メロン記念日「MEGA MELON SINGLE MATCH」@東京厚生年金会館〜激闘の21ラウンド〜

今年現場納めメ紺に参戦してきました。連番は℃ヲタなのにまだ℃紺では一回も連番していない栞菜ヲタさん。
今回のグリッドです。

  • 夜:1階21列40番台

恐怖のロー天井ゾーンです。暑いし、妙に圧迫感ある、中々泣けてくるゾーンですが、割と中央よりだったので見やすさという意味ではいい感じ。開演が迫るとPA席には貴子姐さんが登場しました。
さぁ、1年ぶりのメ紺が始まります。
甘いあなたの味」「告白記念日」「電話待っています」といきなり懐かしい曲を3連発。MCを挟むと、
ジャジャジャン♪ジャジャジャン♪のイントロ。
え?もうやっちゃう!?
いきなりハロプロ最強のキラーチューン「This is 運命」を投下。
と、ここで初めて「SINGLE MATCH」というツアータイトルはそういうことか!と気付きました。
そう、今回のリストは娘。が春に敢行したようにシングル曲をずらっと並べるもの。しかも今回は完璧にリリース順だったのでメロン記念日の歴史を振り返れるというおまけ付き。
「運命」、「さぁ恋人になろうよ」と惜しげもなくキラーチューンを投下したかと思えば、「夏の夜はデインジャー」、「香水」では会場を一気にクールダウンさせるジーンとくる歌声。このメリハリ、本当メロンってスゲー!
メロン恒例のコンビMCは相変わらず長い長い(^_^;)ただメヲタじゃなくても、スゲー楽しく聞けてしまうあたりがこの方たちの素晴らしいところ。

長い長いMCの後は、会場がパッと赤くライトアップされると、ハロプロ屈指の名曲「赤いフリージア」。もう本当に涙が出てくるほど素晴らしい曲です。ここから始まるいわゆるメロン中期の楽曲群は珠玉の名曲揃い。
トランペットの音色も美しいムーディーな「チャンス of LOVE」やラテン風の情熱的な「MI DA RA 摩天楼」、ギラギラのディスコサウンド「涙の太陽」でガンガン盛り上がった後は、うっとりするほど美しいコーラスワークの「シャンパンの恋」。

このバラエティに富んだ楽曲群に加えて、長年培ってきたメロンのライブパフォーマンス、そしてそれを支えてきたメヲタ。音を通した会場のキャッチボールも実に心地良い。激しい曲はとことん激しく、しっとりするところはジックリと。
℃-ute紺のように「こいつ大丈夫か?」と思いたくなるような、メンバーの名前を絶叫しまくるような輩も皆無だし、何より音に対するリアクションがとても素直。自然と会場の空気に委ねられる安心感もあって、本当に楽しいし心地良い。

魅惑のステージの中でも度肝を抜かれたのは、「肉体は正直なEROS」。かつてヘブンイベで舞美嬢がそのタイトルを言うのをとても恥ずかしがってたのも印象的なのですがwwそのタイトルや話題となった間奏のM字開脚バカリが注目されて、とくにワンダ系のヲタにはあまり評価されていない曲ですが、この曲こそ、メロン記念日というユニットの魅力がギッシリ詰まっていると思います。

とにかく曲、歌声、ダンスが圧倒的にカッコイイ。艶っぽい歌声に妖艶なダンス、そりゃ℃-uteじゃマネできねーよ!!と℃ヲタも諸手を挙げて降参するしかないほど素晴らしい。特に今回のステージでは4人のシルエットがクッキリと映し出される演出もあって、鳥肌の立つほどカッコいいステージでした。

お願い魅惑のターゲット」はもう文句なく楽曲、彼女たちのライブパフォーマンスとも最高。マーシーはMCで「ロックフェスにでちゃったりしてもいいですか?」何て言ってましたが、このアクト、ほんと、どこのフェスに出しても全く見劣りしない。メロンはロックだよ!!と改めて感じてしまうアクトです。
本当来年こそはフェスでようぜ!!

今年唯一のシングル「カリスマ・綺麗」は最近のメロンには珍しく(?)振り付けがめちゃくちゃキュート。しかもこの可愛さは彼女たちのように年月を積み重ねた女性だからこそできる何とも言えない奥ゆかしい可愛さ。
ハードロックの後はこんなかわいらしい曲。本当メロンの振り幅ってどんだけ!!

本編ラストは最新シングルにして、マイケル・フォーチュナティーの名曲「GIVE ME UP」のカバー。こんなダンスミュージックでメ紺のしめってのも意外と斬新な感じがしました。


そしてアンコールは、シングル曲以上にメロンというユニットの重みが感じられました。「ガールズパワー・愛するパワー」「ANNIVERSARY」そしてラストは「ENDLESS YOUTH」惜しげもなくメロンアンセム群を投下して、これ以上ない終わり方。

本当「ENDLESS YOUTH」はスゲー曲だ。

リストはセンランより!

※昼は「THE 二枚目


こうしてシングルを振り返ってみて、同じようにシングルを並べた娘。春ツアー、正直半分以上は、今聴くとかなり微妙って感じだったのですが、メロンの楽曲群って、どの曲も全然新鮮だし、聴きたいなって思えるものばかり。

この辺が、結成以来ずっと固定メンバーでやれてる強みでもあるんだろうなぁ、と感じました。

本当文句のつけようのない素晴らしいライブでした。

やっぱメロンは1公演は見とくべきだな、と改めて感じると共に、「メロン記念部」への入部の意志も固まりましたww