんですが、なんとその子がヒロさんと挨拶していて、でヒロさんが「あれ紗友希だよ」

あぁ、あの子が!!道理でちょっと可愛かった訳だ!でも全然オーラなかったですけどww

そんなこんなで終演後は、ヒロさんとゆーいちさんだったかな?と、ボクの好みで新橋まで移動してもらって、ユンカースとヲタをダブらせて、演劇談議?なんぞをしていましたw



そうそう、舞台の最後では、本物の仔犬が登場するんですけど、床でツルツル滑りながらも、なっきぃの胸に飛び込んでいったその犬が可愛かったなぁ!!


本当いい話だし、朗読劇という未知のフィールドでも瑞々しい演技を披露してくれたナカジマの演技も素晴らしかったし、是非一度は観て欲しいなって思います。

ただ、動きが少ないので、表情の見えない後列はかなりシンドイかもしれないですけど。。。

明日の千秋楽はもう少し前で観られるので、今度はなっきぃの表情をジックリ堪能しようと思います。