木村カエラ パーラー木村 de ボブ tour@CLUB CITTA〜ロスタイムにこじ開けた扉〜
扉は開かれた!
10月25日(水)、キャエラ様のツアーファイナルが地元で開催!この日程が発表された時からどれだけこの日を楽しみにしていたか。。キャエラLIVEの素晴しさを知って欲しかったので、ヲタ仲間数名にも勧誘をしていたのですが。。10月初頭のまず参戦は大丈夫だろうと思っていた情勢が一転したのは、℃-uteイベ翌々日に配置された職場。連日の午前あがり、土日出勤。。今回は無理か。。腹を決めました。
話は25日朝へ。前日の徹夜明けから出社して上司の第一声に耳を疑いました。「ま、今日はヒマだから!」は、ヒマだからじゃねーよ!!早く言えよ!!!何でオレこんなとこいるんだよ!!!
リ|*‘ヮ‘)|<早く言えって話ですよ!!!
その通り!!!
とは言えチケは即日SOLD OUT。さすがにこの時期オクにも殆ど出回ってない。ま、無理か。。そう、いつもはそこで諦めがついたのですが、やっぱひたちなかでの眩いばかりのステージを見てしまったので、今回のツアーに関してはそう簡単には諦めがつきませんでした。18時頃退社するととりあえず会場近辺へ。一番の目的はタワレコ。キューティークイーンを取得する為に向ったのですが、そのタワレコとCITTAは目と鼻の先。未練たらたらで、会場へ。この時点ですでに開演時間の19時は回ってました。そこで、さらに未練がましく、会場近辺の写真を撮っていました。「チケットのある人は早く入場してください!」の係員の声。ここで無駄だと知りつつ、「当券ってないですよね?」と尋ねてみました。返答は案の定「申し訳ございません。本公演はSOLD OUTとなっています。」とのこと。「あ〜ですよね。」と一応確認できて踏ん切りをつけたその時、係員の直ぐ横の男性が、
「チケ売ってたら買います?」と声をかけてきました。「へ?」ひょっとしてダフ屋か?それでも願ったり叶ったりだ!と思って「いくらですか?」と尋ねてみると、その男性は「え〜と、当日なので5000円になりますが。」「へ?」そして男性は「ちょっときてもらっていいですか?」といって人目のつかないところに移動させられました。そこではチケットをもっている別の人が。この二人、バリバリのスタッフパスしてるし、どう見てもダフ屋には見えない。。
するとどうやら係員と思しき男性が説明を始めました。「本公演はSOLD OUT公演なので、本来なら当日券はありません。ただし、チケットをお持ちでいらっしゃることのできないお客様がいらしたので、特別にお譲りすることにしてます。あなたで3人目です。いいですか、こういうことは舞回行っていると思わないで下さい。それでは当日なので5000円、ドリンク代は別途500円かかりますが、よろしいですか?」
私はひたすらハイハイと頷き、そして扉をこじ開けるキー、すなわちキャエラ様のチケを定価で入手することができました!!
まさに開演時間直後のあの時間に行かなければ起こらなかった奇跡。粋な計らいをしてくれたツアースタッフには本当に感謝。ファンをないがしろにするどっかの事務所とは偉い違いだ。
いざ、LIVE
さて、急いで会場へ。ロッカーは満杯だったのでカバンを棚の上に置いて、ネクタイを外し、いざ出撃!と扉をあけると、爆音と共にTREE CLIMBERSを熱唱するキャエラ様が!
おお、いきなりか!!新曲でもあり、ゴリゴリなロックのこの曲がてっきり1曲目だとおもっていたのですが、後からセットリストを見て凹みました。
これが私を大いに凹ませたセットリストです。
- you know you love me?
- TREE CLIMBERS
- Twinkle
- Level42
- 誰
- Because
- C-hildren
- ROCK ON
- You
- Circle
- ワニと小鳥
- Whatever are you looking for?
