Buono!ファーストライブツアー2009〜Winterフェスタ!@東京厚生年金会館(後編)〜WHITE ROCKIN' PARADISE〜

気が付いたらロックなクリスマスパーティーから1週間過ぎてしまいました。
では、後編です。今回も長ったらしくなってしまった・・・(^_^;)
明日の名古屋が残っているので、隠します。
明日初参戦される方はご注意を!!

ワープ

暗がりのステージ。そこに積まれたセットが左右に掃けていきます。ステージ上にはバンドセットが姿を表します。よし!とまずは安堵しました。すると、何やら声が聞こえてきます。「ステーション桃!ステーション桃!地球か、何もかもが懐かしい」(昼は愛理でした)どうやら宇宙船で交信してる設定のようです。
ステージ上にはドルチェメンバーもスタンバイ完了します。そして「行きます!!」と元気のいい掛け声を合図にBuono!×ドルチェによるGIGが幕を開けます。待ちに待ったロックステージの開幕です!!
オープニングソングは「ワープ」。アクト前の演出はこの曲に繋がっていた訳です!
ステージ中央に登場したBuono!メンの手にはタオルがしっかり握りしめられています。彼女達もやる気満々です。
ポップで元気のよいロックチューン。潤子さんのギターが唸る!!そしてcheetaさんの軽快なドラム、なおみちさんのベースも細かいメロディラインを刻む、そしてBuono!サウンドにオシャレな飾り付けをしてくれるejiさんのキーボード!!嗚呼、やっぱり生バンドはいい!!
ドルチェのGIGに会場もBuono!も超ご機嫌。それにつられるように疾走感あるメロディに合わせてBuono!メンと会場が一体となってタオルをブン回します。
リスキーでラブリーなランデブー♪の後を追って場内一体となった
C'mon baby!!
の掛け声もバッチリきまります。Buono!とドルチェのランデブー、Buono!×ドルチェとボクらのランデブー。
正にリスキーでラブリーなランデブー、そしてボクらをとびきりの興奮へとワープさせてくれました。

後半戦出だしから絶好調です!!

キライスキダイキライ

イントロで、BOφWYのB.BLUEを彷彿とさせるベタなロックンロールビートのドラムが炸裂します。cheetaさんの踏むキックとスネアが交互にバスバスと体に響いてきます!嗚呼、良いッス!良いッス!と油断してると、思いっきり「愛車ローンで」のメロディライン!ハハ、素晴らしい!全編通してとにかくリズム隊が重厚で最高に気持ちいい。
その重厚さに間奏部のejiさんのキーボードが実にいいアクセントになってる。本当楽しいGIGだなぁ。会場も心地よいビートに身を委ねながらoioioioi!!最後は桃さんの掛け声でラストスパート!!
おいおい、そんな飛ばしていいのかい?ってくらいみんな前のめりだww

ロックの神様

今度はejiさんのキーボードの旋律と、それと見事に絡み合う愛理の美声が響き渡ります。本当うっとりとする一瞬です。
しかし、愛理のフレーズが終わったその刹那・・・・

オイオイオイオイ!!!

強烈なoiコールが響き渡ります。

Buono!を代表するロックナンバー「ロックの神様」早くも投下です。軽快な8ビートにのせたAメロの何と気持ち良いことか。桃子!愛理!みやび!それぞれのパートに合わせたコールで気持ちも高まります。
そこからバックビートにアクセントをつけたBメロのメリハリの利いたメロディ、相変わらずリーダーの顔が凛々しい!
サビではそんな高まった気持ちを一気にぶつけるかのようにoiコール。毎度のことながら何だ!このとことん可愛らしくてしかも超濃縮還元されたロックな空間は!

終盤、潤子さんがギターを唸らせると、ビートは徐々に勢いをつけてラスサビに突入していきます。
ハイブリットパンチ公演では「ライブハウス青年館へようこそ!」の名言も飛びだしたクライマックスです。
今回はリーダーの掛け声から怒涛のラスサビへ突入。
嗣氏が吠える!!潤子さんのギターが唸る!そしてヲタが叫ぶ!!
会場一体となってロックなビートをかき鳴らしました!

