第8回ハロプロ楽曲大賞2009

先日投票が締め切られました、ハロプロ楽曲大賞2009。今年も駆け込みセーフで投票したと思いきや1日延期されていました。
楽曲大賞に選んだ5曲も含めて、恒例のトップ20です。
更新は9日ですが、楽曲大賞のコメントURLを8日の日付にしてしまったので、ここで更新します。

聴いた楽曲は決して多くない中、結局は去年同様℃-uteBuono!の一騎打ちとなりました。
第7回ハロプロ楽曲大賞2008

メロンのコラボ企画は流石に良曲揃いでしたが、ハロプロ系以外の要素が非常に強い為、今回は選考対象から除外しました。あくまで個人的に勝手に除外しているだけです。

じゃ、ランキング発表と言えばのこの3人にお任せするとします。DJマイマイ、MCチッサー、MCオスズww

州 ・ v ・)<今年も大賞圏外の6〜20位を一気に発表するYO!!

まずは大躍進の真野ちゃん。ランクイン以外でも「世界は サマー・パーティ」や最新作「Love&Peace = パラダイス」とかポップでとても聴きやすい、癒し系ソングの宝庫でした。そんな中ライブでもカワイイ縦ノリを披露してくれたキュートなロックンロール「ナキムシ・ヨワムシ」と、キャッチーなメロディラインに爽やかさをプラスして、正にアイドルポップの王道的な「はじめての経験」がランクインしました。
グルジャンは娘。名義だったんですね、小春だとばかり思ってました。この曲はキューティーJUMP!公演でも大変お世話になった思い出深い曲ですね。娘。というよりも小春のとことんやり切ってしまうパワーを感じられる曲です。

毎年何曲か自分好みのポップな良曲を提供してくれるBerryz工房ですが、最近はパロディ路線に転身してしまってか、以前に比べてこれって曲が減ってしまいました。とはいえ新譜の「流星ボーイ」含めて、結構病みつきになってしまうある種の麻薬的な魅力があります。
「そのすべての愛に」は歌声の力強さや雄大なメロディなど、バラードに強い(印象のある)Berryz工房の中でもとりわけ感動的な作品に仕上がっています。「ライバル」は曲の向こう側で楽しそうにパーティをしているBerryz工房が頭に浮かんできてしまいます。とても楽しく、そしてハッピーになれる秀作です。
去年は出す曲出す曲が良曲で、破竹の快進撃を続けたBuono!ですが、正直今年は寺田氏が進出したシングルは大きくクオリティを落としてしまった印象です。悪くはないんだけど全体的にパンチが弱かった。
対照的にアルバム「Buono!2」は流石のクオリティ。中でもソロではなく、メンバーのフィーチャリング企画という新しい試みを取り入れた3曲は秀作揃いでした。突然ロックの神様が光臨したかのようなサビでの豹変ぶりに圧倒される「I NEED YOU」。独特のレゲエサウンドもマニアックで面白い。ディーバ愛理の魅力が伸びやかな歌声がこれでもかってくらい炸裂する「OVER THE RAINBOW」はメロディと愛理の美声に思わずうっとりしてしまいます。
ただそんな2曲も吹っ飛んでしまうくらいの衝撃を与えたのが、「消失点 -Vanishing Point-」。
決して得意分野の広くないみやびちゃんですが、この作品で艶っぽいみやびちゃんの歌声と曲の世界観が見事なまでの化学反応を起こしています。ともするとチープな印象になりがちな歌謡曲の臭いのプンプンする曲を、とてもドラマチックな曲に変えてしまったのは、何と言ってもみやびちゃんの功績です。

