Party Rockets 定期ライブ vol.6@SHIBUYA O-nest

もう1ヶ月程前のライブになりますが、俺流進撃の夏の始まりにもなった、自身初のパティロケワンマン、7/26に開催された第6回定期公演を振り返ってみようと思います。

当日は18:30開演だったので当初は30分程遅刻して望む予定でしたが、やっぱ最初から見よう!と思い17:30で会社を早退してギリギリで開演に間に合いました。

会場内は燃料(パティロケヲタの呼称w)のこーじさん他、のぐさん、つよしさんにたっちゃんとチームドロシーな方々も多数いらっしゃいましたw
皆TBC夏の陣で相当やっつけられた模様です。

ワンドリンクは勿論ビール!ライブ前の1杯至福のひと時です。

いよいよライブ開始。と、イントロがかかった瞬間、テンション上がり過ぎてアドレナリン大量放出!
超攻撃的なイントロ、あかりちゃんの掛け声と共に投下された
弾丸ハイジャンプ!!

こうめちゃんパートでのっけからかます、こ、こ、こ、こうめコール。
やっぱこのコールいい(≧∇≦)b
凄まじい疾走感に場内のテンション、早くもふっ切れそうです。
間奏部で自己紹介する演出も◎なら、こうめちゃんの落ちサビで、皆フロントスペースに参集してケチャをぶっかますお約束の光景も最高www

そして圧巻はあかりちゃんの「跳ぶよ!」の号令と共に、何と16連続ジャンプをかますラストスパート。
16連続なんて前代未聞(^_^;)勿論ヲタも跳びます。

とにかく激熱のアクトは、今夏の沸点じゃないかとさえ思えます。

続いてはB♭の「NO:ID」
このアイドル臭ゼロのR&Bで会場は一気にクールダウン。
ステップワン仕込のクオリティの高いダンスと、パティロケのエースこうめちゃんのこれまたハイクオリティのヴォーカルが光ります。
まりちゃんとはまた違った魅力ある歌声のこうめちゃん。数年後はアイドル界最強になれる逸材とさえ感じます。


一転、ゴリゴリしたサウンドで攻める「日常ドリーマー」
メンバーの低音ヴォイスが不穏さを醸しだしてカッコイイ。こうめぇ〜とかメロディに合わせたメンバーコールもセンスを感じます。

MCを挟んで「ママには言えない」も重低音が響く不穏さ漂うハードロックナンバーですが、ヲタも腕さえも殆ど振り上げないで、体をゆすりながらひたすらノル。楽曲の雰囲気がいい感じで保たれてて、思わず痺れました。

前曲とは対照的にビートのギアを上げる「REVOLUTION」。そのビート感をハンドクラップで盛り上げる会場の空気もイイ。
オレのwはるちゃんのシャウトも結構カッコいいんだよねw
ラストのoiコールかまし続けるとこ、このライブ感は半端ない!

そしてMr.Bigのヴォーカリストエリック・マーティンの楽曲提供で話題になった「MIRAIE」
重厚なイントロと、サークルを作るフォーメーションも相まって、とにかく荘厳でカッコ良過ぎるオープニング。

この重厚さに呼応するように、力強いダンスでこの楽曲を表現します。何と言うか、キレとかそういうものだけじゃない表現力、STEP ONEクオリティを感じます。
オーラスのメンバーの煽りとヲタのoiコールの応酬も痺れますね。メンバーも首ガンガン振って、そしたら、俺もガンガン振るしかない。
って、ことでこのアクトが終わると超首が痛くなる(^_^;)


パティロケ初の「スタートライン」は、アコギの音色がとてもキレイなカントリーチックな感じ。
これぞロックバラードと呼べる名曲。サビの4人のコーラスワークもとても爽やかです。等身大の歌詞も相まって、胸にジーンとくるアクトです。
こうめちゃん以外のメンバーの歌唱力がアップすれば、もっといいんだろうなぁと思いました。

曲終了後は、8/15で1周年を迎えるパティロケが気持ちも新たにという思いも込めて歌いまいたと、こうめちゃんから紹介がありました。
1周年定期の告知もされました。

続いては曲目が告げられた瞬間ドロシーヲタがニヤっとしてしまった「High So Jump!」
言わずと知れたドロシーの楽曲ですw
ハードロックで攻めたこれまでの会場の空気を一転させる陽性オーラ全開サウンド。このライブでは初のオーイングも登場しますww
色々な意味で良いアクセントになりましたが、この曲。。。とにかく長い(^_^;)

「絶対♡LOVE」はCD音源で聴いた時はそれほどこなかったんですが、ダンスが付くととても激しくて面白いアクトでした。
「Shy Shy Love」もクールなR&Bナンバーですが、こちらはクールな曲調とはるちゃんのハニーヴォイスのギャップがクセになる感覚です。
ここのダンスも相当カッコイイです。

デビュー曲「初恋ロケット」は、安定のキャッチーさ。この曲は他の曲に比べて振りコピが多いのも印象的でした。
イントロのリフは本当カッコイイです。

「輝くあなたが好きだけど」はこのライブで一番毛色が違う感じがしましたね。
メロディラインが思いっきり歌謡曲チック。手をヒラヒラする振りもこのライブではかなり異色でしたw
ただそこにガンガンギターを被せてくるのがいかにもパティロケらしい音作りですが。