泣き虫少年

潤子さんが歪んだギター音をかき鳴らします。それを合図に小刻みなバッキング。
この一瞬だけで鳥肌が立ちました。

3人娘の顔も一気に引き締まります。

うつ向かないで♪
顔を上げて♪
君の為に歌うよ♪

て、鉄板過ぎる最強コンボ・・・
泣き虫少年キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

前曲にもまして強烈なoiコールを浴びせかけます!!
この曲も疾走感溢れるなAメロからバックビートの効いた重厚なBメロという、Buono!ロックの究極が凝縮された構成。
しかもABはすべてソロパートで構成してくれてるから、3人すべてをハイライトすることができる。3人3様のロックを味わえるんだから、そりゃ会場も盛り上がります!!特に歌唱力では愛理の後塵を拝す二人が繋ぐBメロのロックっぷりは超痺れます。
さらにejiさんのキーボードがハイブリットパンチ以上に効いてる。
そしてこの曲のクライマックスはcheetaさんの力強い4ビートのドラムをバックにした3人のソロ。特にリーダーの目つきが半端ない。アイドルサイボーグの表情なんて1ミリもない、マジ痺れました。
ラスサビは指突き立ててガシガシ頭振って、オレどこのロックフェスいってんだってくらい弾けました!!もう大変なことになってました。

メンバー紹介

ロックの神様⇒泣き虫少年のコラボレーションの破壊力に打ちひしがれているとドルチェのメンバー紹介がはじまります。嗚呼今日もejiさんはカワイイ!!そして潤子さんは渋い!!ww

なおみちさんは同じベースのみやびちゃんに紹介されていました。「特に仲が良くて写真を貼ってくれているんですよね!」というとアンプに貼られている、みやびちゃんの写真(ツアーTの付属写真)がクローズアップされました。もっとも潤子さんのアンプにも嗣氏と愛理の写真がしっかり貼ってましたけどw
潤子さんを紹介した愛理は思わず「オンベース!」と紹介してしまい、ブーイング。潤子さんもエッ!って感じで、やり直しww2回目はしっかり紹介して、潤子さんもご機嫌で一発かき鳴らしてましたww


キラキラ

2ndの曲ですが、これは初披露でしょうか?ロックロックで叩きのめされていたところで、こういう可愛らしいアクトは大歓迎。
3人が仲良くユニゾンで歌ってるシーンや、桃さんに促されて間奏でクラップしたり、最後は「Ahhhh Yeah!!」と叫んだり、とても幸せな時間でした。

消失点 -Vanishing Point-

ejiさんのキーボードが鳴り響いて、ゾクゾクきました!そうかこれ生バンドでやるの初めてじゃん!!一気に気持ちも高まりました。
ただ・・・この日のみやびちゃん本当調子悪くて、低音とか全然声が出てない。追っかけるような次の愛理が美声を響かせてただけに、余計にみやびちゃんの不調が目立ちました。

ラスサビ前のみやびちゃんソロも嗣氏に変更されていたのも、みやびちゃんの調子が起因しているのかな・・・とにかく待望のアクトだっただけに、逆に消化不良感タップリでした。
次回こそは完全な状態のみやびちゃんでこのアクトを楽しみたいです。

ゴール

消失点が終わると自然な流れで、場内は静寂に包まれます。その静寂に鳴り響く潤子さんのギター。
その静かな旋律に合わせて3人のソロパートで繋いでいきます。ゴールの始まりはいつもドラマチック、痺れる瞬間です。
そしてcheetaさんが1発入れると、リズム隊も参入して音に厚みができます。夏イベのDVDを見ると、かなりドラムが効いていましたが、この日はむしろなおみちさんの小刻みなベースが効いていた気がします。体に伝わる音の振動と、愛理⇒嗣氏⇒みやびちゃんが正確に紡ぐ、歌声で奏でるBuono!3人娘のリフ。もう毎度毎度ゾクゾクきます。
極上のロックテイストを奏でながら、それでも3人のヴォーカルがどこまでも映える。やっぱりゴールは名曲です。

恋愛♥ライダー

リーダーの「ラストスパートフルスロットルでかっ飛ばしていくよ!」と威勢のよい掛け声と共に鳴り出したのは、あのコミカルなギター。
後半戦の起爆剤といえば、そう恋愛♥ライダー!!
ワンパターンww

会場も分かってました!とばかりにoiコール。3人と腕を振りかざすAメロから、さらなる強烈な起爆剤、愛理のハイパワーのBメロが炸裂すると、場内は一気にヒートアップします。
サビでは皆それぞれの推しメンに合わせてポーズを決めます。
自分?昼は愛理サイドだったので、みやびちゃん!夜は桃サイドだったのでみやびちゃん!!
そう、全部みやびちゃんだよ!!ww
間奏でインチキロックダンスしたり、oiコールしたり、バキューンってぶっ放したり、本当次から次へと色々飛びだします。
この賑やかさがたまらないです!