さて℃-uteです。クールなディスコミュージックという新しい分野に挑戦した「Bye Bye Bye!」、キャッチーさの欠片もないマニアックさに最初は面喰ってしまいましたが、その壁を超えると、何度でも聴きたくなる常習性のあるサウンドに変わってきます。℃-uteってこんな曲もできるようになったんだ!って成長を感じられる1曲でもあります。
ただ今年のシングル全般に言えるのが、カップリングが弱くなったということ。「JUMP」「美少女心理」などシングル曲以上の傑作揃いだった一昨年、「「忘れたくない夏」」や「セブンティーンズVOW」などの名作が誕生した去年と比べると、今年のカップリングは全然でした。。ラジオの音源を聴いた感じでは来年もその傾向にありそうなのが気がかりなところです。
こちらもBuono!同様、アルバムはハイクオリティでした。元々個が強い℃-uteが、メンバー構成も自由自在なら、その音楽も王道のアイドルポップから、ガチの青春パンクソング、そしてヒップホップに初バラードと多様。
段違いのクオリティには流石℃-uteだ!と唸ってしまいます。
そんな中でも、これまで歌声の細かった愛理が力強い歌声で真正面から挑んでくるような清々しさのある「Yes! all my family」、ただ今17歳、青春真っ只中のキューティー隊長矢島舞美嬢が、彼女の生き様そのままの真っ直で疾走感あるパンクソング「青春ソング」、そしていわゆる℃-uteのバックメンバーが、その実力をまざまざと見せつけてくれた「One's LIFE」が上位にランクインしました。「One's LIFE」で見せたハギティのネバっとしたボーカルと、ちっさーの力強いライムこの相乗効果は絶大で新生℃-uteでも大きな武器になると感じさせてくれます。

そして個人的に今年最大の発見となったなき子こと中島早貴嬢。これまでも印象的なシャウトや表情を見せてきた彼女ですが、「「Bye Bye Bye!」の印象的なエレクトロヴォイスを皮切りに、後半は一気に中島早貴ワールドの構築に成功しました。
それがプッチモニVで見せたスキャットであり、それに独特の胸キュンエッセンスを配合したのがガーディアンズ4の「PARTY TIME」。あの小気味良く放たれるなっきぃヴォイスは殺人的な破壊力です。
あくまで、℃ヲタの小言です・・・ガー4の編成がもし娘。メンではなく℃メンだったら、この曲は間違いなくトップ5入りしていたと思います。

州 ・ v ・)<って、おい、肝心の楽曲大賞に選んだ曲を発表する時間がなくなってしまったじゃないかYO!!
リ ・一・リ<ソーリー!ソーリー!ボノがまたもやミステイク!

・・・

という訳で、楽曲大賞曲の発表は今晩にでも。。。

(o・酈・)<チェキラ!


【追加更新】
州 ・ v ・)<という訳で楽曲大賞発表だYO!!

(o・酈・)<それではまずはPV部門だぜ!チェキラ!!


3位:ライバル/Berryz工房 --- 0.5pt

まるで手作り感タップリのホームパーティのような雰囲気が、わきあいあいと仲良くやってるBerryz工房の感じをよく表しています。作り物の楽器とか逆に斬新なポップアートのようなオシャレな感じも醸し出しています。とにかく楽しさ溢れる楽曲の世界観を可愛く表現していて好感が持てました。


2位:暑中お見舞い申し上げます/℃-ute --- 2.5pt

℃-uteのちょっと早い夏休みが描かれています。海を走りまわったり、スイカ割りをしたり、皆でお昼寝したり。とってもアットホームで暖かい空気に溢れています。やっぱり日本の夏っていいですね。そして夏といえば℃-uteですね!と思わせてくれる作品です。とても和みます。


1位:EVERYDAY 絶好調!!/℃-ute --- 3.0pt

眩いばかりの白衣装に、風になびく髪、そしてキレ味抜群のダンスシーン!全編を通して満ち溢れている爽やかさは、単にこの曲の世界観を忠実に表現するに留まらず、℃-uteそのものを表現しているように感じられます。そのことを最も強く感じられるのがAメロ、Bメロで℃-uteがペアを作って様々さ表情をして歌うシーン、とりわけ2番Aメロの6人でスクラムを組んで歌うシーンは正にWe are ℃-ute!というメッセージが聞こえてきそう。
℃-uteファンとしては心に訴えてくる作品です。
ホームパーティ的で楽しさに満ち溢れている絶叫調Verも捨てがたかったのですが。。。

リ ・一・リ<いよいよ楽曲大賞だYO!


