やじ
なっきぃが時たま矢島舞美嬢を呼ぶ時の愛称。。。ではありません。
単なる野次です(^_^;)
最近サッカー界でなにかと話題になっているようです。
物議を醸したのが、ベルギーリーグで川島選手が所属するリールセとゲルミナル戦でゲルミナルサポが川島に「カワシマ、フクシマ」とヤジったというもの。
川島選手は激怒して、相手ベンチに猛抗議をしたそうです。
当然でしょう!震災で今なお苦しんでいる人達を小馬鹿にしたようなあってはならないヤジ。
こういうのを見るにつけ、欧州には、とりわけサッカー競技場には野蛮人が今なお住みついてるんだなって思います。
各国リーグの試合会場内でも後を絶たない人種差別発言問題。。
欧州は、確かに文明は進んでいるのかもしれないけど、頭の中はちっとも進んでない、野蛮な連中、それがベルギーにもやっぱりいたか!と思わせる事件でした。
ただ、この後、まずチームメイトが「同じベルギー人として恥ずかしい。」と川島選手に詫びたそうです。
更にはゲルミナル側も事態を重く受け止めて、公式サイトで謝罪すると共に、サポーターも非を認めて、日本の被災地へ向けた募金活動を行うそうです。
当たり前かもしれないけど、大多数はこういったまともな人達なんだと、少しホッとしました。
そして先日、日本でもサッカーの試合中のヤジが物議を醸しています。
J1の仙台-山形戦で、降格争い真っ只中の山形に対して、仙台サポが「サヨナラ山形」などと書いた横断幕を掲げて、これには仙台の社長もあってはならないことと公式サイトで山形側に詫びをいれました。
スポーツマンシップに溢れた素晴らしい行動。。。
などと褒めるつもりは毛頭ありません。
こういったら怒る人もいるかもしれませんが、この仙台サポの行為はそんなに問題なのでしょうか?
サッカーの試合において、ヤジは日常茶飯事だと思います。
サッカーの試合を観に、というより応援にいった方なら分かると思いますが、相手チームへのヤジは楽しみの一つでもあります。
先出の川島選手も、自分のヤジなら我慢できると発言しています。
浴びせられる選手は気持ちいいものではないでしょうが、それでもヤジは選手としての宿命だと思います。
仙台サポの件ですが、他にヒドイ事を言っていたら問題ですが、「サヨナラ山形」だけであるなら、実際山形は弱くてこの位置にいる訳だし、その程度のヤジはやむを得ないのではないでしょうか?
仙台社長の行動は、どうもベルギーリーグの一件があって過剰反応しているとしか思えません。
では、どんなヤジが許されて、どんなヤジが許されないのか?
これは私見になりますが、あくまでサッカー選手のプレーや結果に対してのヤジであれば許されると思います。
お金がないとか色々理由はあるでしょうが、結果が出ていないのは、何らかの努力不足なんでしょうから。。
逆に、プレーとは関係のない部分、選手の出生であったり、肉親、さらにベルギーの一件のように出身国のましてや被災者をバカにするようなことはあってはならないと思います。
ヤジはなんでも悪いと決め付けるのではなく、キチンと内容を吟味してほしいですね。
スポーツマンシップをかざすのも結構なことですが、スポーツチームを持つ人は、もっと冷静にエンターテイメントとしてのスポーツの本質を見て、そして判断して欲しいなって思います。プロなんだから。。。
そうじゃないと、益々お客さんが遠のいちゃいますよ。。。