れでぃぱんさぁ

cheetaさんのドラムとejiさんのキーボードが絡み合うイントロがカッコイイ!この曲普通にオケでやったらイマイチ盛り上がらないと思いますが、生バンドのパワーを遺憾なく発揮してくれます。
テンポよくステージ上でガオガオと吠えてる3人が何ともカワイイッス!!
曲はあんまり好きじゃないんですけど、アクトとしては大好きですわ!

Kiss!Kiss!Kiss!

本編ラストはこれ!てかラスト3曲がハイブリットパンチと全く同じ!!鉄板振りにも程があるwww
もうヲタも体がこの流れを覚えてるかのように、場内が恐ろしいまでの一体感でノってる!!
間奏のメンバーに煽られるがままに、場内一体となって

Kiss! Kiss! Kiss! Kiss!

は、間違いなく今公演のピーク。かなりハードです(^_^;)

で、そこから人をくったようにグッスリご就寝。途中で一旦嗣氏が目を覚ましますが・・・
ル ’‐’リ<まだまだ眠いよう・・
と2℃寝wwwちなみに昼公演は「後5分」。公演毎に変わるみたいですね。

それでも容赦なく目覚ましのベルが鳴りますww最後は特大の、

あ・い・し・て・る!!

を客席から浴びせますww

アクセル全開でぶっ飛ばした本編のラストは嗣永リーダーがWe are Buono!と雄叫びを上げて、ガツンと締めてくれました!

アンコール

場内はBuono!コールに包まれる中、暫くするとヲタ達が一斉に横の花道を指差します。なんだ?昼公演では意味が分からずにいると、それを察した隣の見知らぬみやヲタさんが「昨日入ってないんですか?花道から(この時は下手)愛理とみやがでてくるんですよ!」と教えてくれました!マジか!!一気に高まります。
メリークリスマス!!と現れたのは嗣氏と愛理!!お、公演毎に違うみたいだ!でも誰でも嬉しい!!
ステージ上のドルチェもクリスマス仕様で、ejiさんとcheetaさんはサンタ帽、なおみちさんと潤子さんはトナカイの角www
潤子さんガチで嫌そうで、夜公演の時は頭を振って、角をはずしてましたwwww
アンコール1発目は「ママがサンタにキスをした」、気分はすっかりクリスマスモードです!
間髪いれず「You're My Friend」。ロックロックで熱気が上昇した空間に一服の清涼剤。
ミディアムな曲調に軽めのリズム隊、さらには3人のコーラス、一つ一つの音と声が胸の隅々まで沁み渡ります。とても癒されます。

最後の挨拶とお知らせ

「You're My Friend」が終わると3人から一言ずつ挨拶があります。「今日は熱いライブができて本当に楽しかったです」と愛理が熱っぽく感想を述べれば、「今日はこういう時間を皆さんと過ごせて本当に嬉しかったです!また一緒に過ごしましょうね!」とみやびちゃんが嬉しい一言をかけてくれます。
「花道を出てくると時のみなさんのオオって顔がよかったです!」と余裕の発言wwちなみに昼はロックの神様でのオオって顔がよかったらしいですw
最後は「汗ふいて温かくして帰って下さいね!」としっかりとリーダーとしての気遣いもみせていましたww

続いては、来年の9thシングルと3rdアルバムリリースのお知らせがありました。来年のツアーはこれを引っ提げてということになるんでしょうが、それにしてももう9舞かぁ、凄いなぁ。

-Winter Story-

リーダーが「Have a nice X'mas!」と叫ぶと、あの超ご機嫌な-Winter Story-のイントロが流れます。そして天井からは白い粉雪が舞い降りてきます。
とても心洗われる幻想的な光景、Buono!からの一足早いクリスマスプレゼントが届けられます。

再び花道に登場したり、一緒にクラップしたり、本当幸せな空間、そして夢見心地のひと時でした。

夜公演はアクト終了後、なおみちさんと潤子さんの付けていたトナカイのツノを客席に投げ入れるサプライズがありました。なおみちさんが投げてるのを見て、「あたしもやるの?」的な顔してた潤子さんがメチャクチャ面白かったですwww

最後はBuono!とドルチェと会場でこの素晴らしい公演にバンザイ!

