ジャパンフェス3日目@ひたちなか海浜公園

今回はジャパンフェス最終日の模様です。
この日はあまりお目当てもなかったので半分は行動記となっていますが・・・

前日の疲れをいやすべく、朝はのんびりと露天風呂に浸かってました。露天風呂に朝飯もなかなか豪勢でお値段3000円台は驚異的です!

さてこの日はシークレットとして直前まで発表されてなかった永ちゃんが朝イチで登場しましたが、まぁそこは当然スルー。
というよりもこの日は夕方までこれってのがありませんでした・・・

とりあえず10時半頃には会場に到着。冷やかし半分でグッズ売り場にいくと、ある意味名物のマキシマムザホルモンの行列。はっきり言ってハロ紺顔負け!横のユニコーンもそれなりに並んでましたが、そんなのが霞んでしまうほど、半端なかったですわ(^_^;)

またしてもダラダラとビールを飲みながら最初に参戦したのはレイクのソカバン!
とりあえずツレが毎年観てるので、自分も何となく覚えました。

曽我部恵一BAND

ステージ上でバンドメンバーが円陣を「行くゾー!」と気合いを入れると歓声が沸きます。
結構オーディエンスの平均年齢も高めだけど、若いモンもチラホラ。
「キラキラって曲やります!」と曲紹介の時も初めての人に気を使った体も謙虚で中々ステキですw
「恋人たちのロック」「キラキラ」「永い夜」ギターのともくんフィーチャリングの「海の向こうへ」と弾けるようなポップチューンで体もいい感じであったまってきた!

そしてライブも中盤にさしかかると、名物ミッドナイトラブストリーインひたちなかの始まりw

眠れない午前3時半・・・
ひたちなかのバイトで知り合ったあの娘は今どうしてるかな?
電話してみようかな・・・

お決まりのストーリーと曽我部の口笛がムードをちょっと高めてくれますww
笑いながらも、でも毎年結構沸くんだよなぁww

この曲もソカバンらしくジャンプしながら合唱。特に最後は
「間違ってもいいから!」「恥ずかしがらないで!」と曽我部の煽りと共に
t・e・l・e・p・h・o・n・e・!
telephone love!を合唱。

まったりと、でも心地良い高揚感に浸ることができました!

って座って観てたんですけどね(^_^;)



本格的に飯を食べるために、グラスエリアに移動する途中、森林ステージではART-SCHOOLが演奏してました。
すっかり忘れてた・・・でも最近のART-SCHOOL微妙だからなぁ・・・

飯も食べ終わって、ここで今フェスの目的?の一つハンゾーさんに会いにレイクステージへ。
ブログでは結構長い付き合いになりますが、お会いするのは初めて。で、2002年のフェスTに軽く貫録を覚えたw
ビール飲みながらジャパンフェスでみやびちゃんの話!何ともステキな10分強でしたww

そっからはThe ピーズなどをチラ見。
で、色々とチラ見して思ったのが、若い兄ちゃん達のノリが結構単純っていうか変に周りに合わせようとしてる。
特にパンク系とかになると、何でもかんでも後ろで輪を作ったりハイタッチしたりして、音はどうでもよくて、そんなのがやりたいが為にステージに赴く人も結構見受けられました。
別に悪いって訳じゃないんだけど、何かもうちょっと純粋に音にノッたらいいのになぁ、何て思ったりしました。

あまりにもすることがなかったので、五浦ハムに並ぶことに。せっかく並んだので、真心を楽しんでたツレを呼び出しておやつタイム。
ここまではほんとダラダラしてましたが、そろそろ今日ようやくお目当てのバンドが始まろうとしていました。

BIGMAMA

BIGMAMAは今年新設されたPARK STAGEに登場。僅か2週間前に買った1st アルバムLove and Leaveは2週間で20回以上の鬼リピ。とにかくハマった!今年(発売ではないのだけど)聴いた中では④憧れ My STARと並ぶフェイバリットアルバムとなりました。
そんな訳で、結構気合い入れて30分前くらいに行ったら2列目とか余裕でゲット。でもさすがにちょっと気が引けて森林ステージのthe telephonesをチョイ覗いてから再び公園ステージへ行きました。
今度はいい感じで人も埋まってました。

それでもしばらく時間があったのでセッティング何かをじっくり眺めてました。
ステージの間が30分しかないフェスならではの楽しみの一つがこのセッティング。とくにグラスやレイクのいわゆる大御所以外は割と本人が登場します。この日やっぱ目を引いたのは東出さんのヴァイオリン。生ヴァイオリンの調音なんて聴く機会がなくて、それをドラムスとかに合わせて鳴らすだけでもう鳥肌モン!
さらに全員音合わせでCHAINを演奏。
まだ開演まで全然時間あるのにもう一気に高まった。

さて、いよいよ開演。Vo&Gtの金井クン想像してたよりスゲー可愛い系、メガネかけてまるでウェンツみたいだ!
そこから撫でるような甘い歌声
No more face for me♪

とそこから偉武クンのテンポいいドラムを合図に一気にパンクサウンドを奏で出す!この疾走感超気持ちいい!
Aメロからは東出さんの小刻みなヴァイオリンがこのパンクサウンドに不思議な彩りを加えます。
ス・スゲー!!今まで味わったことのない音楽だ!

