Dorothy Little Happy premium Live 2014 at ZeppDiverCity Tokyo

ここ数日すっかり寒くなってすっかり夏が終わってしまったなぁといった感じです。

僅か1カ月前、ボクはこの夏一番熱かった場所にいました。


9/6、Dorothy Little Happyとしては結成以来初となる2000人オーバーの会場でのワンマンライブが開催されました。
遡ること5カ月前のツアー千秋楽で発表されたこのライブ、当初は集客も心配されましたが、バンドセクションの発表や、安定のTIFでのハイパフォーマンスの影響もあって、前売りはSOLD OUT一歩手前の「△」印が付くまでになって、当日の会場もほぼ満席といったお客の入りでした。

私はというと、連番者のまさしがA10番という物凄いチケを引き当ててくれて、川崎以来となるドロシー2度目のフロントローに陣取ることができました。
フィールドが℃-uteからドロシーに移ってもクソ番の帝王の名を欲しいままにする?自分が、僅か2回の最前がドロシー史上、1、2のキャパというのは何とも凄いことです(^_^;)


とヲタクはのんきなものですが、彼女たちはこのライブにかける熱意は並々ならぬものがありました。
それは日々のブログなどでも凄く伝わってきました。
だからこそせめて、オレも彼女たちに負けない熱意で臨もうと決めていました。


連番者のまさしに後ろにはまさっぺさん、1人挟んで同じ最前にえろらぶさんと知り合いも結構いた上に、開演前に談笑してた周りのヲタさんも良い人そうでとりあえず一安心w

そしていよいよDorothy Little Happyが始まる。
ニューSE、ニュー衣装で登場、そして新曲「Breaking through」をドロップして爽快に幕が上がります。
爽やかでいて推進力のあるキャッチーなロックポップ、5人のローテションも冴える如何にもドロシーらしいアクト。
初披露も関わらず、テンポ良くoiコールが湧くのはドロシーのステージアクトの良質さの証左でしょう。
今宵も楽しいライブになりそうな予感と期待で初っ端から胸いっぱいになりました。

続いては、そんな良い感じの空気を台無しにするクソ曲CLAP!投下wwイントロの瞬間「オイ!」と思わず叫んでしまいましたw
お決まりのWOW WOW WOW WOWのコールを入れた瞬間、客席に向かっていたバズーガーファイアー!
轟音と共に銀テープが舞うド派手な演出に度肝を抜かれました。
曲のクオリティはともかく、この曲が作る一体感はいつもながら素晴らしく、派手な演出とも相まって序盤から熱気が会場を包みます。

最初のMCタイミングで新衣装をまぢまぢと鑑賞。今回もチープな感じが、いかにもドロシーらしいのだが、同時にシンプルイズベスト、ヒラヒラっとした感じがドロシーの乙女チックをフィーチャーして実にカワイイ!
そして。。。みもπがスゲー!最前特権でガン見w
嗚呼、この衣装好きだって思ってしまったw


この日はミニアルバムが11月にリリースされることが発表されたばかりでしたが、序盤から新曲を数曲披露しました。「インマイライフ・フォーマイライフ」はまりちゃんのアンニュイなヴォーカルやワルツのリズムがこれまでのドロシーサウンドにはない新鮮な感じでした。
現在、宮城Honda Carsのタイアップソングにもなっている「週末だけのロミオとジュリエット」は衣装のスカートをヒラヒラさせた上品なダンスがとても印象的なアクト。

そんな中、今ライブ最初のピークはライブアンセム「諦めないで」でした。
5人でサークルを作る独特のフォーメーション、これだけでボクのアドレナリンはぶわっと吹き出ました。
イントロの唸るようなギターリフを合図に場内はDLHレッツゴーに包まれます。
毎度サッカースタジアムのような一体感は本当に痺れる。

秋元瑠海っ!!
早坂香美っ!!

ドロシーがアイドル界に誇る名サイドアタッカーの両名の名前を叫んで、ドロシーの誇るスタープレーヤー富永美杜のソロパートで青サイ握って全力ケチャブッ込めば、気分はチャンピオンズリーグファイナル!w

メンバーコールで一体感を作ってライブを盛り上げる、ドロシーライブらしい本当に素晴らしいアクト!

