岡井千聖(℃-ute)Solo Live 2011 Vol.2〜半蔵門で踊ってみた!!〜@WinPa 前編〜奇跡のコラボレーション〜

2月13(日)×3公演、2月14日(月)1公演の計4公演が催されたちっさーのソロLIVE第2弾。
その中で自分が参加した13日、2回目公演のレポです。
とても遅くなりましたが(ある意味いつも通りかな)、℃-uteとして今年最初のイベントに参加する前に、あの奇跡の時間の出来事について書いておこうと思います。
今回は今のところ映像化の予定がないそうなので、詳細に書いてみました。
で、思った以上に長くなってしまったので、前後編に分けます(^_^;)


今回はよっさんと入りました。場内に入ると今までにもまして小さくてショボイ物販スペース。
イベントTシャツは1公演目の前で早々の売り切れてしまったそうです。やっぱりライブはマフラータオルだろ!ってことでかつてのちっさーのイメージカラー、岡井ジャパン公認色の青のマフラータオルを購入しました。
会場は大会議室の為、普通のパイプ椅子がギッシリ敷き詰められていました。だいたい左右10列ずつで中央が通路用に空けられていました。。。
この時点では単なる通路だと思っていました(^_^;)
自分はP列でしたが、後ろにもう4列くらいあったと思います。まぁいずれにしても後方、しかも完全にフラットな状態です。

ちっさーの踊ってみた!

静かなBGMが流れ出すと、ヲタがoiコールを開始します。まぁ、いつも通りです。
ややあって歓声が上がります。恐らくちっさーが登場したんだなって思いました。というのも人だかりでステージが全く見えない(;´Д⊂)
そしてBGMがフェードアウトすると、Kiss me 愛してるの超高速、攻撃的なイントロが響きます。
自分もそうですが、会場は一気にザワザワっとテンションが上がっていきます。ちっさーが歌うのではなく、ボーカル入りの完全オリジナル。これに合わせてちっさーが踊る、いわゆる踊ってみたの体です。
客席が動き出すと、隙間からちっさーを何とか確認できるようになりました。
赤ジャケットに黒のタンクトップというロックスタイルの衣装に、踊ってみたシリーズのトレードマークでもあるポニーテールという、正にこのライブの正装だww
踊りだけだろうと、ねぇねぇのレスポンスはちゃんとやるし、ちっさーの「愛してる!」のフレーズは一際大きな歓声、早くもライブさながらの盛り上がりです。

正直この視界が続くとツライという気はしましたが、それ以上に、物凄く楽しいライブになりそうだという予感がしました。
と間髪いれずにFOREVER LOVEのイントロ。またしても高まります。
これも踊ってみたシリーズではお馴染みのナンバー。相変わらずイントロのoiコールがウザいくらい盛り上がるwww
Aメロの愛理、舞美コールは歌ってなくても、オール千聖コールwww

と、いつも通り。。。と思っていたら、何と。。。

ちっさー降臨!!!

ちっさーがステージから降りてくるではありませんか!!
花道。。。というにはあまりにもショボイ単なる通路、その合間を縫って、あのちっさーがやってくるではありませんか!!!
しかも2番では自分達のQ列の真横にピタリと付けます。その距離感はライブの最前級。
見えないよぉなんて心配してたのは、今は昔。この恐るべき臨場感に、幸福感を噛みしめつつ、思いっきりガッツきました。
トイメンでは、激しくガッツくヒロシ兄さんも見えて、思わず笑ってしまったww

続けざまに、『本気ボンバー』を投下。
みやびちゃんのボーカルをバックに踊れてちっさーも本望か!?
ハロ紺でも披露されたこともあってか、カウンターコール、拍手、そして勿論千聖コールに、この曲より解禁になったジャンプ。
夏じゃん!!に合わせて元気よく跳ぶ!!ヲタの息も3曲で一番ピッタリか。この辺り、今回の客層を窺い知ることができますwww


のっけから激しいアッパーチューン攻勢で場内のボルテージも最高潮。
そこへ「皆さん、こんにちわー!!」と元気よく挨拶をぶちかますちっさー
毎日新聞でお馴染みの岡井千聖です!」とつい数日前に掲載されたネタをからめた自己紹介には会場も大いに湧きます。

リ ・一・リ<タイトルにもある通り、踊っているだけのライブになります!
場内のエーイングに、
リ ・一・リ<というのはウソです!!
全くおなじネタをVol.1でもやっていたのは、後にDVDを見て知りましたww

Kiss me 愛してる」はメンバーがいなくて変な緊張感があったそうです。そりゃいつもと勝手が違うから当然だよと思っていたのですが、

リ ・一・リ<間違っても他の人見れないじゃないですか!!

