Buono!ライブツアー2010〜Rock'ｎ Buono3〜＠Zepp Nagoya 後編〜Happy Birthday みやび♪〜

Buono!紺千秋楽レポの後編です。
前編はこちら⇒Buono!ライブツアー2010〜Rock'ｎ Buono3〜＠Zepp Nagoya 前編〜四顧の礼〜

新生Dolce見参

VTRの後はいよいよDolceメンバーも登場してロックモード全開のステージに突入していきます。
このロックステージ一発目のアクトは毎ツアー様々な趣向が凝らされてますが、今回もみやびちゃんをセンターステージに残して、桃、愛理は2階席に登場させるという度肝を抜く手法で登場させました。

さぁ、いよいよ後半戦が始まる。横の桃ヲタさんも2階席の方を向いてスタンバイOKの様相。
新ドラマ―まいさんの軽快なドラミングが炸裂すると、「One Way=My Way」が投下されます。
グングン加速していくこの曲の感じがオープニングにピッタリで、個人的には「Cafe Buono!」と並ぶオープニグ曲だと思います。
「みんな最高のライブにしようぜ！！」リーダーが勇ましく叫ぶと、間髪いれずoiコールを扇動します。
くぅ、相変わらずリーダー痺れます。
と、今回はステージに2人いるぞ！！桃と愛理だ！！桃はどこだ？と横浜では桃の指定ポジだった右側の2階席に人影が無く、あせる桃ヲタさんに「こっちこっち！！」と教えてあげましたｗ

と、みやびちゃんは？

おおぉ、いた！左側の2階席だ！！

それにしてもまいさんのドラミングの何と軽快なことか！！
ただでさえBuono!でも屈指の疾走感を誇る「One Way=My Way」をさらに躍動させます。
軽快なリズムにテンポよくoiコールをかまして場内のテンションもグングン上がってくる。
スゲー気持ちいい！！

続いては、まいさんが「１，２，３，４！」の掛け声と共にこれまた高速アッパーチューン「カタオモイ」を投下してきます。
この攻勢、Buono!ツアー史上最速のスタートダッシュをかましてくれます！

軽快なビートに潤子さん絡めてくるソロも最高に痺れる！！
このビートににつられてフロントスペースもいい感じのウネリが発生して、本当いい感じで高まってきました。

ハイライト

全くもって、見事なスタートダッシュを決めてくれましたが、今ツアーでは、その余韻に浸ることすら許されません。
ステージにはスタンドマイクが投入されます。
そして、まいさんの力強い4ビートドラムが鳴り響くと、
「さぁ、ここからはバンドDolceと最高に盛り上がって行きます！！」とリーダーが力強く宣言。
ステージフロントには潤子さんが出てきて、あの攻撃的なリフをかます！！

Independent Girl　ファイエル！！！

キタ！！

何のためにここまで前線参加せず、フロントスペースの後方にへばりついていたのか。それはこの曲で思いっきりヘドバンをかますため！
イントロが始まると、場内からはoiコール。
自分もガシガシヘドバン開始。超高まって来た！

Aメロでは、あの斜め45度を必殺のゾーンとした元イタリア代表アレッサンドロ・デルピエロを彷彿とさせる、嗣永桃子の斜め45度視線。必殺の嗣永桃子ゾーンが炸裂！！
あの鋭い眼光！マジ痺れる(≧∇≦)b

サビの腕を上下動させるイマイチだった振りもスタンドマイクという道具を得た事で、かなり様になっている！この日も正面にみやびちゃんを臨む事ができましたが、みやびちゃんも何てスパイシーなんだ！！

テンション上がりまくりのこのアクトでも、そのテンションがピークに達するのは潤子さんのギターソロ。
潤子さんがノリまくってギュインギュイン鳴らす音に合わせてノリまくる。マジ最高です！

