Ergo Proxy


深夜アニメをたまに見ますが、基本的には暇つぶし。何話も連続して観た番組なんてもう何年もなかったのですが、今、WOWOWで放映中のErgo Proxy(エルゴプラクシー)という番組にかなりはまってます。舞台はロボットと人が共存する未来。その中で、感情を必要としない楽園ドームシティ「ロムド」という都市があるのですが、この世界観が、やっぱりはまっている漫画「銃夢」の「ザレム」という都市と非常によく似ています。
そういえば、以前はまってた「DTエイトロン」というアニメもデータニアという閉塞した空間が存在して、どことなく似た世界観でした。もっともエイトロンに関しては、作品そのものよりも主題歌だったDragon Ashの「陽はまた昇りくり返す」に猛烈にはまって、その惰性で見ていた気もしますが。。陽はまた昇りくり返す以上にインパクトのある曲は、それ以降未だに出会ってません。
エヴァなどもそうですが、これらの作品に共通しているのは「我思う、ゆえに我あり」というデカルトの思想が大好きそうなところ。主人公が今置かれている世界に疑問を持ち、世界は?自分は何者?と答えのない問いを自問自答するようになる。。はっきりってグチャグチャした世界ですが、そこを作品として破綻させない為に、世界観はめちゃくちゃマニアックながら、物凄くしっかり練り上げられているんですよね。こういうマニアックな作品好きなんでしょうね(^。^;;
エルゴがどういう結末になるのか本当に楽しみです。エヴァのような、最後までぐちゃぐちゃしたしょっぱい終わり方だけはご勘弁です。。