って、そっちかよ!!ww

「会社で踊ってみたと、今回の半蔵門で踊ってみたとではは全然内容が違います!」
「本気とかいてマジで皆さんもりあがって行きましょう!!」
と会場をいい感じで煽ったところで、次のステージに突入していきます。この辺の流れの掴み方というか、ステージワークはとてもソロライブ2回目とは思えない絶妙さです。

ちっさーの歌ってみた!

「私の初めてのソロCDにもなりました。聴いて下さい」という曲紹介と共に投下されたのは、ハロプロ史上最凶の大砲ソング。
『ロマンティック浮かれモード』www
イントロからのちっさー節。本物の美貴様のようだ!!
場内もワンフレーズだけでウォーと湧きます。そして、強烈なoiコールと絶叫MIXの乱れ打ちが開始されます。
オシオキキボンヌ!!の大絶叫と共にサビは、ハンズクラップとロマンスの応酬wwww
勿論自分もやりましたよ!!これは普通のヲタなら絶対やるべきです!!
が、連番者の元ガチ美貴ヲタはずっとフリコピしてました。細かい仕草からカンコピですwww
この会場の空気に贖うかのようなカンコピっぷりは実に笑えたのと同時に、感動すらしましたwwwww

大のオトナによる場内の容赦ない乱れっぷりはとにかく圧巻。ここまで純粋にヲタとしての本性を剥き出しにできて、しかも嫌な感じがしないアクトって、この曲くらいですよね。
何だか見事なまでの乱れっぷりは感動的ですらありましたwww

と、そんなヲタヲタしい余韻に突然鳴り響く『消失点 -Vanishing Point- 』のイントロ。
この振り幅の凄さに言葉を失いました。
みやびちゃんほどの艶やかさはないけど、ちっさーの澄んだ歌声が沁みます。
ここで一部手拍子や千聖コールを入れるヲバカな方々いらっしゃいましたorz
盛り上げようって気持が空回りしているような気がする。確かにそういう気持ちは悪いことではないんだけど、盛り上げるより何より、まずは音を真剣に聞こうよ!そうすれば手拍子とか、まして千聖コールなんて絶対出てこないハズだから。。。とちょっと残念な気持ちになりました。
(少なくともBuono!紺でみやび!!とか言わないでしょ?言っちゃうのかなぁ。。。)

ファルセットもまずまず、そしてビブラートは相変わらず絶好調。
特に圧巻はCメロ。ちっさーの歌声はやっぱり迫力があります。

それでも、やはりみやびちゃんに比べるとまだまだって思いました。
ちっさーもきっとその事を分かっていて、それでもあえて、大好きというこの曲に挑んだんでしょうから。

ちっさーのブログから

「私のブログ読んでるよって方?」という質問に会場の殆どの人が元気よく手を挙げました。
ここで話はソロライブリハで、あの物議をかもした?アコギ画像について語り始めます。


んま、マイペースに行こッ千聖

反響が凄くて、ブログでも沢山コメントをもらったそうです。(勿論自分もコメントしましたw)

リ ・一・リ<そんなに沢山良いコトバを頂いたら、本気でギター練習しようと思ったんです!
リ ・一・リ<本当に思ったんですよ!
リ ・一・リ<本当に思ったんです!!
リ ・一・リ<本当に思ったんですっ、ということで。。。スペシャルゲストをお呼びしました!

え!?この時点で妙な胸騒ぎがしました。

Buono!のバンドDolceでお馴染みの。。。


え?え?え?え?


リ ・一・リ<菅原潤子さん!!!!


ええええええええええ〜!!!!!!!!!!!!!!!

マジぶったまげました!!!
そりゃ、今や宇多田ヒカルのライブにも出演する超売れっ子。しかも今回はBuono!ですら抑えることができなかったのに、それをよりによって、たった一人の、それも半分ネタのようなライブに来るなんて、それこそちっさーの踊ってみたへのコメントじゃないですけど、大リーガーが草野球の試合に出たような感じでしょう!!


