Dorothy Little Happy Live Tour 2012『飛び出せ!サマータイム』@X-HALL〜最高級のRockin Girls〜

先週の日曜にドロシーLIVEツアーの初日に参戦してきました!しかも名古屋遠征です!
℃-ute以外のアイドルで遠征するのは自分の記憶する限りでは2006年の娘。以来でしょうか?

とにかく横丁祭!!!以来どうしてもソロライブが見たくて、東京公演はハロ紺と被ってしまった事もあって悩んだ末名古屋遠征することにしました。
半分ネタという部分もあったんですが。。

結論から言うと、行って本当に良かった!!
ドロシーちゃん、ボクの期待値を遥かに上回るライブを見せてくれました!

そんなドロシーちゃん初潜入の模様を振りかえりたいと思います。


前日のディナーショー後、結局5次会までした影響で当日は若干寝不足気味でした(^_^;)
名古屋に着くとせっかくだからとひつまぶしを食べました。
2500円もしましたが、うなぎが香ばしくてめちゃくちゃウマい!!しかも思いの外量が多くて、ライブ前なのにお腹パンパンです。。

名古屋駅から地下鉄を乗り継いで、会場となるX-HALLに到着しました。開演15分前だったので既に220番まで呼ばれていて、180番台だった自分達はそのまま入りました。
物販スペースではCDやらツアーグッズが売られていました。しかもツアーグッズの売り子はパティロケ(Party Rocketsというドロシーの妹分的なグループらしい)のメンバーが務めていました。
そこでツアーTを買うと、撮影券なるものを貰いました。℃-uteのチェキ会にも参加できなかったし、ドロシーちゃんと思い出作って帰るゾ!とポーズまで考えて意気込んでいたんですが、実はパティロケとの撮影会だったらしく、さすがに遠慮しました。。

場内はキャパ400人だけあって、さすがに小さいんですが、それでもほぼスペースを埋め尽くす客の入りにビックリ。
多分300くらいは入っていたと思います。

℃リンクを引き換えるとそのまま引換所近くの上手側に陣取ります。

正面にはクローバーに「DLH」の文字が入ったドロシーのフラッグが掲げられています。
スクリーンもステージセットもなにもないシンプルな構成が逆にカッコイイ!なによりDMCみたいで超ロックやん!!って高まってきましたww



前半戦

開演時間を15分程押して、いよいよドロシーの5人が登場します。ブリティッシュロック調のいつもの衣装(だったと思います。)


SPEEDのALL MY TRUE LOVEを彷彿とさせる歌い出し、「HAPPY DAYS!」で幕が上がります。
会場に鳴り響くMIXやメンバーコール。とにかくヲタの元気の良さに圧倒されます。
とりわけ度肝を抜かれたのは、メインボーカルを務めるまりの独唱が始まると、ステージフロントに移動して手をあげる、いわゆる走り込みケチャを会場の皆でやっちゃうところ!
突然の民族大移動にビビりましたが、独唱が終わるとまたみんな戻ってくるんですよ!

これには思わず笑っちゃいましたが、同時に素晴らしいな!って思いました。

最初の自己紹介では、1人が喋っている時は他の4人はステージから掃けてメンバー一人一人をフィーチャーする工夫もされました。
トップバッターのミモ様は横丁祭!!!同様ツインで超絶にカワイイ!が、

「元気ですか〜?」

いきなりのイケイケキャラにビックリww
ライブ中も率先してメンバーにツッコンでたり自分のイメージしていたキャラと違うので少し驚きましたが、でもこれはこれで凄くアリ!
名前の由来はやはり杜の都から「美杜」と名付けたらしく、なんか「舞美」同様本当美しい名前だよなって思いました。

その他にも、まりが自分の名前の略称と高まるをかけて、「たかまりー!」を連呼して会場を沸かせたり、ちょっと天然の入ったるうなが、ももクロのれにちゃんばりに名前を連呼させる音頭で場内を温めました。


ドロシーの魅力はやはりガールズロックユニットということでしょう。
曲調もBuono!っぽいものが多くて、知らない曲も多かったんですが捨て曲は皆無でした。

序盤特に印象的だったのはハット姿が超絶にカッコ良かった「Hey boy!Hey girl!
ミモ様を始めユニセックスなカッコ良さが全開、ステージ上のダンスは愛ちゃんのようでした。
そこから「臨戦態勢が止まらない」の投下は前半のハイライト。
不穏なメロディにのせたまりのシャウトがめちゃくちゃ映える。クールなダンスとも相まってとにかく痺れました!!