Buono!の数あるアクトでも、とりわけ重厚なロックを体感できるこのアクトは、やっぱり自分的ににはこのライブで最大のハイライトです。

Dolceメンバー紹介

3曲終わると、改めてDolceのメンバー紹介。
ニューフェース、ドラムスまいさん！！
キーボード、バンマス、クールビューティーejiさん！！
おかえり、ベースなおみちさん！！
みんな大好きギター潤ちゃん！！

やっぱり潤子さんの時の歓声が一際大きかったです。潤子さんもT.REXの「20センチュリー・ボーイ」をかまして場内を煽ってました。
と、その流れで、「ホントのじぶん」。
とてもポップな曲だけど、潤子さんのバッキングやまいさんのドラミングが超カッコイイ！！
「分かる〜！！」って桃と合わせて絶叫したり、サビでは潤子さんもピョンピョン跳んだり、本当楽しいアクトです。

オアシス

ヒートアップした場内ですが、一転して、今回の公演で最大の静寂に包まれます。同時に最大の見せ場が訪れます。
ejiさんのピアノの伴奏だけをバックに、愛理、桃の歌声が場内に響き渡ります。その歌声に聴き惚れていると、みやびちゃんのパートでは、愛理と桃がハモりを見せてくれます。
その流れから、サビもみやびちゃんがメインを務めて、他の二人が見事なハモリを聴かせてくれます。
それは何とも幻想的な空間でした。
こうして、1コーラスが歌い終わると、場内からは拍手と歓声が起こります。

2コーラス目では、他の楽器も入って、テンポアップしますが、ロックというよりは、ジャジーな演奏で、3人のボーカルを最大限に引き立ててくれるよう。
この演奏の最大の配慮に3人が気持ち良さそうに歌ってるのと、エンディングの潤子さんの叙情感豊かなギターがとても印象的でした。

続いても静寂の中、かすかに響くシンセ音とカッティングの音、そしてステージフロントに立つ潤子さんの、これまた叙情感たっぷりのイントロのギターリフが鳴り響きます。
そこから、Dolceの演奏が始まります。爽やかな曲調に、3人の声がとてもマッチして、これまた幻想的な空間を作り出していました。
中でも、サビの桃の清涼感ある歌声は半端なく沁みました！静かなメロディながら、激しさを押し殺すような、eji姉さんのエモーショナルな表情もステキでした！！

この2つのアクトは、ロックなステージに沸いたオアシスのよう、本当に心が癒されました。

最終コーナー

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜Rock'n Buono!3もいよいよ最終コーナーにさしかかりました！
ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜みんなまだまだガソリン残ってる？まだまだ行くよ！！

と、静かになった場内にテンションに再び火を付けるべく、煽りが展開されます。

州´・ｖ・）＜ラストスパート、エンジン全開フルスロットルでGO！！

と愛理が号令を発すると、場内にはエギゾートノースト音が響きます！

Buono!ライブラストスパートの鉄板、恋愛ライダーが投下されます。
そしてこれまたラストスパートの鉄板で上着を脱いで、露出の高い衣装にチェンジ！！

まぁ、ラムちゃんに比べれば雲泥の差ですが・・・

この相乗効果でBuono!のラストスパートは本当激しくなります。
今回もフロントスペースでは再びプチモッシュが発生。もう自分も後ろに張り付いてる理由が全くなくなったので、モッシュ・ピットに突入して、思いっきり弾けました。

続いては「ワープ！」
「ワープ！」の場内をタオルで埋め尽くす光景と、「カモンベイベー」のカウンターコールもいつもながら最高ですが、やっぱりこの曲の醍醐味は間奏のコールアンドレスポンス。
ﾙ*’ｰ’ﾘ＜名古屋の皆さん、今日は最終日ですよ！おっきい声出してくれないと桃泣いちゃ〜う！！
ウォ〜！！ぶっ飛ばしたくなるブリッコ桃子出たｗｗｗｗ
やるなぁリーダーｗｗｗ

