ドロシー VS ねごと at QUATTRO MIRAGE vs @JAM vol.1

いよいよドロシー春ツアーが3日後に幕を開けます。先日リリースされた2ndアルバムと昨年末からのライブのクオリティーを考えれば、3rdツアーがとんでもないものになるのは想像に難くありません。
本当考えただけでワクワクする。

その春ツアー前に印象的だったライブを幾つか振り返れたらと思います。

まずはアイドルとロックバンドのコラボとして企画された「QUATTRO MIRAGE vs @JAM vol.1」
その記念すべきシリーズ開幕戦となった2/24にドロシーはねごとと相まみえました。

先だってMARQUEE誌ではリーダーとメインヴォーカリスト同士ということで、かなでしとまりちゃんがねごとの藤咲佑さん、蒼山幸子さんと対談していましたが、対決ムードというよりは凄く意気投合していました。

自分はRIJFでねごとのライブを見た事があったので、曲の世界観を大切にするドロシーとグループとして独特の世界観を持つねごと、ファンタジー溢れるいいライブになるだろうなって思っていました。

開演30分前になるとスベリーマーキュリーなる司会の人が現れて、更に出演順を決めるじゃんけんにねごとの幸子さんとかなでしが登場しました。
負けが後攻というルールだったので、「ジャンケンに弱い私が出てきました」とかなでし。ジャンケンに負けてドロシーが狙い通りの後攻となりました。
実は30分前にやるのはバンドが後攻の場合、バンドセットをかたさないといけないからだそうです。

当日は身内のドロシーヲタも結構参戦していて、ねごとファンに前を譲りつつ、6、7人でステージ後方の方に陣取ってました。
ドロシーねごと戦は前売りはSOLD OUTしたらしく、なるほどパンパンとまではいかないまでも会場ビッシリの客の入り。

ねごと

QUATTRO MIRAGE vs @JAM、1曲目はねごとの代表曲「ループ」。
始まると同時にフロントへなだれこむ人が多数。ああ、この人の流れは何となくロックライブっぽいなと気が付けばダッシュして中段くらいまで駆け込んでました。
ループ♪ループ♪のリフレインに合わせてジャンピングする集団に身を投じるといい感じでアガってきました。

MCでは、バンドとアイドルだから「今日は対バンドルということで！」と上手いことを言っていました。
メンバーの妹とドロシーが同じ年齢だと言うと会場が沸きました。ドロシーのリハも観てたらしいのですが、「リハから本当全力なんですよ！汗かいて！歌が上手くて、それ見てたらもう泣きそうになりました」
とか「すごいイイ子達で本当ライブを楽しみにしていました！」と嬉しいことを言ってくれてました。

「ただ今日は対バンです！」と投下されたのは、これまたねごとの代表曲「メルシールー」
静寂からジワジワ盛り上がってくる熱さとどこか夢心地のような浮遊感、かつてRIJFオフィシャルレポのコピーで「ねごとの宇宙」とねごとの世界観を表現していたことがありましたが、それが最もピタリハマる曲。
気持ち良くノらせてもらいました。

中盤は「街」「たしかなうた」とバラードを続けて場内をしっとりと包み込みます。
しかし、そこはロックバラードらしく、静けさの中にも熱を帯びた幸子さんのヴォーカルにグッときました。
特に4ビートの力強いドラムも相まって、グイグイ引き込む「たしかなうた」は「STARTING OVER」でのまりちゃんのヴォーカルを彷彿とさせます。
まりちゃんもブログで好きな曲にあげていたくらい。やっぱヴォーカリストとして感じるところがあるのでしょうかね。

終盤、独特の手拍子と共にドロシー内でも人気の高い「シンクロマニカ」が投下されるとフロントのボルテージもグンとアガります。
ラストはデビュー曲にしてねごとで最もポピュラーな「カロン」。

イントロからそれまでには無かったoiコールが発生してクライマックスへ流れ込む準備が整います。
A、Bメロでジワジワ盛り上がってきたテンションが、サビと共に一気に開放されると、フロントではこの日最大のモッシュピットも形成されました。
ねごとファンはもとより、普段ドロシー現場では味わえない衝動を解放するかのように、ドロシーヲタクが次々と嬉しそうに突入していく景色が何とも印象的でした。