- トゥリルトゥリルリカー
- BEAT
- Magic Music
EN1
- はちみつ
- リルラリルハ
- happiness!!!
EN2
- unite
てっきりやらなかったと思ってたyou know you love me?が1発目??この最強パンクソングを1発目にもってくるか??どうりで、Twinkleあたりでダイブしていた人がいた訳だ。すでに1曲目で出来上がってた訳ですか。。
ま、LIVE中はそんなことに気付くはずもないのですが。。
Twinkleの後はLevel42→誰というオールドファン垂涎のリレー。Level42の前くらいまで最後尾にいたのですが、さすがに周りのノリが全然よろしくないので、イントロが鳴り出した瞬間に前進。この曲はAメロのキャエラ様の声量に圧倒され、一転Bメロで静かにくすぶり、そしてサビで一気に爆発。このシンプルな構成がたまらないです。Hey! You Listen!の掛け声で完璧に入りました。誰はちょっとダークな感じの曲調がライブハウスにはぴったりの曲。サビでシャウトするキャエラ様はすごい迫力。会場も拳を突き上げて熱唱
人の 心 闇に 埋もれ 私 光 放て〜!!!!
C-hildrenは数あるキャエラ様ソングの中でも、個人的に最も洗練された曲という印象です。ライブでやると結構盛り上がらない曲でもあります。それは先のLevel42とは対照的にテンションが結構一定でガッツキ所が分かりずらいからでしょう。ただしLIVEはガッツクばかりが能じゃない。静かな歌いだしから8ビートを刻むドラムが入って、そのリズムに合わせてノルことのなんと心地良いこと!キャエラLIVEは激しい曲でガッツキ、バラードは聴く!だけではなく、こういうミディアムな曲で心地良くなれることも大きな魅力の一つです。
MCを挟んでキャエラが「次にやる曲はBEATのc/wで民生師匠の書いてくれた曲です」といってROCK ONが紹介されました。この曲は知らなかった(^。^;;
そしてYouのイントロが静かに流れ出す。キタキタキタ。イントロを聴いただけで鳥肌が立ちます。この曲は歌詞がめちゃくちゃいいので、その歌詞を味わうように熱唱してます。
なんて もろいんだ?
独りでは生きてゆける訳ないから♪
Circleを見て、このツアーはFINALなんだなぁと痛感。サビの部分では恒例のタオルをぶん回すプロペラをやりますが、今までの公演だとプロペラをやり出すタイミングが結構バラバラだったのですが、この日は大多数がIT's like a circleのフレーズで回しだしていました。私は当然タオルを買うヒマがなかったので、腕をブンブン回してました。
次の曲はキャエラが「私が大好きな曲です。最近嫌な事件とか多くて、自殺とかで命を絶ってしまう人がいるけど、生きていることが素晴しいんだよ。そういう思いを込めて書きました」といって紹介されたのはワニと小鳥。この曲も知らない(^。^;;
ギターとかはほとんど入らない編成で、静かに歌声に酔いしれてました。
ワニと小鳥が終わると、
想い 想われて 人は 通りすぎて〜♪
切々と歌いだすキャエラ様、
思わずガッツポーズ。後ろでは奇声を上げる人も。My FavoriteソングWhatever are you looking for?いつ聴いてもこの歌詞本当にやばい。何か辛いことがあった時にこの曲を聴くと泣き出しそうになってしまう。こんなセリフを言ってくれる娘いないかな〜(爆)
かかえこむ胸が痛んでいるはずでしょう
あなたの弱さも 受けとめてあげれるわ
伝えて どうか 私の中 すりぬけて
終わりの無い答えは無いから〜♪
想い 想われて 人は 通りすぎて〜♪
僕らは
Whatever are you looking for?
