初恋サイダー/DEEP MIND〜涼しい夏を感じるネオクラシックサウンド〜

今日はタワレコに行ってきました。
勿論、アジカン初のベスト盤を。。いやいやアジカンはアルバム殆ど持ってるからベスト盤なんて要らないです。
そうではなくて、今日はBuono!の新曲フラゲ日です!!

両A面シングルということもあって、先行公開されたMVやベリキュー紺とかなり耳、あるいは目にする機会があったので、新鮮味はゼロでしたが、それでもどちらも中々の良曲で、明日からの通勤時間は暫くヘビーローテーションの一角を担いそうですw

フラゲ日にも関わらず今更感がありますが、両曲の感想などを。

初恋サイダー/DEEP MIND(初回生産限定盤)(DVD付)

初恋サイダー/DEEP MIND(初回生産限定盤)(DVD付)

まずはジャケット衣装の「初恋サイダー
4thアルバム「partenza」でこれまでのロックからかなりエレクトロポップな路線に方向展開しましたが、この曲はとても可愛らしいポップロックでかなり初期Buono!に近い形に軌道修正してきた感じがします。

とはいえ、ギターやドラムもしっかりと効いていて、ロックロックした部分も残してくれています。
とりわけ静かなギターから突如ドラム、キーボードも入り乱れたアンサンブルが展開されるイントロは、微妙にオルタナ臭を漂わせていて、とても高まります。
可愛らしくパンクの代名詞「友情」をさりげなく漂わせるのも◎。

ここ最近の愛理ワントップのいわゆるワントップ2シャドーから、愛理とみやびちゃんというベリキューエース(自称、「涼(鈴)しい夏」とも言うらしいがww)を揃い踏みさせた2トップ編成も功を奏したんじゃないでしょうか。
みやびちゃんのポップで甘い歌声と愛理の清涼感溢れる歌声は、まさしく曲名通り甘くシュワッっとはじける初恋サイダーのような味わいですね!
勿論、落ちサビ前のソロパートを始め2トップを繋ぐバイプレイヤー的な桃のバランス感覚も絶品です。

個人的には、もうちょっとゴリゴリしたBuono!の方が好きですが、そこまでロックしてないけどキャッチーで疾走感溢れるアッパーチューンなので、人気も出るだろうし、ライブで盛り上がること請け合いなしだと思います。


一方、Buono!主演映画「ゴメンナサイ」の主題歌としていち早く披露された「DEEP MIND」は、初恋サイダーとは一転、不穏さが漂うダークでヘビーな曲調が特徴です。
キーボードが殆ど登場しないのもヘビーさに拍車をかけています。
あのショボイ試写会会場(汐留-AX)でライブを見たり、ベリキュー紺で周りが全然盛り上がってなかったりとネガティブな印象がいっぱいありますが(^_^;)
個人的にはそんなに嫌いじゃないです。それどころかイントロからA、Bメロまではかなり好きです。
特に愛理や桃のクールで引き締まったボーカルのゾクゾク感と、重い割に速いビートに程良い高揚感を覚えます。
が、気の抜けたようなサビ。。しかもしつこいくらい何回も繰り返すサビがすべて台無しにしちゃってるなって思います。(^_^;)

サビをもう少し考えてくれれば、あるいはIndepent Girlの直系になれたかもしれないだけに、ちょっと残念です。


とはいえ、両曲の曲調のバランスも良くて、割とオーソドックスなロックポップ、中々聴き易くてお徳な1舞なんじゃないかと思います。
聴き易過ぎて、早くも飽きがきているというのは内緒の話ですが(^_^;)

特典DVD

初恋サイダー」のClose-up Buono! Verが収められていますが、これがかなりいいです!
今までのClose-up Verと言えば表情のアップされたものが主だったと思います。
表情とかちゃんと見れてそれはそれでいいんですが、今回はノリノリなBuono!の3人娘が納められています。









何が素晴らしいって、とにかく3人がめちゃくちゃ楽しそうなところ!!
凝ったのもいいですが、シンプルに楽しが伝わってくるヤツが個人的には一番好きですね。

それにしてもみやびちゃんが可愛すぎるわ(≧∇≦)b