愛理最高！！
みやびセクシー！！
ももちカワイイ！！(ばばちって言ってた人確実にいたよなぁｗｗ)
そして最後は、
Dolce最高！！！
楽しい(≧∇≦)b(≧∇≦)b
これぞBuono!版ロッキンパーティって感じです！

ラストは「Bravo☆Bravo」。
P・A・T・Iの場内大合唱から、3人がクラッカー砲弾！！
と、千秋楽にしてみやびちゃんがよもやの不発(^_^;)

この曲も、「One Way=My Way」「カタオモイ」に負けない疾走感溢れるナンバー。ここでもまいさんのドラミングが本当効いています。なおみちさんのベースはこの曲に力強さを齎してくれます。
ejiさんの奏でる音も本当いいアクセントになっています。何気に最も4人の演奏のバランスがいい曲じゃないかと思います。
Dolceの多幸感溢れるロックアンサンブルに身を委ねて、ステージと場内で再びうねりをおこします。
そして最後は「大きくジャンプ！！」とBuono!に合わせて自分もジャンプ！
でっかいアーチを架けて、ブラボーなアクトがフィニッシュしました。

ハッピーバースデーみやびちゃん

リーダーが8月21日でBuono!結成から3年が経つことを報告。続けて・・・
ﾙ*’ｰ’ﾘ＜8月25日にはみやのお誕生日です！！

桃の発案によって、ejiさんの伴奏に合わせてハッピーパースデートゥユーを歌いました。
ヲタ主導のの生誕企画に慣らされてしまったので、こういうメンバーやスタッフ主導の生誕企画って新鮮でした。
大がかったサイリウム企画とかはないですけど、こじんまりとしていても心が籠っていてとてもいいなぁって思いました。

アンコール

ちょっとまったりしていたところですが、「アンコール行くよ！」の掛け声と共に「We are Buono!〜Buono!のテーマ〜」が投下されると、場内のヲタも第一級戦闘配置に付きます。
潤子さんがギターをかき鳴らすと、まいさんのドラミングが炸裂。いやマジ速い！！速い！！キックもバスバス響いてきて一気にテンションマックスになります。

「アイドルだって舐めてんじゃねーぞ！！」のシュプレヒコールから、サビでの「最高 MUSIC！最高Buono!」の大合唱はもうすっかり定番になりました。
やっぱりライブでは声を使うのが一番盛り上がります。

3人とDolceの演奏ｗでは、桃はピンクのサイリウムをステッキに見立てて、大暴れｗｗ
自分のいた上手側に愛理がやってきた時は、本来愛理サイドでないところで潜伏していた愛理ヲタ(自分含む)が大挙して、愛理の周りに参集、そして指を立てて大はしゃぎすると、愛理も嬉しそうな笑顔を浮かべていました。

いいなぁ、これって紛れもなくライブでのコミュニケーションって感じです！

続いての「MIRACLE HAPPY LOVE SONG」は、決してポピュラーなナンバーではないのですが、タオルと、そして何と言っても
「愛し合おうよ！！」
とある意味ロックで最もポピュラーな大シュプレヒコール。これは盛り上がらない訳はありません！！

ラストのMCでは、愛理はいつものように、Dolceやメンバー、スタッフ、そしてファンに感謝の気持ちを述べていました。
みやびちゃんは最終日なのにクラッカーが不発に終わったことを本当に悔しがっていましたｗｗ
これには会場も「もう一回」コールが起こりますが、

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜スイマセン、予備がないのでそれは勘弁して下さい
と一蹴ｗｗさすがリーダー

みやびちゃんもこのままでは収まりません。「でも、その代わりに」と言って、手に赤いサイリウムを握りしめます。
そしてあのいつものポーズ、そしていつも以上の溜め・・・・

ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜みやビ〜ム！！！

ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!

