ROCK IN JAPAN FES.2010 舞放浪記 その3
ジャパンフェス最終日は前日に続いてフォレストからスタート。毛皮のマリーズです。
前日も下手の真緒ちゃんサイドからスタートしましたが、この日もやや下手に陣取りました。
そりゃベースのヒロコさんサイドですから!
ヒロコさ〜ん!!色っぽいですぅ!!
で、全身赤づくめで王冠、脇毛もしっかり処理した志磨遼平登場ww
こんなに化粧が似合うロックシンガー、日本じゃ吉井和哉かローリーくらいかw
でも、こんな怪しい格好とは裏腹に、楽曲はかなりロックンロールしてます!!
朝イチから高まりました!
毛皮のマリーズ〜最後は必ず正義が勝つ!ロックンロール・ヒーロー見参!!〜
続いては、トライセラを何曲か見て、今年初めてのWING TENTに向かいました。
お目当ては、Jeepta
2ndシングル「理想郷」のPVを観て、ギタリストchoroのプレイを是非生で観てみたいと思いました。
このPVでも分かるように、今時珍しいこの極端に高めの構えが、早弾きしてやるぜ!って気概が伝わって来て、とにかく潔い!!
で、実際リッチーブラックモアよろしくなプレイをかましてくれます!。
ツインギターの意味ないじゃん!!ってバンドが多い中で、ソロだけでなく、バッキングとかでも結構複雑にやってくれて、とにかく聴いてて楽しいプレイをしてくれます。
隣で観てた人も「このギターがスゲーんだよ!」って言ってたくらいです。
と、期待大だったんですが、思ったほどギターが絡んでこなかったんだよねぇ・・・
それでもラストの「理想郷」は、なかなかのもんでした!
今後に期待です。
Jeepta〜万華鏡のようなロックの渦が、WING TENTを揺らした!〜
その後は昼飯の為、湊屋に向かう途中パークのユニゾンを通りかかったら、おっ、結構いい曲じゃん!って感じの曲が続いたので、数曲観て行きました。
昼食後はちょっと休憩する為に、連日のシーサイドステージへ。で、その後はレイクのZAZEN BOYSに向かいました。
ZAZEN BOYSはテレビ等でライブ映像を見て、是非一度ライブに行ってみたいと思っていたバンドです。
やっと念願がかないました。
真昼間の灼熱のレイク、今回も人の入りは微妙だ。当然自分はフロントスペースに突っ込みます。
アンプの上には大概ミネラルウォーターが置かれるのですが、ZAZEN BOYSはその横に一番搾りがwww
一発目から「Asobi」、あのムッシュかまやつがプログレッシブパンクと称した、静けさの中にも激しさを秘めた魅惑のビートに、もう何ともいえない快感を覚えます。
フロントでもガシガシモッシュをやるでもない、皆がそれぞれのノリ方でZAZENの音楽を楽しんでいます。
一方向井さんは、1曲終わる頃にはビールのおかわり。さらに3杯めからはスーパードライを投入。
おいおい、どんだけ飲むんだよ!!ww
まるでスタジオセッションのような4人の緊張感が伝わる距離感も最高。この距離感を利用して、向井さんに指を差された人は、楽器を鳴らす、それも差し方で、強弱や弾き方を変えるという、何とも高度な音遊びもしてました。
物凄く完成度の高い音を鳴らす一方でこういった遊び心に溢れて、しかも酒呑みまくりとかwwww
もうありえないくらい楽しいステージ、個人的にはBAWDIESに次ぐアクトでした。
ZAZEN BOYS〜最強の猛暑を跳ね返す、最強の痙攣ビート〜
続いてはパークへ移動してUNCHAIN。
やっぱりこの人達の音って、物凄いキラキラしててそれでいて激しい!!
女性ボーカリスト2人もついて、とにかく周りも好き勝手踊ってて、自分もノリまくってました。
オレも若き魂ってことにしておいてもらおう(^_^;)
UNCHAIN〜PARK STAGEに集った、若き魂を揺さぶる!〜
お次は再びWING TENTに戻って、マスドレです!
もう、このフェスの総決算にするつもりでフロントのほぼ最前付近で陣取りました。
マスドレのセットはドラムスがめちゃくちゃ近い。威圧感すらありますが、この距離感があの轟音をダイレクトでブチ込んでくれる訳です。
相変わらずなつこんは人懐っこい笑顔で登場する。しか〜し、この笑顔に油断してはいけない!
と次の瞬間新譜から「ゼロコンマ、色とりどりの世界」
フロントは思ったほど激しくなくて、ちょっとビックリしてましたが、2曲目「ひきずるビート」だったか!?が投下されると、モッシュを扇動するキッズ達がフロントになだれ込んできて、一気にカオス状態に陥りました!
唸りをあげるベース、激しく刻むギター!そして轟音轟かすドラムス、この腹に響くようなマスドレたらしめる重低音のアンサンブルにフロントはさらにメチャクチャになっていきます!!
あのハイライトすら中盤で投下されます。で、ラスト近くなってくると段々みんなヘバッてきて、最後は激しくやってるのが8人くらいになってしました。自分はその輪から離脱する機会を逸してしまって、もうやけで最後までガシガシブチ当たってました。
すべてが終わると、最後までモッシュを頑張ってた一人が、同じく頑張ってたメンバー達と抱擁を始めますww
何か最後までファイトした者同士に芽生える友情www結構じゃないですか!!
この後もフェスは続いていきますが、自分のフェスは事実上、ここで終了。
何も思い残すことはない、真っ白に燃え尽きました!
MASS OF THE FERMENTING DREGS〜マスドレの壮絶なアンサンブルがWING TENTに炸裂!〜
この後は、散り散りだったツレ達と集合して、グラスの大トリYUKIを遠目に眺めつつ、音と酒と戯れた夢のような3日間を提供してくれたひたちなか海浜公演を後にしました。
Thank you Rock'n Roll!!
来年もまた戻って来ます!