矜持にかけて〜村上愛脱退に思うこと〜

先日、めぐこと村上愛の℃-ute脱退が発表されました。あの切れ味抜群のダンス、ちょっと鼻にかかった特徴的な歌声、圧倒的な存在感を見せるステージ、ちょっとした怖キャラを交えた可愛らしいMC、そして何より℃-uteメンと楽しそうに談笑する姿、もうめぐが見れない、そう思うと喪失感と絶望感でいっぱいになりました。。
同時にとても残念な気持ちにもなりました。めぐのパフォーマンスを目にする機会は、℃-uteヲタ以外は年数回程度しかありませんでした。それでも周りの他推しのうるさ方をも唸らせています。これから℃-uteの露出も徐々に増えてった時、私が常々ハロプロ屈指のオールラウンダーと称するめぐが、どれほどの賞賛を受けるのだろう。「どう？めぐってすごいでしょう！」まさに自慢の我が娘を見守るような心境でした。それだけに、この素晴しき才能を他のヲタさんたちに披露する機会が永久に失われたことは本当残念でなりません。
今回、事務所は何の前触れもなくサイトで脱退に関して告知してきました。この一方的な手法故、脱退理由に関していくつかの憶測が飛び交う結果となりました。憶測の大半を占めるのが、例の盗撮騒動の件。時期的にもっともな理由だ、と思うのは短絡的ではないでしょうか。まず学業に専念したいという理由。これに関しては一つの伏線と思われる事実があります。先日舞美嬢×栞ちゃん×ののというメンツでヘブンイベが開催されましたが、本来ここに出席する予定だったのは舞美嬢ではなくめぐでした。学校行事の為ということで変更になりました。確かに学校行事は大切なもの。そしてFCイベという仕事と天秤にかけても、めぐにとってはやっぱり学校行事が大切という結論でこの変更に至ったのでしょう。つまりこの時、めぐの中ではある程度気持ちの整理がついていたのかもしれません。ちなみにこの変更が発表されたのが、よなかさんの日記を調べたところ、9月19日。あの盗撮映像は、服装を見る限り、どう考えても10月以降に撮られたものに思えます。
℃-uteとなって1年半弱、めぐヲタとしては2年以上彼女を見てきた感想ですが、めぐを御しえるのはめぐ自身だけ。たとえ盗撮映像をつきつけられたとしても、もしめぐが℃-uteを続けていく意志があるなら「それがどうした！」と突っぱねていたことでしょう。めぐのステージやMC、そしてあの目を見ると、村上愛という女の子の強力な意志の強さがひしひしと伝わってきます。たかが盗撮映像ごときの圧力にめぐが屈するとは到底思えない。
では何故この時期か。これも憶測の域を出ませんが、本当は9月の段階で既に脱退したかったのではないでしょうか。ただし9月といえばメジャーデビュー、℃-uteの日とCutie Circuit 2006 Final、さらに翌月には℃-uteの命運を握るアルバムリリース。めぐの中ではアルバムリリースまでは、という思いがあったのかもしれません。そしてめぐがヘブンイベを欠席したのも、めぐ自身最後のステージが、80人限定の言わば限られた人しか参加できない場所ではなく、℃-uteヲタが一同に介すFCイベを選んだのではないでしょうか。それがめぐ自身のヲタへの感謝の気持ちの表れだったのかもしれません。
今回の脱退騒動を見る上で、銀河英雄伝説の名将、オスカー・フォン・ロイエンタールの最期がふと脳裏をよぎりました。陰謀により叛逆者に仕立て上げられることには耐えられなかった彼は、自ら叛旗を翻すことを決意する。結果彼は命を落とすこととなりますが、その矜持を守り通した生き様には多くの名将たちの心を打ちました。勿論視聴者たる自分もこの生き様に感動したものです。同時に矜持というものがどれほど大切なものかも。
話を戻しますが、今回の騒動、結局憶測でしか語る事はできません。憶測でしか話せないからこそ、めぐの矜持を傷つけるような、陥れられたような言い方、見方は絶対したくない。めぐは自らの意志で℃-uteでの活動に幕を引いた。そう信じてます。

未だに最高の1舞
℃-uteというユニットに対して、改めて思いを馳せてみました。真っ先に浮かんできたのは、メンバー皆がインタビューで「この8人で・・」を強調してたこと。℃-uteに対しての、そしてメンバーに対しての強い絆を感じます。ハロヲタを長年やっていますが、これだけの強い絆を感じるのは、中澤裕子が卒業し、5期メンが入るまでのわずか数ヶ月たらずのモーニング娘。とそのメンバー以来です。絶対的支柱だった姉さんが抜けたことによるメンバーのやらなければという結束。当時のGIRLS POPを読み返してみると、あのなっちが「この9人で。。」という言い方をしてました。ちょうど自分がヲタ活動を開始した時期です。今にしてみれば、この強烈な絆に共感して、モーニング娘。とハロプロに傾倒していったのだと思います。そして今や自分のハロプロ最後の砦となった℃-ute。やはり彼女たちの絆に共感している自分がいます。そしてこの絆をずっと育んできたのが、舞美嬢とめぐではなかったのだろうか。

舞美嬢とめぐが育んだこの絆で結ばれた娘たちを応援し続けること、そうすることで℃-uteヲタとして、そしてめぐヲタとしてのささやかな矜持は守られるような気がしました。色々考えましたが矜持にかけて℃-uteを応援しようと思います。
だから、めぐ、安心して自分の選んだ道を歩んでいって欲しい。そしてタマゴ割りが上手にできるようになった頃、また会おう！！

サンキュー　めぐ！お前の未来を愛してる！！

あとがき

今までで一番重苦しい文章だなぁ。。まぁそれほど重い出来事ではあった訳だけど。何かこの文でめぐにお別れしてるみたいですが、当ブログでは未練たらたらに、まだまだめぐは登場予定です。まだ見てないDVDのレビューとかもあるし、応援企画のレポも。。
ﾘ|*‘ヮ‘)|　＜あたしの最後の勇姿。ショボク書いたら呼び出しよ！！！
御意。。

というか、℃-uteメンが暴走して収拾つかなくなった時、
某リーダーは、
从・ゥ・从＜ちょ、ちょっと。。千聖、舞。。。。ねぇ。。
って頼りないし、
最年長者は、
ﾘl|*´∀｀l|＜えだ豆！！！
ってむしろ加担しそうだし、
ﾘ|*‘ヮ‘)|　＜五月蝿い！それ以上騒ぐと呼び出しよ！！
と、止められるのはめぐだけなんだよなぁ

ノk|‘−‘)＜めぐの身長抜かす！！！
ハイハイ。

℃-uteはやっぱにぎやかなのが一番★カナ。