ご機嫌なのか、ビーム！ビーム！と何発も放ってましたｗｗｗ

最後はリーダー。ファンに感謝の気持ちを述べた後、今回一番苦労して、成長を感じられたのが、「君がいれば」のハモりであることを話しました。
始めは少なからず逡巡したそうです。愛理は安定感抜群で余裕の感じ、みやびちゃんもメインパートでそれほど苦にしてなさそうで、残った高音パートを務める桃はとても焦ったそうです。

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜他の二人よりも歌やダンスも上手い訳でもなく・・・

これには場内もイヤイヤと否定すると、

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜そこ否定してくれるんですか！本当ありがとうございます！

と爆笑をかっさらってました

最後は他の公演と同様、「Rock'ｎ Buonoを4回、5回とやりたい」と言って拍手喝采を浴びてました。

ラストは「You're My Friend」でまったりとして、笑顔でお別れ。去り際に潤子さんは最前の人達とタッチしてました。
いいなぁ！

千秋楽スペシャル！？

終演後、突如スクリーンが下りてきました。
「千秋楽スペシャル来るのか！？」場内は異様な期待感で包まれました。

ロックの神様のインストと共に、今回のツアーのリハ風景が映し出されます。
するとどこからともなく、ロックの神様の大合唱が始まります！！

おおぉ、何かスゲーことになってきたｗｗｗ

結局メンバーは登場しませんでしたが、映像が終了後も暫くBuono!コールが鳴りやむ事はありませんでした。

何かいいエンディングを見させてもらいました。

グッズ

終演後愛理DVDを購入しようとしたら、愛理だけSOLD OUT・・・
流石に他のメンバーのは買わなかったです。
Tシャツ1毎に、日替わり3日分。
グッズは今までで一番お金がかかりませんでした。

セットリスト

Cafe Buono!

ロッタラロッタラ
MC1(挨拶)

こころのたまご

Kiss!Kiss!Kiss!

I NEED YOU(消失点-Vanishing Point-、OVER THE REINBOWと公演替わり)
MC2(フリートーク)

うらはら

Last Forever

Our Songs
MC3

My Boy
VTR(Buono!の夏休み)

One Way=My Way

カタオモイ。

Independent Girl〜独立女子であるために〜
MC4(Dolceメンバー紹介)

ホントのじぶん

君がいれば

Blue-Sky-Blue
MC5

恋愛ライダー

ワープ!

Bravo☆Bravo

EC1. We are Buono!〜Buono!のテーマ〜
EC2. MIRACLE HAPPY LOVE SONG
MC6
EC3. You're My Friend
10よりDolce登場

総括

それにしても気持ちいいライブでした。
横浜では、あまりの客の入りにかなり不自由して、それがこのライブへの評価を曇らせてしまいました。
確かに、We are Buono!ツアーに比べれば随分とロック色が薄まった印象でした。
「ロックの神様」「泣き虫少年」「ゴール」などBuono!を代表するロックナンバーが聴けなかったことに物足りなさも覚えました。

反面ポップさを強めたことで、Buono!サウンド最大の魅力でもあるキラキラ感がこれまで以上に増していたように思います。
それが何とも言えない楽しさに繋がったのかなと思います。
何回も続けてきたBuono!とファンの関係からか、煽るタイミング、返すタイミングも絶妙になってきた気がします。
場内のファンとの関係が、少しずつメロン記念日のそれに近づいてきたんじゃないかなと感じました。

新ドラマ―のまいさんの加入も大きな事件でしたね！彼女のドラミングとBuono!楽曲の相性が抜群でした。
実に軽快で且つツボを心得たアクセントをつけたドラミングは、とりわけポップな楽曲に今まで以上の躍動感を与えてくれた気がします。
まいさんとの出会いは、Buono!楽曲を一層輝かせてくれるんじゃないかと思います。
(勿論前任のcheetaさんも素晴らしいドラマ―でした。)

Buono!とDolceとの関係は・・・この2グループの関係について今更言葉はいらないですよね！！

Dolceマジ最高です！！