楽曲の幅の広さもBuono!を彷彿とさせます。
ゴリゴリのロックで押したかと思えば、洗練されたアイドルポップ、そしてバラード。
そんな中一際異彩を放ったのが、エレクトロポップ「トライアングルスクエア」
Buono!の「インターネットキューピット」張りのテクノサウンドですが、とにかくダンスがカワイイんだけどキレがあってこちらも最高でした。最後はメンバーと一緒に三角と四角を作って楽しんでいました。

ドロシーのダンス哲学

ドロシーのダンスの魅力はダイナミックさとキレだと思います。彼女達は既存のアイドル達とそもそもダンスに対する意識が違うんだろうと感じます。
ダンスを振り付けの一部ではなく、ダンスパフォーマンスとしてしっかり見せようという気概が伝わって来ます。
その意識を特に感じたのは、「見ていてエンジェル」というほぼまりが一人で歌うアクトです。
℃-uteのSHOCK!なんかもそうですが、普通こういう場合ワントップが中央で張り出して、4人がバックで踊るフォーメーションになると思いますが、ドロシーは下手にまり、そして上手に他の4人を配置するフォーメーション(2番で逆になりますが)。

ボーカルと共にダンスも主役なんだよ!という強烈な主張を感じたし、実際それに耐えうる4人のパフォーマンスだったと思います。

「見ていて…」のまりは本当にエンジェルや〜!と唸りたくなるキレイなボーカルでしたが、それ以外も全曲ほぼメインを張っています。
正に℃-uteで言う愛理のような存在です。
確かに愛理に比べれば声量もないし、リズムの取り方もまだまだな部分もありますが、それでも最後まで落ちない安定感は半端ないし、色々な曲調の歌を見事に歌いきっていました。
とりわけこの子のシャウトは、ああロックだよね!と胸に響くものがありました。

でらgdgdなMC

MCで名古屋の名物について話していたんですが、ひつまぶし屋に行ったら満席で、仕方ないからファミレスに行って、それもマネージャーさんが「名古屋のファミレスには名古屋名物があるから!」とたかをくくっていたら、そんなものあるはずもなく、で、それじゃMCのネタがないからと、手羽先風味の柿の種を買ったら、るうながそれをホテルに忘れてしまったという、何とも残念ながら楽しい話をしていました。

「マネージャーさんがひつまぶし屋さんに連れて行ってくれたんですよ!」
ヲタ<オオォ!!
「オオォ、じゃないんですよ。。」
的にイチイチ突っ込むまりが面白い。

かと思えば、「手羽先食べたい人?」という話になって、全員が手を挙げるも、「どうぞどうぞ!」とダチョウネタ、ちなみに竜平役は必ずるうななんですが。。


るうな<手羽先食べていいんだ
メンバー<しまった!間違えた!!ww

と、和気あいあいとしたMCですww

るうなは思いっきり突っ込まれて℃-uteでいう愛理となっきぃを足したような感じかな?
逆にミモ様はガシガシ突っ込んでましたねww
まりは話を盛り上げるのがとにかく上手くてメンバーにも積極的に絡んで行きます。
ダーリー(リーダーこう呼ぶらしいw)のかなは一歩引いてるんだけど、傍観している訳ではなく的確なツッコミを入れてました。童顔なんだけど、意外としっかりしててさすがリーダーといった感じ。
で、こーみは写真写りはちょっとオバさんくさい感じがしたけど実物はオトナびててステージの立ち振る舞いも超カッコイイの!

コーナーではモデル張りに姿勢がいいということでこーみんウォークを披露してくれましたが、これにはメンバーも会場も拍手を送っていました。

以上、自分が感じたちょっとしたメンバー評でしたww


後半戦

ラジオ番組の体で、音源だけのコーナーがありました。Buono!でいうVTRコーナーみたいなヤツなんですが、これが20分くらい続いて、さすがに飽きてしまいまいた(^_^;)


そこで衣装チェンジするんですが、お馴染みの白シャツに青スカートのハイスクールスタイルでした。
ダーリーが下ろしからお団子にチェンジしてハートを打ち抜かれたりもしましたっけねww

新曲「飛びだせ!サマータイム」からアッパーな楽曲が続いて会場はさらに湧きます。

そしてMCでは震災について語られます。
彼女達が震災を思って歌った曲「Life goes on」も披露されます。

震災ソングといえば、湿っぽい曲が多い中、彼女達はとてもアッパーな曲で思いを伝えます。

悲しみの果てに生まれたもの 新しい毎日
消えてしまった星の分まで
私たちは生きていく 私たちは歩いていく
私たちが明日になる
Life goes on!

仙台発アイドルグループDorothy Little Happy、多分どんなアーティストよりも彼女達のコトバはリアルだし、だから説得力もある。
そして同じく震災の5日後にメジャーデビューした特別な1曲、そしてドロシーを代表する楽曲

デモサヨナラ

イントロからもうキラキラ感が半端ない。Bメロではドロシーらしいキレキレのダンス、そしてやっぱりサビ!
好きよ♪
オレモー!!