新譜のc/wでもある「ROCKIN’HORSE BALLERINA」は木村カエラの「喜怒哀楽 plus 愛」よろしくな疾走感溢れる超攻撃的なリフが最高に心地良い。
Bメロまでのマイナー調から、サビで一気にメジャーに転調する解放感も半端ない。それに呼応するようなハンズクラップとoiコールの嵐も凄いです。
ただバレリーナというタイトル通り、実はサビでバレリーナチックなダンスをしていたりするんですね。この芸の細かさも素晴らしい。
そしてヲタ泣かせのアクトでもあります。
GET DOWN!の掛け声と共に一度しゃがんで、そっからジャンプ!
これを終盤では4連続でかましてくるんです。この屈伸運動は相当応えます(^_^;)

そしてライブも終盤、イントロが流れた瞬間、一発目の「弾丸ハイジャンプ」以上に大歓声が上がったのが、新曲「セツナソラ」
自分も周りとガッツポーズしたりハイタッチしたりしてました。
MVも公開されて、その楽曲のクオリティに、皆本当に楽しみにしていた1曲だったことが伺えます。

この楽曲の何よりの魅力は初期Buono!を彷彿とさせる、アイドルポップとロックをストレートに融合させたメロティとダンスが凄まじくカッコカワイイ!!
特にサビの弾けるようなステップやサークルやってるとこなんか最高に可愛いし、はるちゃん始め歌ってる皆の表情がめっちゃカワイイ!
このアクトの多幸感は本当言葉で言いつくせないほど素晴らしくて、会場にも沢山の笑顔が咲きます。


最近オーラス曲として定着してきた「RAINBOW!」は今ライブでもラストに登場。
ハードロックなパティロケちゃんが放つ超ド級の青春パンクです。

前曲の「セツナソラ」同様、歌ってる皆の表情がとにかく明るくてカワイイ。パティロケはマイナー調の曲が多いから、どうしてもクールな表情が多くなってしまうのだけど、こういうアクトで不意に魅せる笑顔の破壊力が半端ないのです。
パートをほぼ完全4分割した構成、タオルブン回したり、サピのコール&レスポンス、勿論パンキッシュなメロディラインは皆の背中を後押ししてくれます。メンバー同士のそしてメンバーと会場の一体感がとにかく素晴らしいラストにピッタリのアクトでした。

アンコールは7/20に誕生日を迎えたふみちゃん聖誕祭。
ふみちゃんコールとイメージカラーの青サイが場内を埋め尽くします。

メンバーはマフラータオルを首に巻く永ちゃんを彷彿とさせるロックなw感じで登場します。
MCでは皆からふみちゃんへ、ふみちゃんから皆へのメッセージが送られました。
何だか昔のメロン記念日のライブみたいに長かったですが(^_^;)
その中でリーダーこうめちゃんに対して「こうめちゃんの涙は皆の涙を誘う。ズルイよ」といった主旨のことを言っていたのがとても印象的でした。
確かにリーダーとしてエースとしてグループを引っ張るこうめちゃんの頑張り半端ないもんなぁ。

こうめちゃんがアンコールはこの曲でと、再び「セツナソラ」
アンコールありきじゃない、本当にアンコール貰って、また新曲を披露しちゃう、こういうところのライブ感も半端ないんですよね。

セットリスト

  1. 弾丸ハイジャンプ
  2. NO:ID
  3. 日常ドリーマー
    MC
  4. ママには言えない
  5. REVOLUTION
  6. MIRAIE
    MC
  7. スタートライン
  8. High So Jump!
  9. 絶対♡LOVE
  10. Shy Shy Love
    MC
  11. 初恋ロケット
  12. 輝くあなたが好きだけど
  13. ROCKIN’HORSE BALLERINA
  14. セツナソラ
  15. RAINBOW!
    〜アンコール☆ふみ生誕祭〜
  16. セツナソラ

こうめちゃんブログより
(*´艸`*)第6回定期ライブ最高*♪


総括

打率の低いアイドルロックを聴いてきた自分は、メロン記念日は別として、アイドルとロックは別物、ましてライブとなれば尚更なんだろうな、そういう諦めというか割り切りみたいなものがありました。
ところが最近色々なアイドルを見て、決してそうではないと思うようになってきました。

特にこのパティロケはエリック・マーティンの楽曲提供でも分かるようにハードロックを標榜するグループ。
ハードロックでこれだけの楽曲の打率の高さは初期Buono!を彷彿とさせます。
加えてヒカリモノも聖誕祭以外はほぼ皆無だし、それこそメロンの斉藤さんの名言「皆さんの声と拳が必要です」の通り、拳振り上げてガッツリコールしてライブを作っていく、そのライブ感がたまりませんでした。

欲を言えばパティロケの現場は少し行儀が良過ぎる傾向にあるので、研究員みたいにもっとガツガツいっても自分はいいんじゃないかなと思いました。
まぁ、その辺もステップワンクオリティなのかもしれませんが。


o-nestという会場は本当に小さくて、平日ということもあって客の入りは150もいない感じでしょうか。
あれだけのライブにしてはあまりにも少ないお客だなって思います。

次回は8/31に同じ場所で、定期ライブがあります。
1周年感謝ライブということで更に熱いライブが期待できるんじゃないかなと思います。
土曜日開催ですので、興味のある方は是非覗いてみて下さいな。