赤と青、世界を席巻

5月2日、3日と℃-ute大阪遠征していました。Circuit 2つにコンサート2公演と℃-ute漬けの2Daysでした(^_^;)しかし、この2Days、自分的にはスポーツ界でもビッグマッチが目白押しで、出発前に予約していきました。
で、夜行バスより帰還して、このビッグマッチを鑑賞しました。

クラシコ

まずは何と言っても世界中のサッカーファン注目のリーガ・エスパニョーラクラシコレアル・マドリード VS FC.バルセロナ。今年のクラシコは1位と2位、そして勝ち点82と78という他のリーグならとっくに優勝が決まっているほどハイレベルな首位決戦と、最高のシチュエーションが整いました。レアルのホーム、サンチャゴベルナベウ、しかもバルサはCL準決勝2nd Legも控えているとあって、面白い勝負になるんじゃないかと戦前は予想されていました。
しかしいざ蓋を開けてみると、6-2とバルサ圧勝。赤と青のユニフォームが白い巨人を完膚なきまでに打ちのめした。世界屈指のGKカシージャスをして、「ローラーに押しつぶされたようだった」とコメントを洩らしてました。それくらいの圧勝劇。かつて銀河系軍団と言われたレアルもそうだし、現欧州チャンピオンのマンUにしてもそうですが、スーパースター達を数多く擁した攻撃的なチームというのは毎年1チームくらいはあるものですが、今年のバルサが賞賛される理由は、その攻撃性がとにかく機能的であること。メッシ、エトー、アンリなんて生粋のウインガーでもない純粋なFW3人の共演自体が、現代フットボールでは不可能と思われていましたが、それが見事に融合して、結果として3人ともリーガ得点ランキングの5位以内に入る得点を挙げています。こんなことを可能にしたのが、現在世界一美しいサッカーと称されるスペイン代表の中核、いわゆるクワトロフゴーネスのイニエスタとシャビの存在。イニエスタの攻撃的センス、シャビのバランス感覚は3トップの影に隠れがちですが、3トップの3人以上にこの歴史的に見ても稀有なチームの重要なファクターになっていると思います。
正に今シーズンのバルサのサッカーは、
州 ・ v ・)<ファンタースティックやで!!!
从・ゥ・从<・・・

大一番で今シーズン最高のファンタスティックなサッカーを見せつけたバルサの試合を見るにつけ、自分はフットボールの歴史を見ているんだと感じます。
10年後、20年後に「オレは08-09シーズンのバルサが最もスペクタクルだと思うよ!!」そんな事を世界中の人が口にするんじゃないかと思えるくらい、とにかく今シーズンのバルサのサッカーは芸術だと思います。

THE BATTLE OF EAST AND WEST

そのクラシコ以上に燃えたのが、ボクシングIBOスーパーライト級タイトルマッチ。現チャンピオンにしてヒットマンの異名をとるイギリス人リッキー・ハットン。挑むのは、昨年ボクシング界のスーパースターデラホーヤに引導を渡した、アジアの、いや世界のスーパスターとなったフィリピン人マニ―・パッキャオ。


この東洋と西洋の戦いとも言われたタイトルマッチは激戦の中量級にあっても今年1番のビッグカードとして注目を集めました。パワーのハットンにスピードのパッキャオ。実力伯仲の両者の好勝負が期待されました。
しかしこちらも蓋をあけてみると、1Rに2度のダウンを奪い、さらに2R終盤に得意の左ストレートでTKOを奪ったパッキャオの圧勝。

場内では赤と青のフィリピン国旗が打ち振られました。アジア人ボクサーでこんな凄いヤツがいるんだ!と応援していましたが、もはやパッキャオにはアジアとかそんな枠は関係ない、純粋にとんでもないボクシングをやってのける凄いボクサーです。
このままいけば彼はシュガー・レイ・レナードロベルト・デュランらと並び称される伝説のボクサーとなるんじゃないでしょうか。彼のボクシングはバルサのサッカー並みにスペクタクルを感じます。

とにかくも、バルサクラシコ完勝にパッキャオのスーパーファイト、そしてファンタスティックな℃-uteライブ、本当に充実したGWを送っていますww