YJ presents 「ひめキュンフルーツ缶＆Dorothy Little Happy」SPECIAL LIVE＠TSUTAYA O-nest

すっかり放置してました。。。
前回更新してから会社が変わったり、弟の結婚式とか、そして何と言ってもドロシーツアーでの全国行脚と、色々あって中々更新できませんでした。という言い訳。
気が付けばドロシーツアーも千秋楽を残すのみとなりました。
ここまでの7公演、ライブはもとよりライブ後の打ち上げとかとにかく楽しい旅になりました。
このツアーについては日を改めて振り返ろうと思います。多分。。。

さて、本日はドロシーツアー前に書こうと思っていたライブ、今やボクの二大アイドルとなったドロシーとひめキュンが相まみえたライブを、今更感タップリですが、備忘録の意味も込めて振り返ってみようと思います。

東日本大震災から3年目にあたる3/11、ヤングジャンプの読者招待ライブとして、O-nestでドロシーとひめキュンの対バンライブが催されました。

パフォーマンス力、楽曲のクオリティ、そしてライブ感。この2組は地方アイドルというよりはアイドル界でもかなり突出したグループなんじゃないかと個人的には思ったりします。
いずれにしても大好きなドロシーとひめキュンの対バン、本当夢のようでした。

ライブ当選枠は200名でしたがドロシー、ひめキュン共におまいつさん達はしっかりいたし、それほど競争率は高くなかったようです。
後日のひめキュン定期の時、さくがMCで、ドロシーとひめキュンのファンがそれぞれ半々になるように当選していたことを教えてくれました。
応募時のアンケートは両グループのそれぞれ好きな曲と両グループから推しメンを一人書かされたので、推しメンで好きなグループを判断したんでしょう。
自分のアンケートの回答はこんな感じでした。

好きなメンバー(両グループから1名）：高橋麻里
好きな曲（それぞれのグループから1曲）：風よはやく(ドロシー)、バズワード（ひめキュン）

ちなみに、200名ご招待の触れ込みながら、ボクの整理番号は200番オーバー(;^_^
安定のクソ番バンザイヾ(｀ε´)ﾉ

入場時にアオハルで共演したみもりとまゆりんの2ショ写真が配られましたが、ライブ前に邪魔だったので折ってしまいました。。。

o-nestは2段になっていますが、最後の方の入場にも関わらず前段の段差前は結構スペースがあったので、そこに陣取りました。
後ろを見渡すと段差最前はほぼドロシーヲタのおまいつさんで埋め尽くされていましたｗｗ対してひめキュンのおまいつさんは結構フロントに参集していましたね。両軍の特徴が出てて面白かったですねｗ

開演前に前説で、みもりとまゆりんがグラビア撮影の時の制服姿で登場しました。

写真を撮った北條さんに司会進行役のYJスタッフも一緒でした。
撮影の思い出話などをして、まずはみもがライブ準備の為にはけましたが、この時初めてドロシーが先攻であることを知りました。

Dorothy Little Happy

週末にはいよいよツアーも開幕するドロシー、2月のねごと対バンでは、見事な化学反応からパンパンの会場をバーストさせた勢いをみせてくれるはず！と開演前から超ワクワクｗ

いつものSE（実はツアーではSEが変わった為、この公演が最後となりました）が流れてドロシーメンバーが登場します。一瞬の静寂の後、ジャンプ！のイントロが流れ出すと場内は歓声に包まれます。

やはりジャンプ！始まりは本当にアガります。ドロシーヲタはもとよりフロントのひめキュンヲタも一緒になってシンガロングして、会場を揺るがすような一斉ジャンプ。両軍をいい感じで温めてくれました。

続いて拳を振り上げるポージングにまたもや会場がどよめきます。「ソウル17」とドロシーの誇るクラシックの連続投下。
先日のねごと対バンでも曲順は逆でしたがこの曲を連続投下してました。

実は自分が初めてドロシーと出会った横丁祭でもこの曲順で連続投下していて、そういった意味でドロシー対バンの必勝リレー、ドロシーの気合が序盤2曲でヒシヒシと伝わってきました。

自己紹介MCでは白戸さんニヤニヤしながら

●´□`)ﾉ今日ここに来て下さっている皆さんは選ばれし方々です！

と場内の笑いを誘っていましたｗメンバーは口々にひめキュンと初対バンについて「やったことありそうな感じだけど意外に初めてなんだな」と口にしていました。

3/11は仙台出身のドロシーにとっては特別な日。かなでしは震災から3年たったことについて触れて、「沢山の方に声援を送っていただいて、仙台出身のドロシーリトルハッピーもこうやってライブをすることができてます。本当にありがとうございます。」
と感謝を述べていました。
震災から5日後のメジャーデビューシングルの曲紹介から「デモサヨナラ」が披露されました。
昨年の2ndツアー初演でも感じましたが、この時期に聴く「デモサヨナラ」はやはり重みを感じます。
Bメロの応援合戦はひめキュンヲタの支持を一身に受けてか、みもと並んでもはやドロシーのヴィジュアル担当こうみんが圧勝した印象でしたｗｗ

