ゾンビデオ完成披露試写会

16(日)のゾンビデオ完成披露試写会に行ってきました。
NEW PIRE HALLという場所でしたが、結構広い会場で10列×40のフラットな席とその後ろにAから始まる段差のある席がもう10列ほど用意されていました。
自分はC列の中央と、4列の中央通路、どちらも中々見易かったです。
1回目公演では、マスコミへのお披露目も兼ねていました。


以下、会見内容も含めてネタバレがありますのでご注意を。



まず、監督、鳥居みゆきに舞美嬢となっきぃが映画の衣装で登場しますが、なっきぃの二つ結びに黒コートとランドセルという何とも奇抜でファンタジー溢れる風貌に会場からは歓声と爆笑が沸き起こります!
「皆さん笑ってましたよね!!」とはなっきぃww
一方の舞美嬢はチェックのシャツに黄色のタンクトップとデニムのショーパン。
いたって普通の格好ですが、これにも監督のこだわりがあるそうで「タンクトップとチェックのシャツは典型的なアメリカンゾンビ映画の服装なんです」「たいがい殺されちゃう女の子なんですが」とちょっとヒドイ事も。
で、ゾンビ映画のももう一つの定番といえばシャワーとかのムフフセクシーシーンww
当然、出演者もタンクトップがはちきれんばかりのセクシーダイナマイトバディーの方が多い訳です。

ま、この作品は残念ながら(?) ムフフシーンは皆無な訳ですが、それでも舞美嬢が微妙に胸を盛ってた気がするんですよねw
これもアメリカンなゾンビ映画スタイルなのかな?w

さ、アフォな話はこのくらいにしてww

トークショーは司会者の質問に答えていく形式で行われました。映画の感想とか無難なものが多かったです。
1回目の質疑の内容や、映画のあらすじについては、スポニチの記事にかなり詳しく掲載されているので興味のある方はそちらを見てみて下さい。

「見どころは、血」!?ゾンビ映画主演で矢島舞美「びっくり」(スポニチ)

映画の見所は?という質問もあって、なっきぃは「ビデオを再生するシーン」を挙げていました。そう、この作品デッキの中でテープが回るシーンまで克明に描かれているのですが、特に意味はなかったです(^_^;)

鳥居さんはまだ作品を観ていないのに、そういう質問をされたものだから、「変な生き物が自転車のカゴに乗っているところ。。」すかさず監督が「俺が突っ込まないとダメ?それETだよ!!」
2回目公演では怖かったことは?という質問でもやっぱりETが登場して、「うちの父さんが、ETを見て「ババアのケツみたいだな!」と言って、それ以来怖くて観れないんですよ。」と爆笑をかっさらってましたww
監督は舞美嬢となっきぃに勉強にと事前にいくつかのゾンビ映画を薦めたそうです。舞美嬢は「薦めた中でも一番怖い」と監督も言っていたRECという作品。
ここでも、「ちいさな恐竜がでてくるやつ!」「それ作品違うから!」「あ、それはREXだ!REXは安達祐実!」とか。
監督と鳥居みゆきのボケツッコミが展開されていましたww
てか、REXネタなんて、知らない人の方が多いんじゃないかな(^_^;)

自分のキャラに似ているところは?という質問では、「ゾンビに噛まれて脳みそが飛び出しているんですが、あの脳が意外と小さいとこ」とか。

まぁ、鳥居さんには笑わせてもらいました。

なっきぃと鳥居さんは一緒に絡むシーンが多いのですが、実はこの二人殆ど会話してなかったそうで(^_^;)
「何を話したらいいか分からなかったもんで。。」と言えば、「私壁を作っていたから。基本喋らないんでね!」とそっけなかったり。ww

ま、でも「二人ともとても可愛くて」とリップサービスも忘れていませんでした。

真面目な演技の話では、監督が、難役を見事に演じたなっきぃ、迫力あるアクション演技を披露した舞美嬢とも、絶賛してくれていました!

1回目は終盤に主題歌の話から、愛理、ちっさー、舞ちゃんも登場して、一言ずつ挨拶。ちっさーは結構映画のネタバレ的なことを言って、周りの愛理とか周りのメンバーはハラハラしていましたww

2回目は上映後に登場して、実はメンバーも後ろで観ていたことを話していました。愛理は「ボロボロのタオルで顔を隠しながらみていました!」というとすかさず舞ちゃんが「(ボロボロとか)そんなの愛理らしくない!」と一言。
これには愛理も「違うの違うの!ケバケバしたタオルで。。」」とかどんどん墓穴を掘って行って、しまいには「どうしてそんな事いうのよぉ!!」と顔から耳まで真っ赤にして照れてました。
そんな愛理が超絶に可愛かった(≧∇≦)b

トークショーは1回目、2回目とも30分強でかなりたっぷり楽しめました。

本編終演後には、主題歌「世界一HAPPYな女の子」も披露されました。
「映画で怖かったので、この曲でハッピーになって下さい!」とwww
撮影の関係で両公演とも座りでしたが、「盛り上げて下さい!」という司会者の言葉もあり、場内は結構盛り上がっていました。