ただ、個人的な前半のハイライトはライゴーでした。
ここで最前特権発動!
Bメロで「アイツやキミやあの子が♪」の指差すフレーズでまりちゃんにバッチリ指差されて視線が合った瞬間ニッコリのまりちゃん!!
最前最高!誤爆バンザイ\(^o^)/


風はや、アジストは最前で遮るもののないステージでドロシーのパフォーマンスをじっくり堪能しました。
とりわけ印象的だったのはかなでしのダンスでした。
ドロシーのダンスはキレッキレッのことでも定評がありますが、かなでしのダンスはいい感じで力が抜けていて、キレがあるんだけどものすごくシャープ。それがアジストとか風はやのようなミディアムバラードでの秀逸の表現力を生んでいるのだなと感じました。
かなまりの沁み渡るヴォーカルと共にとても癒しのひと時でした。

MCではアルバムリリースの話や冬ツアー決定の話で大盛り上がりでした。
絶好調かなでしのでしクオリティも炸裂w

●´□`)ノ「(ライブ中新曲を聴けるかもしれないので)最後まで耳をダンボにして聴いて下さいね」
微妙な反応の場内。。。
●´□`)ノ「この会場もシケちゃったんだけど。。」
るーちゃん「最後のダンボは言わない方が良かったと思う。。」

るーちゃんにまで反撃をくらう散々なかなでしに場内も大いに笑かしてもらいましたww

それにしても冬ツアー、千秋楽は去年に続いて川崎。
2年連続ドロシーで、しかも地元でライブ納めができるなんて幸せ!

バンドセクション

今回のバンドセクション事前にファンからのリクエストを募って決定されていました。
1人5曲、自分のオーダーはこんな感じでした。

  • ソウル17
  • 恋の花火
  • 風よはやく
  • ジャンプ!
  • 恋をしてるの きっと


「ストーリー」でメンバーがはけると、まずはバンドメンバーが登場してステージ後方のバンドエリアでスタンバイ。各々が楽器をかき鳴らすと、ボクの脳内ルーレットは、バンドセクションのオープニング曲に胸躍らせながら「この曲かな?」とグルグルと回りだします。

やがて4ビートのドラムスと共に衣装チェンジしたドロシーが颯爽と登場すると、ルーレットはピタリと止まりました。

そ、そうか!!
ボクが初めでドロシーのライブを観て、そして一目惚れした楽曲!2年半の時を経ての再現にボルテージはググっと上がりました。

センターに据わったまりちゃんがやってやるぜ!と言わんばかりの野心的な視線をフロアに投げかける。
これが、オレの惚れたセンターボーカリスト高橋麻里の顔だ!!とゾクゾクしました。
かなでしの、TOSHI-LOW張りの宣戦布告w
「バンドセクション始めますよ!」
「ソウル17!!」

キタ!!!オレのテンションも一気にバースト!

場内はドラムに合わせてoiコールから泳ぐぞ〜!の合唱。
最前で全力でローリングして泳ぎましたww

メンバーのポージングがいちいちカッコいい!


ステージ後方にNANDEと照らし出される電飾の演出が高まる。

そして大サビのoiコールしながらのフロアを揺るがす一斉ジャンピングのグルーヴ感が半端ない!

バンド編成のソウル17...
2年半の時を経ても少しも色褪せない、いや更に熱く輝く神アクトだ!


バンドを従えて圧倒的攻撃性を帯びた「COLD BLUE」はドロシー史上最高を観測した音圧。まりちゃんのボーカル然とした吠えっぷりに震えました。

更にかなでしが「バンドで是非挑戦してみたかった」と言った後、曲名を告げて会場が歓声に包まれた「STARTING OVER」
バンド編成でバラードをこれほど期待されるグループもドロシーぐらいなものだろう。
そんな期待を裏切らないパフォーマンス、とりわけまりちゃんの無双ともいえるセンターボーカリストの貫録タップリの歌いっぷりは涙さえ出そうになった。

極上のロックサウンドと超絶カワイイダンスとヴォーカルで胸キュンシャワーを降らせまくった「恋をしてるの きっと」、この日予想されたバンド編成ではまずないだろうと思われていた「恋の花火」ではオケでは味わえないアンサンブルがたまらない。こうみんがリードする爽やかなAメロ、かなまりのリゾート感満点のBメロ、ドロシーヴォーカル陣が鮮やかな夏祭りの情景を浮かび上がらせる。
何て楽しいお祭りなんだろう!って。
一瞬たりとも気の抜けない、五感が釘付けのライブセクション序盤。

るーちゃん生誕祭

この日は9/9に18歳の誕生日を迎えたるーちゃんの生誕祭も催されました。
いつもはアンコール明けが定番でしたが、今回はこのタイミングでの実施。


場内は紫サイを点灯して、生バンド演奏付きのハッピーバースデーを皆で合唱。

「18歳になることでしっかりした大人になれるといいなと思います」と何故か笑いをかっさらうのも流石るーちゃん!

