ROCK IN JAPAN FES.2011 1、2日目

ハローは中野公演まっさかりの週末でしたが、私はというと毎年の恒例でもある地元茨城でのRIJFに参戦してきました。
今年も3日間フル参戦です。
1年でもこの三日間はほぼ完全にヲタ離れします。FCサイトも見ないし、あ、でも朝に℃ブログは覗いてましたっけw
開催地でもある茨城は東北3県とは比べものになりませんが、東日本大震災では大きな被害がありました。
フェスも開催自体が危ぶまれていましたが、無事開催されました。
被災地でのフェスでしたが、あまりそのことを前面には押し出さない普段通りのフェスでした。
でも出演アーティストがMCでライブができることの素晴らしさや、音楽の可能性を改めて話したり、気志團はTシャツに「茨城魂」の文字をプリントしたりと、さりげなく復興への思いを表していました。
特に「もうこんな田舎には来ないと思った!」と言う、3年振りにジャパンに戻ってきてくれたBRAHMANTOSHI-LOWの言葉は重かった。
「東北大震災って聞いた時、茨城は忘れられてるって思った。。」
「実際東北の惨状を見て、ここの比じゃなくて、東北大震災でもいいじゃんって思った!」
「だからここ茨城も今日からオレの中では東北だ!」

言ってる事がメチャクチャな部分もあるけど、震災後間もなく水戸を始め東北各地を回った彼だからこそのコトバ。
本当にライブもそうだけど、熱いよこの人は!!

そんなBRAHMANが大トリを務めた今回のフェス、自分的には大満足の三日間でした。
例によってライブレポはロッキンのサイトに詳しいので、ここでは自分の行動記的に書いていこうと思います。

1日目

前日24時まで仕事したので、3日間あることを考えて、無理せず会場には昼過ぎに到着しました。

今年もジブリとコラボしている為会場には様々なオブジェが散りばめられています。

金曜の昼ということもあって、人だかりはそれほどでもありませんでした。
が、グッズで欲しいなって思っていたマックロクロスケのレインボーTシャツは全サイズ壊滅。。
XSとSがあれば℃-uteの日のプレゼントにしようと思っていたのでちょっと残念。

で、見れなかったのですが、miwaさんのステージでは、今年もDolce!メンバーeji姉さんがキーボードで出演してたんですね(;´Д⊂)
無理しても行くべきだった。。
http://ameblo.jp/ejipiano/day-20110805.html


グッズをひとしきり購入して、恒例の下妻地ビールをひっかけた後は、これまた2年連続、PerfumeでMyフェスの幕が上がります。
原色が眩しいカラフルなワンピ衣装、今年も爽やかでめっちゃカワイイ!!

ワンルームディスコ」「レイザービーム」と新しめのヒットナンバーで踊った後は、恒例の長いMC。
今年はあーちゃんがフライデーされたのか、「ありもしない事を書く人達がいますが!」「もし何かあったら皆にちゃんと報告するから!」なんてやり取りもwといっても全然軽い感じでしたが!
中盤は知らない曲が続いたのですが、ラストは「チョコレイトディスコ」に「ポリリズム」で締め。
今年も結構前で頑張った甲斐がありました。

ちなみにフェスT以外のアーティストTでは、この日は緑のPerfumeTが一番多かった気がします。

Perfume〜驚異のセット・リスト、人呼んで「デス・リスト」炸裂!


終演後はみなと屋で少し遅めの昼食をとって次のCoccoに行きました。
「強く儚い者たち」「Raining」と往年の名曲が続いた時は高まりました。去年は真昼のフォレストステージ、炎天下で本当にしんどかったのですが、今年はGRASSステージで、しかも日差しもやや弱まってる時間帯だったので、とても心地良かったです。
心地良過ぎたのと、知らない曲が続いた終盤は少し眠気に襲われましたが(^_^;)