対バンで一層輝く「オレモー」という魔法のコールは場内の一体感を高めてくれます。
そして「オレモー」コールの陰に隠れがちですが、この曲はドロシーらしいキレ味抜群のダンスも本当に素晴らしい。特にサブセンのかなでし、みも組が本当に気持ち良さそう。
みもも「みんな大好き〜！」と場内を一層ヒートアップさせます。

中盤はアルバム曲中心の構成。スタオバではこれぞドロシークオリティという表現力のダンスと歌唱を披露すれば、アイドルポップの王道をぶち抜くストーリーではかわいく会場を萌えあがらせ、仕上げは破壊力満点の恋走。弾けんばかりの笑顔と全力疾走、更にメンバーがお立ち台に上がって煽ってくるので、コールの音量もすごかった。るーちゃんの落ちソロもパワフルだし、パワーが場内にみなぎる感じ、本当最高だった！

最後の曲となったLife goes on。
かなでしは、曲紹介では、震災直後に作ってもらった曲で、3年たって今では自分たちの思いをのせて伝えることができているんじゃないかと言っていました。

そして、
「被災した皆さんに心をこめて、聴いて下さい。Life goes on」

このフレーズにグッときました。
そこから陽気なイントロが流れ出すと、改めて被災地のドロシーだからこそ発することができる歌なんだと震えました。
この日ライブに参戦した多くのドロシーヲタが言っていたように、メンバー、とりわけ、かなでしの思いが伝わってきました。力強い眼差しで拳を力いっぱい突き出すその姿は、見てて本当熱くなりました

ひめキュンフルーツ缶

ひめキュンも先日の忘れらんねぇ対バンで生バンドをバックに超絶熱いバトルを展開しただけに、めっちゃ楽しみにしてました。
少しインターバルをおいてから、定番のSE(こちらも次の定期では新SEの為最後となった)から、これまたお決まりの「キミノミライ」投下。
ただ、お決まりでなかったのは、直前の公演でけがをしてしまった菊原結里亜を欠く4人編成であったこと。。。

それでも、まいまい、さくを中心にナイスカバーリング。「アンダンテ」「モラトリアム」とゴリゴリ押しまくる構成にめっちゃアガりました、合いの手も入れない、最小限のコールだけで、あとはフリースタイルでノリまくるひめキュンのライブアクトは本当に気持ちがいい。

まいまい、さく、まゆりん、ひめキュンボーカル陣は本当声も良いなって。ただ、ラップではやはりゆんちゃんを欠くことでパワーダウンは否めませんでしたが。

MCではひめキュンもドロシーと初ワンマンの事に触れていましたが、「細いし、白いし、女の子っぽい」とドロシーをベタ褒めしてました。

ここで、まゆりん「ひめキュンは愛媛から来たから、愛媛はミカンが有名だから。。。黄ばんでる」

ｗｗｗ

「みかん食べ過ぎたら黄色くなると思うよ！」
「そんなことないと思うよ！元からじゃない？」
「違うそんな話がしたいんじゃない！誰だよ？」

相変わらずひめキュンのMCウケるｗｗ

バラード曲のターンオブからのストロベリーのアゲ方は凄まじかった。この曲はひめキュンでも屈指のジャンプ曲だけど、この日はドロシーヲタもガンガン飛んでました。というか寧ろ普段飛べないせいか、ドロシーヲタの方が容赦なく跳んでた気がします。

この曲の代名詞でもある（と自分は思ってる）ゆんラップはほのたんが担当。それもあって、ほのたんリスペクトでこの日はほのたんで跳んでましたが、そしたらほのたんで跳んでるヲタが殆どいなくて、しかも跳んでるのがドロシーヲタばかりで若干焦りました(^_^;)

ここからひめキュンは対バンらしい代表曲を連続投下してきます。
イントロのジャンプも最高に気持ちいい「フリーノート」。まぢ名曲！最後は両軍入り乱れての左右に民族大移動、本当このアクトの多幸感は素晴らしすぎる。

かなでし始めドロシー内でも人気の「キラーチューン」は相変わらずヘトヘトになるほどパワフルなアクト。

その疲れた体に沁みるアルペジオの音色。

「皆さんは選ばれし者達ですよ！」と笑いをかっらるまいまいｗｗ
「選ばれし者達、最後まで楽しんでいきましょう！バズワード！」

痺れる曲紹介から、空前絶後に恋をしたのシンガロング。

ドロシーメンバーも大好きはサビのポージング、叙情的なメロディ、さくのCメロ。。。
何というか、バズワードのアクトは美しいなって。

アンコールはひめキュン側に特にやる人がいなかったので、いつものドロシーヲタが率先してドロシーひめキュンコールをしてくれました。
この辺はさすがドロシーヲタだなって思います。