いつか出会える あの人を♪
そんな訳で、この曲はYou以上にひたすら熱唱。キャエラ様と歌ってるだけで幸せになれる最高の一曲。この曲を歌い終えるキャエラ様を見ていつも思うこと、ロックしながらもこんな暖かい曲を聞かせてくれる、キャエラLIVEって最強!!
ここでMC。キャエラ様が「後3曲だよ!」当然会場は「エ〜!!!」すかさず、「私だってエ〜だよ!楽しい時間はあっという間に過ぎるもんですねぇ」
ここでのMCだったか忘れましたが、地方公演に行ったときの面白いエピソードを披露してくれました。
「地方に行くと、まさかここに木村カエラがいるとは思ってない訳。それで駅とかに行くと、「あれ木村カエラに似てない?」「いや目だけ似てるけど違うよ」といった会話が聞えてくる訳。目だけ似てるって。。じゃ私は何者??」
また、女の子を応援する意味で、
「女の子もありがとう。ちっちゃいのに頑張ってるね!」とか
「(何かを言った観客に)うわ〜変態だなぁ!女性のみんな痴漢とかされてない?やばい?ちっきしょ〜きょうは男が多いなぁ!!w」
こんなMCにも男性陣大声援!!いや〜MCのキャエラ様は最高に可愛い!!
さて、ラス3は超豪華ラインナップ。まずはトゥリルで会場中で拳を突き上げる。続いてギターを装着して、BEAT。この曲もやっぱり拳を突き上げる!ラスはMagic Music。今度はみんなジャンプジャンプジャンプ。物凄い一体感のラス3でした。
アンコール
はちみつをしっとり歌い上げた後、お馴染みのイントロのリフ。リルラリルハ キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!私はこの曲が好きではありますが、特別好きってほどではないです。しかし、会場はこの日一番の盛り上りを見せたような気がします。やっぱりキャエラ様を真の意味でメジャーに押し上げた曲でもありますからね。
ラスはyou know you love me?と並んで定番のhappiness!!!この曲の始まりは、これまた定番でイントロが流れ出すと「皆さんの幸せを願って歌います。happiness!!!」ここでギターのリフが入り、そしてそれに合わせる様に、5個の巨大風船が会場に入りました。観客の頭上を風船が行ったりきたり、時折ステージにも風船が侵入し、それをエイッと押し戻しながら楽しそうに歌ってました。やがて一つの巨大風船が割れると、中からはBODYというキャラクターの顔が描かれた小さい風船がたくさんでてきました。これを見て他の風船も一気に割られて、たくさんの小さな風船が会場に舞いました。やがてその風船を手に持ちサイリウムのようにふりはじめました。前方の人は大多数が手に風船の状態。おかげで風船だらけでステージ見えねぇ。しかっし観客が風船を振り上げてるLIVEなんて始めてみました。ちょっと異様ではありましたが、とても楽しかったです。
さて再度アンコールで登場。1発目にyou know you love me?をやったことを知らなかったので、uniteがきた時、アルバムと同じ流れで最後にyou know来るかと思って少し力を貯めていたら、ここで終わってしまいました(^。^;;
祭りの後
今回劇的な形で会場に入ることができて思ったこと。会場推しは無駄ではない!!ハロの現場で会場推しをする方を良く見かけます。グッズ目的もあるでしょうが、中には本当にアーティストが見たいのだけど見れなくて、せめて会場だけでも!という具合に。ひょっとしたら最近のハロでは純粋にアーティストに魅かれて会場推しをする人は少ないかもしれませんが。
今回のLIVEは今までにもましてMCが楽しかったです。ステージ内容は今回も大満足。現場推ししてまで入った甲斐はありました。
公演終了後、さんざん誘っといて、前日にも最終確認をして「断念」と答えたにも関わらず、参戦してしまったことに対して、某ゴチヲタさんにお詫びと自慢の入り混じったメールを送りました。この日もキャエラ様は素晴しくロックしてましたよ!次回こそは是非とも、この最高のステージの招待したいものです。