そこから暫くお目当ても無かったので、レイクに移動して久々にトイスを刻みましたw


その後もビールを飲んだりダラダラしながら夕刻を迎えます。この日の大本命、BIGMAMAが登場する時間になります。
開演20分程前にはステージに陣取りました。当然ストリングス、そう真緒ちゃんサイドww
で、少しまってると後ろからhiroくん登場www
「久しぶり!」ww
セッティングがてら曲披露をしてくれる彼らですが、この日は「ダイヤモンドリング」でした。
本編は金井クンが一人で登場すると突然「I Don't Need a Time Machine」のアカペラVerを歌い出します。
くぅぅやっぱり甘い歌声がイイ!!出だしから最高に高まります。
ビックリしたのは新曲「秘密」。曲が始まったと思ったら、突然傘持ったチアのお姉ちゃんが多数乱入してきましたww
実は「秘密」のPVに出演した方々だったというのはhiroくんに聞きました。
この日は鉄板曲は「the cookie crumbles」と締めの「シンデレラ」くらい。
cookieの殺傷力は相変わらず凄まじいし、シンデレラで皆で合唱してしめるのは本当美し過ぎるエンディング。
いつもとちょっと様変わりしつつも要所は抑えていて、やっぱりBIGMAMAは堅いなぁって思いました。
このBIGMAMAも去年は午前中の灼熱フォレストで死にそうになりましたが、今年は涼しくてとても気持ち良く楽しめました。
といっても、前でかなり遊んだので汗ダクになった上にツレとはぐれてしまったけど(^_^;)

BIGMAMA〜サプライズ連発、これぞドラマティックバンドの極み!


本日のラストはGRASSの大トリアジカン
2週間前に横アリで見た事もあって、BAWDIESとかなり迷ったのですが、やっぱり野外のアジカンは最高なので、グラスに足を運びました。
既にYUKIのステージが終了していましたが、何とかフロントスペースに潜り込む事ができました。
実はアジカンがヘッドライナーを務めるのは初めて。1日の最後をアジカンで終えられるのは気分がいいものです。

1曲目はリライト!イントロが鳴った瞬間会場はオオォっと沸きます。そして早くもoiコールとサビのシンガロング。
立て続けにRe:Re:!!いやはや飛ばし過ぎじゃね?ってくらいいきなりアッパー2連発。

新旧織り交ぜた中盤を締めくくるのはソラニン。何でもかんでも歌っちゃうのはアジカンのいいところでもあるのですが、時にちょっとうっとおしく感じることもあります。このソラニンはもうちょっとじっくり聴きたい気はしました。
終盤はセンスレス→アンダースタンド→君という花というアジカン鉄板3連発。
この終盤の加速感はやっぱりアジカンライブの醍醐味。特にアンダースタンド、君という花は殆どジャンプ&シンガロングしっ放しで、一体感が半端ない。
ラストは「転がる岩、君に朝が降る」。久々だけど、この清涼感は野外フェスでは本当に映えます。
アンコールは「新世紀のラブソング」で締めました。

アンコールもそうですが、全体的にMUGEN-FES 2日目のセットリストと似た構成となっていました。

ASIAN KUNG-FU GENERATION〜1日目、堂々のフィナーレ!「時代と闘うアジカン」、エモーショナルに炸裂!

初日はこの後実家に帰りました。震災後初で少し緊張しました。我が家は無事でしたが、周りの家は屋根が破損していたりと、今なお震災の傷跡を残していました。

にしても、刺身とか超美味かった!やっぱり茨城の魚は最高(≧∇≦)b

2日目

この日の目玉は何と言っても、3日前の横浜BLITZで復活したばかりのカエラ
カエラの時間帯に見たいアーティストが集まっていたのですが、この日はカエラシフトを極め込んでいました。

大体開演時間くらいに入って、阿部真央をチラ見。潤子さんがいないことを確認すると、アーティストグッズ販売ブースに向かいました。
お目当てはズイコさんに頼まれていたYUIのタオル。しかし去年に続いて全品SOLD OUT。

この早さはYUIか三日目のねごとくらい(;´Д⊂)
フォレストでやり続けるのはまぁいいとしてももうちょっと量持ってきてよ。

そんな2日目の開幕はシーサイドステージです。
特にお目当てもなかったので、とりあえずシーサイドで何か見よう!って軽い気持ちでした。
それが、よもや今フェス最大の驚きになろうとは。。。

登場したのはTHE★米騒動という3ピースバンド。


ふざけたバンド名、ボブだかマッシュルームだかわからないヘアスタイル、オーバーオールのようなダボダボのパンツ、もう売れる気ゼロとしか思えない出で立ちです。

しっかしその演奏は衝撃でした。とにかく音が太い。性別不明のシャガレ声(後に女性と判明(^_^;))に、ガシガシとギターをぶっこんできます。この荒々しさとヒリヒリとした感じは、同じ編成のマスドレを彷彿とさせます。
彼女達は10代限定フェス「閃光ライオット」で昨年グランプリをとったバンドだそうで、なるほど10代らしいパワーと怖いものなしの勢いを感じました。
反面、アンプにのっかって客席を煽る時が妙にぎこちなかったり、決して多いとは言えないけど、それでもオーディエンスが沸くととても嬉しそうな顔をしたりと、初々しさも覗かせていました。