そして、「またお会いしましょう!Buono!でした!」
と言い残して、3人娘とドルチェが去って行きました。

公演後、本当良い公演だった!!ジワジワと感動が湧いてきました。

グッズ

日替わりが売り切れてました。゚(゚´Д`゚)゚。
DVDマガジンは買いましたが、こいつは公演内容と違って、かなり微妙な内容でした(^_^;)
それ以外はピンポス1舞だけ買って、みやびちゃんアップキタ!!

愛理サイン

こちらは7舞突っ込んで射止めました。愛理サイン変わりましたね。

セットリスト

  1. Bravo☆Bravo
  2. MY BOY
  3. ロッタラ ロッタラ
  4. ホントのじぶん
  5. バケツの水(嗣永桃子メイン)
  6. ラクタノユメ(夏焼雅メイン)
  7. 君がいれば(鈴木愛理メイン)
  8. 無敵の∞POWER
  9. ガチンコでいこう!
  10. ワープ!
  11. キライスキダイキライ
  12. ロックの神様
  13. 泣き虫少年
  14. キラキラ
  15. 消失点 -Vanishing Point-
  16. ゴール
  17. 恋愛♥ライダー
  18. れでぃぱんさぁ
  19. Kiss!Kiss!Kiss!
  20. ママがサンタにキスをした
  21. You're My Friend
  22. -Winter Story-
  • 10以降ドルチェ
  • 2,3間 MC
  • 4,5間 VTRコーナー「今年1年を漢字1文字で表す」
  • 7,8間 茶番劇
  • 9,10間 VTRコーナー「Buono!衣装早着替え対決」
  • 10,11間 MC
  • 13,14間 MC(ドルチェメンバー紹介)
  • 20よりアンコール

※某板を参考

総括

今年最後の現場となりましたが、最後の最後にヲタとしての自分、ロックが好きな自分、この両方を十二分に満たしてくれる公演と巡り合えました。
みやびちゃんが不調というマイナスの要素も確かにありましたが、そんなのを吹き飛ばすくらいのエネルギッシュな3人と、そして彼女達を最高に輝かせてくれたドルチェの演奏。
ドルチェの皆さんは多方面で活躍されている方ばかりです。ボクは今年のジャパンフェスで阿部真央さんをサポートする潤子さんを見ましたが、Buono!の時とはまた違った渋い演奏を披露されてました。
そんな方々がアイドルグループBuono!とコラボしてくれる。しかもネタじゃなくて真剣にGIGしてくれる!もうこの事が何より嬉しかったです。きちんとバックの音を味わえる観客の自分達は勿論ですが、3人娘の嬉しそうな事。やっぱりステージで一緒に音を作ってるって感動は半端ないと思います。
あの3人娘の楽しそうな姿がこっちにも伝播してきて、益々楽しく、そして幸せになるんでしょうね。

良い公演っていうのは、結局のところお互いの信頼があって初めて生まれるものだと思います。Buono!の3人は当然だと思いますが、ドルチェのメンバーもBuono!の3人を信頼してくれて、良い音を作ろう、良いライブにしようって同じ方向向いてやってくれてるんだと思います。
勿論、ボクらヲタもBuono!、そしてドルチェの演奏には絶大な信頼を寄せています。
そうした信頼がああいう素晴らしい空間を作ったんだと思います。

紛れもない濃密なロックな空間、でも荒廃とも殺伐とも無縁な、とびきりキラキラしたロック。
正に愛理の言うところの、「ガンガンROCK、プリティROCK」

こんな音出せるのは彼女達だけ!

マジ楽しかった!
Buono!×ドルチェ最高です!

いや〜今回も熱くなって青くさいレポになってしまった(^_^;)