続いてはヴァイオリンのビブラートが印象的な「Paper-craft」
A、Bメロでは勢い抑えめの美しいメロディラインで聴かせて、サビでドカンと爆発するメロディックパンクのツボを押さえた構成、いや攻勢に腕を突き上げて否応なしに盛り上がります。

MCでは、「お客さんきてくれなかったらどうしようって考えてお腹いたくなったんですけど・・・」と相変わらず可愛い金井クン。

そんな彼らの最新シングル「ダイヤモンドリング
この曲のスケールのデカさと美しさは、彼らを既存のメロディックパンクバンドとは明らかに一線を画してる存在であると感じることができる。パンクでこんな清涼感あるサウンドを奏でるなんてスゲーわと感動しっぱなし。

美しく、そして激しく・・
そんな彼らの必殺チューンといえば・・・

パンパンとドラムスを入れた瞬間、オレもそしてオーディエンスもだいたい理解したと思う。そして・・・

Yes, I am hangin on to hte cliff cout off 90 degrees♪

オーディエンスからは大きな歓声が沸き起こります!

キタ!
the cookie crumbles!

金井クンのヴォーカルに続いて、あの特徴的なヴァイオリンの旋律が鳴り響くと、もうアドレナリンがブワっと沸き上がります!
Aメロは皆心得てる、当然ハンズクラップ。東出さんが遅れてニヤっとしてハンズクラップを促すのもある意味定番かw
そしてメロディックなサウンドは

the cookie crumbles!!!!

を合図に、高速パンクサウンドのが牙を剥き出します!
コアなパンクサウンドとヴァイオリンで紡ぐ圧倒的な疾走感と美しい旋律。もう頭の中は真っ白状態で指突き出してがっつきまくってました!!

もう火が付いたオーディエンスの勢いは止められない。
続いてはこれまでにもまして攻撃的なヴァイオリンのCPX。
間奏部でのギターVSヴァイオリンのソロ異種格闘技戦が味わえるのはこのバンドだけでしょう!
この不思議なパンクアンサンブルに触発されて遂に・・・

ダイブ炸裂!!(^_^;)
(自分じゃないっすよ!)

今回のフェスではダイブが厳しく禁止されてて自分の知る限りではあのDAですらなかったのに、よもやここで炸裂するとは(^_^;)

いやでもそれくらいメチャクチャ盛り上がりました。

この5人のメロパンバンドが最後に投下したのは、これまた珠玉のロックアンサンブル「Cinderella〜計算高いシンデレラ〜」
ゆったりとしたドラムスからバンドサウンドを奏でて、そこにヴァイオリンが万を持して参画。

やっぱり最後まで効いてましたヴァイオリン!

本当激しく踊れたし、音も文句なし!素晴らしステージでした!
自分的に今年のジャパンフェスNo.1アクト!

【セットリスト】

  1. Neverland
  2. Paper-craft
  3. "MISSION 481"
  4. ダイヤモンドリング
  5. the cookie crumbles
  6. CPX
  7. Cinderella〜計算高いシンデレラ〜

8otto

さぁいよいよ最終公演。ほとんどのお客さんはユニコーン
ボクは8ottoです!

開演20分くらいに今年の自分のフェス終着駅となるWING TENTに着くと、すでに「1977」の演奏真っ最中。
あれ?と慌てて駆け込むと、どうやらリハだったらしい。

それにしても客が全然いない(^_^;)
この惨状は麗蘭以来か・・・
恐るべしユニコーン・・

開演時間、マエノソノが登場してドラムセットにスタンバイする。と、いきなりの高速のハイハット連打!
そしてMACHINEGUN BEAT投下。
いわゆるリズム体が主役のバンド、その音の重厚さはパンパない!
ドラムは腹をぶち抜くように伝わってくるし、ベースの歪みも半端なくて皮膚を撫でるように伝わってくる!

生!ってのを強烈に感じさせてくれる。

「楽しい夜を!」
彼らの決め台詞もカッコいい。やっぱり8ottoはこういう密閉された空間でこそ輝く。

そして、セイエイとリョウのギターストローク。徐々にスピードが上がって来たところで、TORAがベースをブッ放す!
Counter Creation!!

マジTORAのベースの歪ませかたが半端ねぇ!皮膚にヒリヒリと音が伝わってくる!マエノソノもシャウトしまくり!
嗚呼高まる!高まる!
と、ここでTORAの機材トラブル発生。でも演奏は続行。ベースの復帰を待ちつつマエノソノがリズムをキープ。
でも結構トラブってて、ようやく終盤に復活。TORAも遅れを取り戻せ!とばかりに激しく演奏ww

「RIWO」のそれまでの重厚さから一変した軽快なベースとRIWO!RIWO!の掛声に気持ちよく踊ります。

ラストはアンコール「VOODOOバウァー」でWe got a vibration!!を激しく絶叫!
最後の挨拶「「一緒に音楽を、ロックを作ってくれてありがとう!」

痺れた!本当どこまでもカッコいいヤツらだ!
楽しい夜をありがとう!



で、WING TENTを出てLAKEでウエノの勇姿でも観ようかと思ったら、ものスゲー人人!!
そう、ユニコーンだけじゃなく、LAKEのthe HIATUSにもものスゲー人が集まってた。
去年もトリでエルレでグラスを満杯にして、細美スゴイ・・・
で、中入って2曲ほど観て脱出してきました


ひたちなかは、これからクライマックスを迎えようかと言う19時半頃、我らは一足先に脱出してきました。

参戦アーティストは少なかったのですが、一つ一つは結構じっくり見られたし、今年もフロントスペースで頑張れたし、大満足の2日間でした!


この勢いそのままにこのフェスから2週間後、自分にとっての最大の、そして長い長い夏祭りが開幕します。


FES WE CAN!(≧∇≦)b