反骨精神こそボクの原点...でし!〜二つのアニバーサリーを振り返りながら〜

本日2月21日は℃-uteのメジャーデビュー記念日らしい。。

らしいというのは舞美嬢のブログを読んで思い出しました。
おめでとう!

毎年書いていますがボクはこの日には特に思い入れはありません。
そもそもメジャーデビューってのも実は間違いで℃-uteの本当のメジャーデビュー(と当時言われていたのは)2006年の9月6日のキューティービジュアルリリース日なんですから。
そのご招待イベントが最初の℃-uteの日だった訳ですね。

という事実以上に、その3日後の2月24日、言わずと知れた℃-ute初ライブと2005年6月11日以降の歳月、℃-uteの礎を作ったこの時間の方がボクにとっては遥かに貴重なものであったから、この2月21日というのはどうしてもそれほど大切な日とは思えないんですね。

ただその歳月があったからこそ生まれた、そしてその後の歳月をかけて皆で作ってきた℃-ute最強のロックアンセム「JUMP」が生まれた日ということでは、やはり特筆すべき日なのかもしれません。

この℃-uteの魂ともいうべき曲が前回の春ツアーで途絶えた時、℃-uteスタッフは何を考えているんだろう?と思いました。
ステデゴでバカ騒ぎすればOKなのかい?と。

しかし、最近ドロシーのある曲に対する思いを読んでいたら、考え過ぎなのかもしれませんが、JUMPをやらなかった理由っていうのが何となく分かった気がしました。

ある曲と言うのは、ドロシーファンのみならず、多くのアイドルファンに「オレモー」というコールと共に親しまれている「デモサヨナラ」です。

ドロシーの象徴とも言うべくこの曲ですが、今年はアイドルフェスでは全く歌っていないそうです。
それどころかクロスカバー曲としてBiSに提供までしてしまいました。

この事について、MARQUEE誌のインタビューでメンバーが語っていました。

ダーリーのかなでしは

やっぱり2013年最初のライブということで、今年のドロシーの方向性を見せたかったんです。
(中略)
いつまでも"デモサヨナラ"に頼ってはいたくないので。

ドロシーの歌姫まりちゃんも

大切な曲だからこそ、やっぱり頼ってられないなと思います。出し惜しみじゃないんですけど、毎回やってもいいと思うんですけど、ファンの方にもすごく愛されている曲だし、私たちにとっても大切な曲なので、
(中略)
もっと成長したドロシーで"デモサヨナラ"を歌ったら、もっと多くの方を感動させられると思います。

大切な曲だからこそ頼れない、そしてもっと成長してさらに感動を与えたい。。。

℃-uteのツアーでのMCを聴いていても、そんな思いがあったんじゃないかと思います。

そしてドロシーはデモサヨナラだけじゃなくて、常に自分達の曲と向き合って、少しでもよい歌を届けようと努力をしています。

℃-uteもドロシーも1つのステージをとても大切にするグループですが、ドロシーはより歌を大切にするグループだと自分は感じています。

勿論℃-uteにも愛理だったりちっさーだったり歌にこだわっている子はいますが、ドロシーはグループ全体として歌への強い思いが感じられます。


自分が一聴き惚れしてしまった「風よはやく」・・・
この曲が生まれるきっかけになったのは、その前の作品のイベントでエースのまりちゃんを体調不良で欠いた事にあるとかなでしが言っていました。
誰か一人に頼っちゃいけない、全員で歌えるようにならないと、と。

果して、℃-ute程の迫力はないんですが、5人のナチュラルなコーラスワークがとにかく心地良い名曲が生まれました。

自分たちで積極的に作詞に関わっているのも、歌で伝えることへのこだわりの証左でしょう。


そんな彼女達の思いがたっぷり詰まった1stアルバムが2月20日に発売されました。

Life goes on

Life goes on

まだ手元に届いていないので偉そうな事は言えませんが、ライブも含めて一応全部聴いた事はあるので、だいたいのクオリティを把握しているつもりです。

とことん楽しくなれる曲から、涙がこぼれるほど感動しちゃう曲、痺れるほどかっこいい曲まで。。。色々な形の14の幸せが詰まった紛れもない名盤だと思います。


初のフルアルバムリリースにデビューから2年8ヶ月の思いがたっぷり詰まった、リリース日の彼女達のブログは涙というよりは、とても爽やかな感動がありました。
★Life goes on♪
かなでし●´□`)ノドロシーの物語は続いていく〜Life goes on〜
自分たちのアルバム★
*Life goes on*
☆ついにきました☆


何を隠そう、ドロシーへのモチベーションというのは、6年前の今頃の℃-uteへのそれと非常に似ているんじゃないかと思っています。

当時から圧倒的パフォーマンスと素晴らしいライブをしていた。。にも関わらず周りのハロヲタを始め、多くの人は聴いてくれもしなかった。
振り向いてくれなかった。

こんなに真面目に一生懸命、それも熱いライブやってるグループがなんで!!
今に見てろ!応援してなかったこと絶対後悔するからな!

なんて、ある意味℃-uteを無視し続けた周りへの反骨精神からってのもあったんですよねww
だから当時は℃-uteと対極に語られてたベリを自分はかたくなに拒絶していました。

まぁ、今となっては笑い話みたいなもんですがww

同じように、今のドロシーも圧倒的パフォーマンス力に、熱いライブ、℃-uteも羨むハイレベルな楽曲にも恵まれてるのに、まだまだ殆どのハロヲタには見向きもされないのが悔しくて仕方がない。

そんな思いもあって、今ドロシーを猛烈に応援しているんですよねww
ま、単純に楽曲もライブもめっちゃいいし、皆カワイイから!ってのが一番の理由ですけどねww
それもある意味℃-uteと一緒♪


ただ6年前と今とでは1つだけ違うことがあります。


6年前から自分は℃-uteこそアイドル界最強というのを信じて疑いませんでした。


しかし今のドロシーはアイドル界最強ではない。。

それは℃-uteがいるから。。

そこはわきまえているつもりではいますw
「今」は、ですけどね。

ミモ様やるーちゃんはアルバムリリースを「夢に一歩近づけた気がする」と言っていました。

この1stアルバムリリースが夢への第1歩となって、少しでも夢へ近付いて欲しいと思います。

そして℃-uteは、気持ちも新たにチーム℃-ute一丸となって、夢へのラストスパートをかけて欲しいと思います。
それは春ツアーというロングスパートになりそうですが、その早貴には必ず夢の実現が待っているはずです。


さ、武道館へ行くでし!!