GET UP!ラッパー
モーニング娘。7代目リーダーガキさんの娘。とハロプロからの卒業が1月2日のハロ紺で発表されましたね。
僅か8ヶ月程の短命政権となりましたが、この発表がされた時、今まで程の驚きはなかったそうです。
やはり殆どのハロファンはそう遠くない未来にガキさんの卒業来るということを覚悟していたんでしょうね。
5期メンは。。。自分は娘。を好きだった時代も5期の友情というものにそれ程惹かれるものはありませんでしたが、5期同様、5期ヲタの結束を見る度に、この4人を中心とした絆は凄いなと思いました。
だから後に色々な5期ヲタが5期の絆に一番近いモノを℃-uteに感じると言ってくれた時は嬉しかったですね。
5期の友情に思い入れはないと言いましたが、それでも例え推しじゃなくても5期自身への思い入れはあります。
というのも私がヲタを始めてから初めて加入した娘。メンバー。
当時5期は・・とりわけガキさんは本当にオドオドしてて、おまけにコネガキなんて一部の心ないヲタに中傷されて、当時国民的アイドルグループとして注目を浴びていた、あのレジェンドが集うメンバーの中でいつも小さくなってましたっけね。
ハロモニ。でフローラン・ダバディー(トルシエ監督の元通訳さんで現在はコメンテイターとして活躍中!)のマネをするも、姉さんに面白くないと一蹴されて、困っていたのは随分過去の事ですね。
それが今では「クソ生田!」なんて毒を吐く姉御肌ww
加えて、つんく♂Pが、「歌やRAPにもチャレンジし、この数年間はグループの歌唱の中心を担ってきてくれている新垣。」と称えたように、加入当時よりアーティスト寄りになった娘。の楽曲にガキさんの存在は欠かせないモノでした。
娘。を真のアーティストに押し上げたのは間違いなく高橋愛のチカラでしょう。
そして、ハロプロ史上に残る雲上アーティストがリーダーを務めながらその才能を存分に発揮できたのも、影で娘。を支えるガキさんの存在があったからこそだと思います。
愛ちゃんとガキさんの関係性を見ていると、世界チャンピオンになったなでしこジャパンの心臓でもある、澤と阪口のダブルボランチが思い浮かびます。
ワールドカップでMVPを獲得して、文字通り大会No.1の活躍をしたゴッド澤。ボランチでありながら彼女が攻撃的になれたのは、阿吽の呼吸で守備を支え続けた阪口の存在があったことは、チームメイトやサッカーファンのみならず、澤選手自身も認めています。
こういう人目につかない汗っかきは本当に集団を活性化してくれます。
ガキさんは正にそんな存在だったんじゃないかと思います。
マイマイがネタでラップをやっていましたが、アイドルグループの場合、ラッパーってのは得てしてメインを務めるような子はやらないものです。
ただ誰にでも出来るものではなく、相応のセンス、メインを張るのと同じ位のスキルが必要なのです。(だから℃-uteにはラップ曲はあるけど、ちゃんとラップできる子いないしね。。。)
だからメインほど目立たないのですが、抜けた時、初めて存在のデカさに気付くということは、ももクロちゃんのあかりんを見ても明らかでしょう。
個人的には、アイドルのアーティストとしての好き好きは、バックビートのノリ方、リズムの取り方に左右されてしまうんですww
この辺はロック好きなんですww
で、このノリ方が本当に気持ち良かったのは愛ちゃんだったり、りーちゃん、なっきぃ、桃、最近は愛理も。
舞美嬢は常にノってるので、それも好きですけどww
でも、圧倒的に自分好みだったのはガキさん。とにかく歌ってない時の間奏のリズムの取り方が半端ないです!!
こう言うところからも音楽的支柱だったよなと感じます。
本当に、娘。もHello! Projectもガキさん卒業後、愛ちゃんの時と同じ位正念場を迎えるんじゃないでしょうか。
期間がこれだけ短いので尚更です。
ただ、「陽はまたのぼりくりかえす」と言いましょうか、これまでもエースやエース級の卒業と新メンバーの育成を繰り返して成長してきた、娘。
今年のハロ紺を見て、その生命力に舌を巻きました。
僅か1年足らずで、先輩達を向こうに回してセンターを務めるやっしーには、華はないけど、歴代娘。のそれと同様のエースとしての貫禄が早くも備わってきたし、10期にもだーいしやくどぅと面白い子が加入しました。
新曲「ピョコピョコ ウルトラ」はカッコ良さを求める傾向にあるアイドルソングへのアンチテーゼともとれる、とにかくかわいくておちゃらけてて、でも凄く洗練されているこれまでの娘。にはない前衛的な匂いさえします。
長年娘。とハローを支えた5期が抜けてもやっていくだけの下地を十分備えているなと感じました。
℃-uteヲタとしても娘。の強さは頼もしい限りです。
だから、ガキさん、後輩の心配は全くしないで、ネクストステージに向かって思いっきり羽ばたいて欲しい!
そして、残りのハロプロ人生、存分に楽しんで欲しい!
今年の春ツアーは1公演くらいは遊びに行かせてもらいます。
その前に、今日のハロ紺東京最終日、ガキさんと一緒にロックしてくるゼ!!!