その早貴にあるものは・・・

14日のWBOウエルター級タイトルマッチ凄かった!チャンピオン、マニー・パッキャオが3-0で初防衛に成功しました。ジャッジの1人はフルマークを付ける圧勝。そもそも挑戦者のWBO1位にして、元IBFチャンピオン、ジョシュア・クロッティ、彼はパッキャオがこれまで倒してきた相手ほどのネームバリューはありませんが、彼ら以上に危険で強い挑戦者でした。知名度が低くて実力があるボクサーの典型で、彼は何人ものチャンピンが対戦を避けていたそうです。
そんなクロッティにめぐってきた千載一遇のチャンス。「クロッティが何者か世間に知らしめる」記者会見で語っていたこのセリフからも並々ならぬ意欲が伝わってきます。
試合でも、生涯一度もKO負けを喫したことがない鉄壁のガードで固めます。パッキャオが撃ち疲れる後半に勝負をかける作戦でした。
が、パッキャオの手数が後半になっても全く落ちない。顔面がダメならひたすらボディブロー、時折ガードが下がったところで、顔面にも一発。驚異のスピードに支えられた、フットワークから速射砲にように繰り出されるパンチの前に、クロッティは反撃の糸口すらつかめない。その結果が3-0の圧勝です。
どんな相手でもつねにハードヒットで攻めまくる、パッキャオをパッキャオたらしめるファイトスタイルは今日も健在でした。
試合後のインタビューで言及していましたが、次はいよいよメイウエザー戦でしょうか。それには5月のWBAタイトルマッチでモズリーに勝利することが条件となりますが・・
さて、一度はご破算となった世紀のビッグマッチは実現するのでしょうか?

ところで、14日℃紺に参戦できなかったのは、決してボクシングの試合を観ようとしたからではありません(^_^;)