再びドロシー、ひめキュンが登場して何故か学園天国。
メンバー皆楽しそうで、それはそれでよかったのですが、ほかにやる曲あるだろうと結構不評でしたが。。。

最後はひめキュンのエンディングSEでみんなでバンザイしました。

抽選会、挨拶

終演後はチケットの半券抽選会。各メンバーが引いて計10名（ゆんちゃんも事前に抽選していたようです）がメンバー全員とチェキを撮影できるプレゼント抽選会がありましたが、自分含めて知り合いは誰も当たってませんでしたね。

募集時の好きな曲アンケートで、それぞれの1位曲、ドロシーが「デモサヨナラ」でひめキュンが「バズワード」ということも発表されました。

最後は、ひめキュンとドロシーを代表してまいまい、かなでしが挨拶をしました。
●´□`)ﾉ大好きなキラーチューンも聴けてとても楽しかったです！
とひめキュンヲタをしっかり沸かせるあたり、さすがかなでしと感心してしまいました。

特典会

ドロシー、ひめキュンそれぞれ全員握手会がありましたが、殆どの人が両方の特典会に参加しているのが印象的でしたｗ
自分も例に漏れず両方に参加しました。

本日リスペクトのほのたんには、
ボ「ストロベリーでゆんちゃんのラップ、ほのたんだったよね！」
ほ「そう。結構難しいんだよね。私かよ！って感じだった」

ほのたん正直者ｗｗｗ

まゆりん大好きのみもには、
ボ「これひめキュンのタオルなんだよ！」
み「何で行ってるんですか！」
ボ「あ、色々勉強しようと思って。。。」
み「なるほど。勉強大切ですよね。」
みもがそう来るとは思わなかったから楽しかったｗ
他のメンバーとは普通の内容でした。ゆんちゃんとも話せて良かった。

セットリスト

Dorothy Little Happy

ジャンプ！
ソウル17
MC
デモサヨナラ
STARTING OVER
MC
ストーリー
恋は走り出した
未来への虹
MC
Life goes on

ひめキュンフルーツ缶

キミノミライ
アンダンテ
モラトリアム
夢見る世界
MC
Turn of the world
ストロベリーKISS
フリーノート
キラーチューン
バズワード
学園天国(Dorothy Little Happy／ひめキュンフルーツ缶)

総括

とても楽しかったのですが、非常に期待値が高かったゆえに、ライブの内容自体は少し物足りなさを感じたのも事実です。
少なくとも先日のロックバンドとのクワトロツーマンや、ドロシーに関して言えば、昨年のBiSとのツーマンほどの充足感はありませんでした。

振り返ってみるとそんなに悪いセトリではないのですが、「2 the sky」と「ストーリー」が代わっていればもっと違ったかもしれないし、「nerve」とか対外的に有名な曲もいれても良かったかなと思います。

ひめキュンに関して言えば、本当ゆんちゃんがいなかったことだけが悔やまれますが4人のカバーリングも見事なら、セトリも申し分なかったですね。MCを殆ど挟まないからスピード感も半端なかったし、特に対バン仕様のラストスパートは本当に素晴らしかった。事実この公演を境にひめキュン現場でもちょいちょいドロシーのおまいつさん見かけるようになったし、何か伝わるライブだった思います。

ま、一番の消化不良の原因は公演前後のトークとか抽選会とか。。。これなければもう2曲くらいできたはずで、そうすれば随分印象変わったと思うんですけどね。。。

ただそれでもドロシーヲタ的には良かったなって思えるのは、自分が知る限り歴代最高級のLife goes onが見れたこと。
本当かなでし筆頭に皆の気持ちを凄く感じるアクトでした。
この日はライブ前にかなでしやまりるーが3/11の事をブログで熱く語っていました。
3/11に真剣に向き合ってきたドロシーだからこその、そんな気持ちがひしひしと伝わるデモサヨナラでありLife goes onだったし、やっぱりドロシーというグループは心を震わせてくれるグループだなって思いました。

3/11になると被災地に向けて沢山のアーティスが沢山のメッセージを発しますが、被災地側の人間が元気だよってメッセージを発する場面って殆どないように思います。
そういった意味でも、ドロシーが3/11にライブすることはすごく意義があることだと思うし、この先何年も元気な姿を見せて欲しいなって思います。

そんなドロシーのやや重い空気の中、普段通りを貫いたひめキュンにも拍手を送りたい。
勿論3/11を意識していなかった訳ではない、それは公演後のユンちゃんブログのこんな表現からも感じられます。