5位:EVERYDAY 絶好調!!/℃-ute --- 0.5pt


℃-uteの爽やかさと元気がタップリ詰まった曲。理屈抜きに元気になれます!優しかったえりか姉さんのラストシングルとしても、とても思い出深い曲です。







4位:SHINES/℃-ute --- 1.0pt


℃-uteの一番の魅力はライブです。そんな℃-uteつんくP自身がライブを意識して作ったというこの曲。その狙いは見事に的中しました。まるで℃-uteというユニットの生様を描いたようなカッコよく前向きな歌詞、サッカーのサポーターズソングを連想させるメロディ、果してこのアクトで℃-uteとファンの一体となった盛り上がりはライブ会場を即席スタジアムにしてしまいました。JUMP以来となるライブアンセムの誕生です!今後もライブ会場で、℃-uteを一層輝かせてくれることでしょう。


3位:想いあふれて/松浦亜弥 --- 1.5pt


美しいストリングスの旋律、雄大なメロディ、強弱変幻自在のあややの歌声、すべてが胸に沁み渡り、そして曲の世界にグイグイ引き込まれていきます。アーティストを含めた楽曲としての完成度は今年の作品ではピカイチ。名作です。
そしてこの曲と出会わせてくれた舞美嬢。歌唱力ではあややに遠く及ばないながらも、ヘブンイベで目をキラキラさせて熱唱していたあのステージも忘れられません。


2位:ゴール/Buono! --- 3.0pt


静寂の中から鳴り出すギターストローク。出だしからゾクゾクします。
ガールズパンクユニットと称されたBuono!、昨年パンクをある程度やり尽くした彼女達が次に目指した音、それはガチなオルタナティブロックでした。独特のシンセ音を織り交ぜたクールなサウンドにのせて、3人娘の個性的なボーカルが映えます。とりわけ愛理のリードボーカルは必聴です!この曲が紡ぐ世界観は、コールドプレイの名盤のタイトルにもなっている「静寂の世界」か。
Buono!の新境地をみた気がします。


1位:★憧れ My STAR★/℃-ute --- 4.0pt


イントロ無しで開始されるリフレイン、スピード感に定評のある℃-uteでも今作品での疾走感は凄まじい。
可愛らしさを一切排して、ひたすらクールさと疾走感溢れるサウンドを追及することで、これまでにないくらい℃-uteの魅力が濃縮還元された秀作となりました。今まで見た事のない℃-uteの新しい世界、そして同時に7人の℃-uteが作りたかった音の完成形にたどり着いた瞬間でもあると思います。

州 ・ v ・)<最後は推しメン

みやびちゃんとか時々なっきぃとか誤解(ある意味理解かも(^_^;) )を受けていますが、ここ5年変わりません。
イメージカラーはレッド、
矢島舞美嬢です!

℃-uteも好きですが、やっぱりそれは舞美嬢がいるから!だから舞美嬢ヲタをやめる時は間違いなくハロヲタをやめる時です。

総括

今年も個性的な楽曲が多くて、聴いた範囲内ではありましたが、選んでいる時はこの一年の色々な事を振り返りながら、楽しいひと時をおくれた気がします。
全体的には5〜11位くらいまではあまり差がなくて、どれが大賞の5位以内に入ってもおかしくない状況でした。
そんな中でもアルバムの良かった℃-uteBuono!、とりわけ彼女達の過去最高傑作となった℃-ute4th作品が高評価になりました。
1位と2位は今年の楽曲では頭一つ抜けていました。テンポが対照的な2曲ですが、どちらも彼女達の新境地を見た気がします。
そのどちらの中心にもいる愛理ってやっぱり凄いと思います。そういった意味でもMVPというものがあるのなら、彼女に贈りたいです。

去年の最後に「来年は再び、そして文句なく1位だと思える楽曲を℃-uteから届けられることを願っています。」と書きましたが、正しくその通りとなりました。来年も是非そうあって欲しいものです。

まぁ、SHOCK!はないでしょうが・・・