てか両公演共かなり誤爆しましたよww

1回目のトークショー終了後には、記念撮影も行われました。
最初は℃-uteメンバー全員と、鳥居さん、監督。
続いては、出演者の舞美嬢、なっきぃ、鳥居さんの3ショット。

最初℃-uteメンバーはポーズなしだったんですが、鳥居さんと監督がどんどん暴走していって、最後は℃-uteメンバーもポーズを決めて撮影していましたww



鳥居さんが出ていることもあって、メディアでもそれなりに話題になっているようですw
鳥居みゆきが子供どう喝「危ねぇだろ!」(ニッカン)
鳥居みゆき、ゾンビのリーダー演じる(サンスポ)


作品の感想

少し作品の感想も。
40年前に日本でゾンビが大量発生して、その後米軍によって鎮静化されて、鳥居みゆきらゾンビはアメリカに幽閉されていましたが、9.11の混乱に乗じて、再び日本に上陸します。
ゾンビは基本知性を持っていませんが、鳥居さんは知性が残ってしまった稀な例。
一方ひょんな事からゾンビとの争いに巻き込まれてしまった、舞美嬢扮するアイコ。ゾンビとの戦いを余儀なくされますが、ゾンビ撃退のHOW TOビデオを見て、ハサミや伝票刺し、ボールペンでゾンビをメッタ刺しにしたり、灰皿を巻きつけてボクサー顔負けのラッシュを見舞ったりととにかく派手なアクションを演じています。
かえり血もバンバン浴びて、正直かなりカッコイイです。ハロプロ随一のアクションスターの面目躍如といったところ。
一方なっきぃ扮するカナブンは、自らをゾンビと信じていたが、鳥居にそう信じ込まされていただけで、実は人間だったという設定。
ゾンビコメディなのに、お姉さんゾンビに騙された悲しさや、それでも姉を思うシーンなど、ちょっとした泣きの演技もなっきぃならでは。
微妙な心理描写が本当に上手い!かと思えば、鳥居の脳みそをむしり取って、「脳みそとったらゾンビじゃなくてバカになっちゃた!」とか、ゲキハロを彷彿とさせるちょっと悪っぽい演技も健在ww

コメディ色が強いと思って油断していたら、ゾンビ映画らしくスプラッターシーンのオンパレード。リアルに内臓をむさぼったり、血しぶきがバンバン出ていました。
ま、これがゾンビ映画よね(^_^;)
エクソシスト」とか「リング」とかそういう怖い映画がホラー映画で、ゾンビ映画スプラッター映画。劇中にも出てくる「バタリアン」とかは、自分も小学生の時に見せられて、「脳みそくれ〜!」とかバタリアンごっこをしていたのを思い出しました(^_^;)
とにかく内臓と脳みそが飛び散るのがゾンビ映画。。。

なので、そういうのが苦手な人はちょっとキツイところもあるかもしれませんね。

勿論コメディというだけあって、社長がホモだったり、ゾンビを串刺しにしたらズラがとれたりと、ネタも随所にちりばめられてます。
てか、死ぬシーンが全然シリアスじゃないし(^_^;)

そして圧巻はラストで、すっかりゾンビ撃退に目覚めた舞美嬢が、バイクにまたがって、ゾンビ達に向かって「かかって来なさい!」と勇ましく決めるラストシーン。

もう、殆どターミネーターリンダ・ハミルトンやエイリアンのシガニー・ウィーバー状態ww

そして、そこからあのホラーには全く似つかわしくない、「世界一HAPPYな女の子」のイントロ。

場内はどっと笑いに包まれますww


いやはや、とにかくめちゃくちゃでストーリーもクソもあったもんじゃありません。

さぞかし、ひどい映画なんだろうって?

ええ、そりゃもうとんでもなくヒドイ映画いでしたよwww


じゃあ観ない方が良かったかって?


そんな事は全くございません。
℃-uteヲタとして舞美嬢となっきぃの熱演が楽しめたし、ゾンビ映画なのにコメディって設定もステキww

そもそもゾンビ映画ですよ?
ストーリーをああだこうだ論じるのがナンセンス。アカデミー賞をとるような大作を観たい方は観る作品を間違えてますよ。
シベ超が根強い人気を博しているように、C級にはC級の楽しみ方があるんです。(シベ超はB級ですが。。)

この超ド級のC級映画、すなわち℃級映画「ゾンビデオ」、自分は℃-uteファンは勿論、映画マニアにもオススメしますよw

ゾンビなのに「世界一HAPPYな女の子」とか、このとことんバカな映画、是非ご覧になってみて下さいww


Yeahっ
ゾンビデオ

今回の作品も℃-uteの誇る2大女優にとっても、とてもいい経験になったようで、℃-uteヲタとしては、そこもまた嬉しいところです!!




舞美嬢、なっきぃ、そして愛理、ちっさー、舞ちゃんお疲様!

とても楽しいイベントでした<(_ _)>