バンド名から見てくれ、音。すべてが頭からこびり付いて離れませんでした。
ハッキリ言ってかなり自分好みのバンドでした。

THE★米騒動〜衝撃極限炸裂!このロックンロールは事件だ〜

ちょうどいい時間になったのでここでお昼休憩。この日も地ビールを飲んでまったりとします。
近くのDJブースからは何やら聴きなれた曲、
ももクロちゃんの「行くぜっ!怪盗少女」だ!と、そこからピンキージョーンズココ☆ナツChai Maxx〜と怒涛のメドレーに思わず興奮。
これ以外にもK-POPやAKBの「ヘビーローテーション」そして娘。のラブマもかかっていて、フェス中アイドルソングが乱れ飛んでましたw

休憩したところで、THE BACK HORNのステージへ。
次のカエラが前で見たいということもあって、THE BACK HORNも結構前の方に行きました。
彼らは7回目の出演で初のグラスステージということで、本人達は勿論、ファンのテンションも凄い高くて、1曲目が始まるとギューっと凄い圧縮率で、激しい濁流が起こります。
ああ、これ!これ!
初日はBIGMAMAアジカンがあったものの激しさ的にはそこまでではなかった印象だったので、この激しさに強烈に高まりました。
とはいえ飛ばし過ぎて終盤はヘロヘロ。終盤は比較的スローな曲を集めてくれたので何とか命拾いをしました。

THE BACK HORN〜初のGRASS STAGEで描いた激情と希望


そしていよいよカエラ
セッティングでしのっぴやらあいごんさんが登場しただけで高まります。

そしてSEと共に跳ねるようにカエラ降臨!!

黒Tシャツに豹柄のミニとか普通の人なら絶対可愛くない衣装もカエラだと歳強にカワイイ!
もういきなり場内に笑顔が咲きまくり。

一曲目は新曲「喜怒哀楽 plus 愛」初聴きでしたが、アッパーでなかなかアゲアゲな感じ。
いい感じで体が暖まったところで、「TREE CLIMBERS」。今日は序盤から攻撃的な布陣。カエラのダンスもバッチリ決まって、序盤でもうよっしゃ!って感じ。
アッパーな曲を4つ続けてMCでは、「ジャパンフェス2年振りの登場です!」とご挨拶。そして「ちょっとしっとりした曲をやります」と続いては「Butterfly」
勿論場内は大歓声。心地良い海風に当たりながらこの曲を聴くと、本当に胸に沁みます。
いい感じで癒された後は、「皆タオル持ってる?」とカエラ。続いてはCircle!
この曲は本当にフェス映えする曲。ステージから見る光景はさぞやキレイだったんでしょう!カエラも超御満悦。
皆で一緒にヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノした「BANZAI」で盛り上がった後は、カエラがギターを構えます。
「BEAT」投下!!!
カエラも激しく体を揺すりながらギターをかき鳴らします!くぅ超痺れる!!!

ラストはフェスでは結構鉄板な締め曲「Magic Music」
弾むようなサウンドとステージで楽しそうに跳びはねるカエラに合わせてオーディエンスも気持ち良くジャンプ、ジャンプ!
2年振りのカエラ、本当に楽しく締めました。

木村カエラ〜おかえり!復帰後初の夏フェスは熱かった〜

カエラ終演後のグラスステージ周辺】


本日の最重要任務を完了した所でちょっと小休止。ここでこれまたフェスでは恒例となりつつあるハンゾーさんとヲタ話www
ハロコンのみやびちゃんソロアクトが強烈にエロいらしいという話から、ハンゾーさんはベリも参加したシアトル公演にも行かれたそうで、色々写真とか見せてもらいました。
やはりベリヲタの彼も合同紺否定派でした。ですよねぇ。。
結局1時間くらい話していた気がしますw


で、ラストはthe telephonesでディスコして締めようと思ったのですが、その前のフジファブリック辺りから人の入りが凄くてとても入れず断念。

皆結構疲れていたこともあって、この日はヘッドライナーを見ずに切り上げる事にしました。

このメンバーでフェス参戦も6年目になりました。土曜夜恒例の飲み、いつもはヘロヘロで1杯で終わってしまう年もありましたが、今年は結構ガッツリいきました。


と、かなり長くなってしまったので3日目は明日以降に。。