この日はドロシーファン以外にも多くのファンが集まってることを意識してのことでしょう。
生誕セレモニーはさらっと終わりました。。。

いや、終わってませんでいた。
ある意味最高のセレモニーが待っていました。

5人横一列の隊列を組むドロシー!

これを見た瞬間、何て素敵な生誕祭だと泣きたくなりました!

ドロシーに秋元瑠海ありを知らしめた、今や「デモサヨナラ」と並ぶ、ドロシーのライブアンセム「恋は走り出した」ドロップ!

知ってる人も知らん人もドロシーに合わせてボクらもトレインを作って応戦。
コール&レスポンス、アイラブるーの大合唱!
そして必殺のジョイナー!!

全てが楽し過ぎる!

この超絶アクトのクライマックスは秋元瑠海、魂の落ちソロ!


会場中が紫で埋め尽くされます!

バンド編成に場内の一体感はるーちゃん生誕というシチュエーションも加わって、ドロシー史上に残る名アクトになりました。

続けて投下したのも「colorful life」という言わばるーちゃん出世曲。セトリを考えたであろうドロシーメンバーのるーちゃんへの愛を感じましたw

この夏一番熱かった場所

るーちゃん生誕モードを一気に吹っ飛ばすラストスパート。
ドロシー屈指のキラーチューン「nerve」
BiS亡き今、このアイドル界のアンセムはドロシーとボクらドロシーヲタがしっかり引き継いでいかなきゃならない。
MIX、エヴィゾリ、接触プレイ、まぁジェントルマンが多い?(単に面倒なヲタが多いという噂もありますが。。。(^_^;))ドロシー現場でもこの曲は無礼講。
少なくともボクのいた最前上手側は皆いい感じで荒れてましたw


nerveで生まれた熱気は一気に空へと解放される瞬間!こうみんラップと共に「2 the sky」投下。
ウォォ!!多分オレのこの夏の沸点!
バキバキのギターサウンドにのせて颯爽と歌うみもの何とカッコいいことか!
最前でもみもで思いっきり推しジャン!ww
本当はるーちゃんパートでも跳びたかったけど、後ろのまさっぺさんとポジションチェンジしてボクは控え目に推しジャンw
間奏では周りのヤツらと肩組んで「行くぞー!!!」
そっから一気になだれ込むような疾走感が半端ない!フロア発信でステージに激しぶつけるコール、この熱量がたまらない!

そしてそれを受けてのみもの落ちソロが超絶カッコいい!!!
世界一美しいロックスター富永美杜ここにあり!!

ステージにもこのフロアの熱気が伝わったのでしょう。「イェーイ」とはしゃぎまくるメンバー。
最後は「せーの!」とバンドならではの締めがまたカッコ良かった。
こんなにはしゃぐドロシーを初めて見たかもってくらいテンション高いのが伝わってきました。


熱気も冷めやらぬ中、ドロシーメンバーからこの夏と今日このステージへの想いや、集まってくれたファンへの感謝を述べていました。
詳しくはナタリーさんのレポで全文載っています。
ドロシー、新曲連発DiverCityライブ大成功


まりちゃんの「私は歌うことが大好きです!」って言ってる時の笑顔、最高に可愛かった!
「これからも皆様に期待されるドロシーでいたい」とかなでし顔負けのしっかりとしたMCをするこうみんにはドロシーの未来を見た気がしました。
「これからも時間がかかってしまうかもしれませんが」といかにもるーちゃんらしいコトバ、ジーンとくるのと同時に、まだまだドロシーと一緒に道を歩んでいきたいなと思いました。

丁寧に頭を下げて感謝を述べるみも。本当はとてもマジメなみも。めっちゃ可愛いし何か凄く響いてくるMCでした。


そして本編ラストは「デモサヨナラ」


5月にこのDivercityで開催された@JAMのヘッドライナーを務めたステージで、この曲を9/6にまた歌いに戻ってくると語ったドロシー。
何ともドラマチックではないか!