アイドルヲタがモッシュピットで楽しそうに踊る光景はある意味今回の企画の醍醐味なのかもしれないなと思いました。
#Sharpをやらなかったのだけは残念でしたが、ねごとの世界観をしっかりと見せてくれつつ、想像以上に熱いライブで場内の熱を一気に上げてくれました。

Dorothy Little Happy

今回はバンドとの対バンということでバンドセットの撤収があった為、アイドルフェスよりは間があきました。
せっかくねごとが渡してくれたバトンと熱気、それが覚めてしまうのが心配されましたが。。。

10分以上して、いつものSEからドロシーが登場すると、あの5人がフラットに並ぶフォーメーション！

これだけで場内はどよめきます。ドロシーの宣戦布告と呼ぶにふさわしい「恋は走り出した」始まり。

初っ端のカウンターコールからヲタのコールの大きさが半端ない！ねごとが残してくれた熱は冷めるどころか更に燃え上がっていました。
ボクらも７人くらいでこれまでにないロングジョイナー(^_^;)

とにかく全般通して今までで一番ってくらいのコールのデカさでした。

間髪いれずアイドル界のアンセム「デモサヨナラ」投下。
今日のドロシーの気合いが十分過ぎるほど伝わって来ます。

ボク達は上手側にいたんですが、るー推し2名、セキチィ、マサシくんは逆サイドまでダッシュしてるーなコール。
しかしこともあろうかるー推しのはずのヒロジマ氏が一目散にこうみんの元にダッシュしていくではないかｗｗｗ

まりワールド全開の落ちサビ、まりちゃんの歌声は相変わらず凄かった！からのぉ、「よっしゃ行くぞ！！」
この日のテンション開放もイデオン砲級の破壊力。とにかく序盤からヲタクのテンションがいつにも増して高いのが伝わってくる。

この日のセトリはバンドサウンドっぽい曲をチョイスしたということで中盤、まずはドロシー史上最も重厚なロックサウンドの「COLD BLUE」。ねごと顔負けのヒリヒリした熱さ、高橋麻里の歌声が鳴りまくります！

続いては、5人がグーの手を突き上げるポーズ！
おおぉ！！
ドロシーの誇るブラスロック「ソウル17」投下！「泳ぐゾ〜！」の声もいつにも増してデカイｗ
特に大サビのジャンピングoiコールは皆ガッツリ飛んでたなぁ。ｗ

攻めるドロシー続いてはドロシーのライブアンセム「ジャンプ！」
この中盤での投下は本当にこの日のドロシーはなりふり構ってないって感じが伝わってきました。普段のライブでは中盤戦はどちらかと言うと聴きモードの事が多いドロシーヲタですが、寧ろアクセルを踏み続ける快感を覚えてしまったようで、この曲の代名詞でもあるサビのシンガロングからの大サビのコール＆レスポンスの一体感が半端なかった。

やはり対バンの時こそ「ジャンプ！」という曲の力を凄く感じます。

ここ最近では最高の熱気に包まれた中、更にこの日のライブが殻を破ったと思わせてくれたのが、「2 the sky」
この曲の凄まじさは、推しジャンなどしないドロシーヲタのベクトルを楽曲のタイトルそのままに空に向かわせたことなのだが、この日の推しジャンは笑っちゃうほど凄かったｗｗｗ

特に2番で白サイ持った最前付近のかなでし隊が飛ぶと、呼応するように次のパートではボクの周りのチーム秋元が飛び出す。
ヲタがこんなに飛んでる景色、ドロシー現場では見た事無いｗｗｗｗ

落ちサビを歌った富永美杜は世界で一番カッコいいシンガーに一瞬だけ思えた瞬間だｗｗｗ
アウトロのこうみんラップまで、本当パーフェクトなアクトだった。

続いて投下されたのはドロシー最強のキラーチューン「nerve」前曲でのテンションをそのまま持ち込んできたお陰で、イントロの瞬間からヲタのテンションが壊れていくのがヒシヒシと伝わってくる。