恐らく数あるアイドルのアクトでも最も美しいコール&レスポンスだろうね!
本当いつ聴いてもこの掛け合いは高まります。

そしてまりの独唱では再び走り込みケチャ発動!!自分も超高まってフロントまで突進してしまいましたww


アンコール

アンコールは1人のヲタが応援団長みたいに「アンコール行きますか!」と号令をかけると一斉にアンコールが始まりましたw
凄い一体感です!

そしてアンコール一曲目は、絶対くるであろうと思っていた「ソウル17」を投下します。
長いイントロから、ツアーTにショーパン姿でメンバーが登場します。

超高まって、ラファ兄さんも瞬間的にナルシスポーズで喜びを表現ww
決めのヒムロックポーズもカッコイイし、何よりラスサビで、場内のヲタが一斉に飛びながらoiコールをかますとか!!
これ、まるっきりアジカンと同じノリじゃないっすか!!とすさまじく高まりました。

アイドルのアクトでここまで密度の濃いロックな空間は本当久しぶりで感動しました。

ラスト「未来へ」はこの日の噛みしめるようなバラード。ステージでは数人のメンバーが目に涙を浮かべていました。
最後のまりソロでは、この日最後の走り込みケチャ発動。自分はもとよりラファ兄さんも参戦して、メンバーの笑顔をしっかりと眺めて大満足のフィニッシュでした。

初ツアー、初日

ということを何となく知ってはいたんですが、彼女達、そしてファン達の想いはやっぱり特別なものだったようです。

まりやこーみ、るうなも「Over There」「未来へ」では目に涙を浮かべていました。
最後のMCでもお客が沢山集まってくれたことへの感謝を述べ、そして深々と頭を下げていました。

そしてヲタ達もアンコールでは、最後列で横断幕を掲げます。
「ツアー初日おめでとう!目指せ日本武道館」的なことが書かれていました。

ドロシーのヲタ達は本当に温かい。
彼らは95%以上が男なんですが、とにかく男気溢れた空気でした。

ピンチケも全然いないし、でも盛り上がるところは盛り上がって、聴くところは聴いて。


そんな素晴らしいライブの締めくくりは、全アクト終了後の「ドロシー最高」コールと、ヲタ入り乱れてのハイタッチ。
やっぱりどこでもやる事は一緒なんだ!と凄く嬉しくなりましたねw
勿論俄かドロシーヲタの自分もこの輪に入って、ドロシーのツアー初日成功をお祝いしました。

2時間強の長期戦でしたが、ドロシー初参戦、本当に楽しいひと時でした。

公演前と公演後

公演前はひつまぶし、公演後は風来坊、ドロシーちゃんと違ってwwラファちゃんのお陰で名古屋グルメをたっぷり堪能できました。もっともドロシーちゃんも翌日は堪能できたらしいんですけどね。


セットリスト

  1. HAPPY DAYS!
  2. never stop again!!
    -MC-(自己紹介)
  3. ナミダよりもずっと速く
  4. Hey boy!Hey girl!
  5. 臨戦態勢が止まらない
    -MC-(名古屋の名物について)
  6. 見ていてエンジェル
  7. トライアングルスクエア
  8. 部屋とパジャマと私
    ラジオ音源流しながら衣装チェンジタイム
  9. 飛びだせ!サマータイム
  10. ドロシーの世界一周夏物語
  11. ジャンプ!
    -MC-
  12. Life goes on
  13. デモサヨナラ
  14. Over There
  15. ソウル17
  16. 未来へ

総括

横丁祭の初見の時から非常に興味を持っていました。
それは、ミモ様以上にグループとして℃-uteと同じ匂いを感じたからなんです。

そんな自分の直感はこの日のライブで確信に変りました。

高いダンススキルとユニゾンを乱発しないでメインのまりを中心に個性的なボーカルを活かした構成は本当に℃-uteのステージを見ているようでした。
加えてメンバーの抜群の団結力、そしてヲタを含めたチームドロシーの一体感。
本当に最高でした。


名古屋ラブ★
→ツアー名古屋無事終了!!
*ツアー名古屋!!*
★ツアー初日(○´∀`)ノ♪
☆名古屋ー!☆




最後に、ドロシーの皆さん、ドロシーファンの皆さん、ツアー本当におめでとうございます!!
今のアイドル戦国時代というご時世、そしてドロシーのポテンシャルを考えればこんな小さな箱でライブを見れる機会はまもなく終わってしまうんじゃないかと思います。
もっと大きな箱が相応しいし、実際多くの人に見て欲しいって思います。

特に℃-uteヲタなら絶対好きになると思います。


そしていつかまた℃-uteと対バンしましょう。

その時は℃-uteヲタとして温かくも熱く迎えたいと思います。



にしても、本当に東京公演も行きたくなってきた。。
よっさんに相談してみよっかな。。