初日!

いよいよ待ちに待ったシュガースポットが初日を迎えましたが、幸運にも初日を劇場で迎えることができました。

舞台の初演とは本当に縁がなくて、今まで観劇したのって「らん」くらいなんですよね。
ま、今回の舞台は「らん」に勝るとも劣らない期待値という事なんです。

仕事終わりに駆け付けたのでいつもの如く開演ギリギリとなってしまいました。
早速日替わりとパンフレットを購入しようとしたところ、パンフレットは11/27以降の引き渡しで、その受付をしていました。
売り切れたのかと思いきや、どうやら発送が間に合わなかったようです。

座席は、ヒロジマさんがベリキューイベントに参戦する事で譲り受けたチケだったんですが、E列中央と舞台を見るには絶好のポジションで、全体も見えるし、表情も見えるし最高の席でした。
オマケにベリキューイベでたまたま隣だった千奈美ヲタの方が、またまた隣にいてビックリ!「どうも!」って声をかけられてもヲタTを着てなかったので最初分かりませんでしたが。。


さて、舞台ですが。。まだ見てない方が殆どだと思うのでネタバレは無しです。

とにかくめちゃくちゃ笑って、そして少しホロっときてしまう、ポカポカなれる舞台でした。
塩田作品でこんだけ笑った事ないんじゃないかってくらい笑った気がします。

そして、涙涙の感動作という構成ではないんですが、終盤のたった一本のキラーパスで涙腺が決壊させられてしまいました。
初見からあんな涙を流したのも寝るキュー以来かな。
本当笑いと涙のバランスが絶妙でした。

相変わらず塩田さんの脚本は素晴らしいですが、今回は塩田さんの本にしてはすこし大味の気もした分(そのダイナミックさがこの作品の魅力でもありますが)、逆に一人一人の演技が際立ちました。
脚本よりも、一人一人の個性的な演技がこの作品の世界観を形作った印象を受けました。


ちぃ、ななみん、カリンちゃん、そして舞美嬢、4人の個性が遺憾なく発揮されて舞台を彩っていました。
正にファンタスティックフォー、本当このキャストで良かったと思います。

塩田さんのブログでも書かれているちぃの持って生まれた笑顔とパーソナリティ、そして寝るキュー以来舞美嬢が舞台で培ってきたものが凝縮されているようにも感じました。

そんな二人が絡み合う舞台は。。塩田さんが腐心したという二人の関係性が実に気持ち良くて清々しかったです。
親友だからとそれを舞台にそのまま持ち込むのではなく、絶妙の距離感を保ちつつ、でも二人の個性を遺憾なく発揮してくれていました。

その二人をある意味繋ぐ将護さんは間違いなくこの作品の要。今までの将護さんとは全く違う演技にはただただ驚きました。


観劇したあと「いい舞台だったなぁ!」って思える作品でした。
個人的には過去の塩田作品でも1,2を争う作品です。


是非一度はご覧になって下さい!