オレのかなちゃんコールが皆いつも以上に汚いｗｗｗ
サビでは、最近すっかり鳴りをひそめていた前線参加がついに復活した瞬間！！
殆どモッシュ状態でモミクチャになって指を振りにいくフロントは、ねごとのカロンでの熱量にも引けを取らない。

やはりドロシーヲタもこんな盛り上がりを待っていたんだなって思いました。ドロシー現場で久々にミックス3番まで響いたしなｗ

そこからヲタのテンションを奈落の底に突き落とす「CLAP!CLAP!CLAP!」ｗｗｗ
皆苦笑いと共に半ばヤケクソ気味にウサミミジャンプ(^_^;)
白戸さんこれはギャグですよね？

本編ラストは「STARTING OVER」で締めました。

しかしアンコールを求めるドロシー！ねごと！コールが沸き起こります。

これに応えるようにドロシーが登場して、「諦めないで」を投下。

ドロシーよくぞ！やってくれたとばかりにドロシーヲタに思わず笑みがこぼれます。

ある意味対バンでこれほどアガる曲はあるまい。

DLHレッツゴー！を叫んで気持ち良くライブを締める事ができました。

ライブ終了後に再びねごとも登場して感想を一言ずつ述べていました。

ねごとはドロシーの事を「カワイイだけじゃなくて、カッコ良くて見惚れちゃいました。」とまたしても嬉しい事を言ってくれました。
「初日ということで歴史的な戦いを見せられたんじゃないかな」とも。

かなでしもリハの時から素晴らしかったと称えていました。
そして「ねごとさんのファンが優しく盛り上げてくれて嬉しかった」とリーダーらしいメッセージも。
「ドロシーファンは勿論優しかったですよ」と笑いを取るのも忘れずｗ

セットリスト

ナタリーさんより拝借

ねごと

ループ
Lightdentity
M.Y.D.
メルシールー
街
たしかなうた
真夜中のアンセム
シンクロマニカ
カロン

Dorothy Little Happy

恋は走り出した
デモサヨナラ
COLD BLUE
ソウル17
ジャンプ！
2 the sky
nerve
CLAP!CLAP!CLAP!
STARTING OVER
＜アンコール＞
諦めないで

ナタリーさんの写真付きレポはこちら。
http://natalie.mu/music/news/110595

特典会

特典会ではそれぞれライブの感想を言いましたが、みもには前日のマップイベで約束した進撃のDVDをあげたら凄く喜んでくれました。
それはいいのですが、その日以来、進撃の敬礼がこれまでのも増して酷くなって、この日まりちゃんとチェキ撮った後に脈絡もなく敬礼するばかりか、後日のイベントでもポーズ指定する間もなく勝手に敬礼しだしたりとか(^_^;)
ま、カワイイからいいんですけどｗ

ツーショット券が出たので記念にねごとのタオルを買ってからまりちゃんと撮影しました。

まりちゃんがタオル広げた手が自分の顔面にはいって、まりちゃんに平謝りされましたが、ま、それもいい思い出です。

総括

この日のライブで改めて対バンの醍醐味って予測不能の化学反応だなって思いました。
終演後のドロシーヲタとの打ち上げで、いつにない熱気で皆口々に今日は凄かった！って言っていたのが印象的でした。

自分もドロシー現場では久しく見た事無いほど、皆走って飛んで動いてたなって思いました。
先攻のねごとが熱いライブやってくれて、本当会場をいい感じで盛り上げて、そしてドロシーにバトンを渡してくれたのが本当に大きかったなって。
勿論それを受けたドロシーも攻撃精神を貫いた強力セトリで応戦、本当に熱いライブでした。
勿論ねごとのライブも最高で、オルタナティブロックやっぱいいなって思わせてくれました。

ねごととやれて本当に良かった！
ねごとファンもドロシーとやれてよかったと思ってくれてたらいいけど。

ライブ中のねごとのドロシーへの褒めコトバ、本当に嬉しかった。
更に、終演後、ツイッターやブログに凄く嬉しい事を書いていてくれていた。