潤子コールに迎えられて潤子さん登場。

ちっさーに自己紹介を促されると、潤子さん「超恥ずかしい。。菅原潤子です!初めましてじゃなさそうですね!」
としっかり笑いをとります。

ここでこんな売れっ子の潤子さんが来てくれた種明かしをしてくれます。

リ ・一・リ<今回、Buono!よりも先にスケジュールを抑えさせて頂いたので、来て頂きました!!
翌週は相川七瀬さんのライブにも出演することを紹介して、自分のイベントに来てくれた事に対して、恐縮しっぱなしのちっさーでした。


潤子さんの登場だけでも奇跡でしたが、この後、本当の奇跡の時間が始まります。

コラボラボ 岡井千聖×菅原潤子

まずはこのライブが決まって歌いたい曲を聞かれた時に、一番歌いたい曲という曲紹介から、曲名が告げられます。
kiroroさんの『Best Friend』
曲名を聴いただけで、鳥肌が立ちました。
潤子さんの優しいエレアコの音色と、ちっさーの力強く温かい歌声。
この夢のようなコラボレーションに自然と涙が頬を伝ってきました。
客席も間奏に拍手を贈る以外は本当に静かに聞いてました。
横の方は何をとちくるったか途中まで手拍子してましたが、流石に最後は空気を読めたらしく止めてくれました(^_^;)

ずっと ずっと ずっと Best Friend♪

最後はボロ泣き。ちっさーの歌声のチカラ改めて思い知りました。
この曲はちっさーは本当に大好きで、昨年のANNEXで舞ちゃんから曲の相談を受けた時に、この曲を歌ってもらったというエピソードがあるくらい。

続いては、最近ブログでも触れられていたオーディションで歌った曲の話について話し始めます。
オーディション千聖

お母さんに課題曲の相談をしたところ、「周りはハロプロの歌を歌うと思うからハロプロではない曲を歌えば?」というアドバイスをくれたそうです。う〜ん、こういうちっさーママのセンスステキです。
結局ちっさーで決められず、ご両親に決めてもらったそうです。
それが、『ラムのラブソング』と映画『耳をすませば』の主題歌『カントリーロード

ラムのラブソングの曲名が出た時は場内大爆笑でした。

以前ヘブンイベで、オーディションの時の曲を歌うコーナーがあったことに触れます。ただこの時はハロプロ以外の曲は一律『がんばっちゃえ!』に変更されていました。

リ ・一・リ<今日は9年振りにこの歌を歌いたいと思います。聞いて下さい。『カントリーロード

カントリーロード この道 ずっと行けば あの町へ続いてる 気がする カントリーロード

エコーのかかったアカペラの歌声が会場に鳴り響きます。それだけでもう鳥肌ものです。
そこから潤子さんのギターが入ります。
ギターと歌い手のこの距離感はやっぱりイイ。ギターの音色がちっさーの歌声を引き出し、そして潤子さんのギターもちっさーの歌声に合わせて音色が弾む。
まるで二人で会話してるかのように。

Cメロの入りはこの曲で一番力が入るところ、ちっさー気合いが入り過ぎて、一瞬フライング。
でもそんなの関係ない。本当に温かいアクト、個人的にもとても思い入れのある曲なので、本当に感動しました。


しかし。。。

この娘はさらなるビッグサプライズを用意していました。

聞き覚えのあるギターの音色。。

な、涙の色だ!!!

強情 あなたは強情♪

潤子さんのアルペジオだけに合わせてちっさーが圧巻の独唱。

す、凄い!!!

と、同時にこの曲はテクニカルな楽曲だと改めて思いました。
息継ぎ、ファルセット、何より憂いの感情表現、ちっさーの課題が次々と浮き彫りになったことも事実。
この曲で2トップを張る、愛理、そして舞美嬢の凄さを再認識してしまいます。

でも、気持ちを込めるって事の前には、技術論は実にくだらないなとも思いました。

ちっさーのワンフレーズ、ワンフレーズは本当に胸に響きます。
特にラストのアカペラは圧巻。もう本当にゾクゾクきました。

涙の色アコスティックVer、それもギタリストが潤子さんという奇跡。

ハロヲタを長い事やってきましたが、これほど奇跡と思えることは、そうはありません。

ここで潤子さんが退場します。

リ ・一・リ<また来てくれますか?

「え?」と茶目っけたっぷりの潤子さんにちっさーもすかさず、「そこは台本通りでお願いします」

今まで奇跡を演出していた2人とは思えない、ホノボノとした会話www

最後は拍手と、潤子コールに包まれて潤子さんは去って行きました。

潤ちゃん、また来て下さい!!


to be continued ...