ドロシーファンは勿論、恐らくアイドル界一有名なコール&レスポンス
「好きよ!」
「オレモー!」

この日の一体感も最高だった。

ドロシーの夢は終わらねえ!

そしてアンコール明け一発目「ジャンプ!」
この曲もドロシーの誇るライブアンセム。個人的には一番バンド映えした今ライブでもNo.1のアクトだったと思う。

アイドル現場、とりわけドロシー現場では珍しいサビのミラーのフリコピはロックっぽくてカッコいいし、何より大サビのコール&レスポンスからのシンガロング!

この街!この星!
夢!夢!夢!

やはりドロシーのライブは熱い!
絶叫してて涙でてきました。

ラスト、生バンドならではの、最後をひっぱってひっぱって「皆ジャンプ行くよ!せ〜の」


ジャンプ!!!

最高の景色だ!!


最後はかなでしがこの場所でライブをできたことの喜び、そしてファンへの感謝を述べていました。
最後に「でも私たちはここで満足したくない!5人で頑張っていきたい」
と力強いお言葉。

そりゃそうだ。ドロシーの夢はボク達の夢。


ドロシーの夢は終わらねえ!ってな!




そして本当のラストは新曲「それは小さな空だった」
まりちゃんのとても優しい歌声が印象的なバラード。

この日の、この夏の激戦を振り返って、感傷的になるにはぴったりの曲でしたw

最高のエンディング。


終演後は勿論周りの知らんヤツらともハイタッチ



ナイスライブ!Dorothy Little Happy!


セットリスト

  1. Breaking through
  2. CLAP! CLAP! CLAP!
    MC
  3. インマイライフ・フォーマイライフ
  4. どこか連れていって
  5. 諦めないで
  6. Life goes on
    MC
  7. 風よはやく
  8. ASIAN STONE
  9. 週末だけのロミオとジュリエット
  10. ストーリー
    バンドセクション
  11. ソウル17
  12. COLD BLUE
    MC(バンドメンバー紹介)
  13. STARTING OVER
  14. 恋をしてるの きっと
  15. 恋の花火
    るーちゃん生誕祭
  16. 恋は走りだした
  17. colorful life
  18. nerve
  19. 2 the sky
    MC
  20. デモサヨナラ
  21. ジャンプ!
    MC
  22. それは小さな空だった

みもり画伯の画

この日から始まったアルバム予約(^_^;)
この日の特典はみもり画伯のイラストがプリントされたステッカーでした。
オレ正直握手券よりこういうのが嬉しいw

宴会

じゃーん!!


結果的にドロシーでは最大の20名ほど集まりました。
ドロシーヲタのみならず、ひめキュンヲタのきっくーさん、はんぞーさん始めチームアプガの皆様、そしてもはや元ティーム℃-uteのよっさんw
皆様、このプレミアムな時間を共有してくれて本当にありがとうございました!

冬ツアーもよろしくお願いします<(_ _)>


勿論ドロシーとは乾杯していませんw

総括

Dorothy Little Happyというグループは改めて期待を裏切るグループだと思いました。。。
オレ結構期待してたんだよ?このライブ!

しかしまぁ。。あっさりとオレの期待値の遙か上を行ってくれちゃってww

決して派手さはない、だから爆発的に人気が出ることもない、本当歩みの遅いグループ。
だけど、これだけ真正面からたった5人でぶつかっていって、そしてこんなスゲーライブやっちゃうんだから本当ドロシーってグループ、ボクは最高にカッコいいなって思う。

確かに課題点もあったかもなとは思います。
バンド編成に関しては、全体的にバンドとドロシーの融合があまり見られなかったで、まぁ、それはドロシーのダンスをメインとするスタイル上やむを得ない部分もあるんでしょうが、「ジャンプ!」や「2 the sky」で見せたような融合を見せてくれたらもっといいライブになるなと思いました。

一方、新しく披露された4曲のクオリティはニューアルバムの期待をさせてくれるには十分でした。

だから、これだけのライブを見せてくれた後に、それでも尚思う。
かなでしの言ったように、ドロシーはまだまだこれからなんだと!
冬ツアーも本当に楽しみです。


☆ZEPP!!!!!☆
★ZeppDiverCity Tokyo♪
かなでし●´□`)ノ次へ。
伝えきれないありがとう★
*心いっぱいの!*

ドロシー、新曲連発DiverCityライブ大成功(ナタリー)
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楽しい夏、熱い夏、最高の夏をありがとう。
Dorothy Little Happy!