Bye Bye Bye!〜シックス・センス〜

℃-ute今年初のシングルBye Bye Bye!が見事オリコンウイークリーランキングで4位に輝きました!
イェイ!!

3位との差は400舞弱・・・もし皆がもうちょっと買ってれば久々のトップ3入りだったのに・・・(^_^;)
とはいえトータルセールスは24882舞。これは8位に沈んだ工房さんの抱きしめて 抱きしめて(24786)を100舞ほど上回っただけ・・・
℃-uteとしても涙の色(4位・30008)をピークに、江戸の手毬唄Ⅱ(5位・27805)、FOREVER LOVE(5位・26603)と売上は右肩下がり・・・工房さんは惨敗に近かったMADAYADE(6位・22861)から回復傾向にあるとはいえ、世の中の情勢も反映してか、ベリキューとも苦戦のようです。
そんな中で娘。は、泣いちゃうかも(3位・46981)をしっかりと売ってて安定しているなぁって感じです。
おせじにも良い曲といえないどころか、ク○曲の部類に入る曲でこのセールス、ある意味凄いです。


まぁセールスはそこそこでしたが、今回の℃-ute新曲自分的には勿論大好きです。初聴きは℃-uteの曲らしく(^_^;)ピンとこなかったのですが、聴き込む内にこの洗練されたビートにすっかり虜になってしまいました。多分去年リリースしたどのシングルよりも良いんじゃないかなと思います。
今回もフラゲに失敗して聴くのも遅れてしまいましたが、恒例の感想です。

Bye Bye Bye!(初回生産限定盤)(DVD付)

Bye Bye Bye!(初回生産限定盤)(DVD付)

Bye Bye Bye!

今年に入ってからの℃-uteのサウンドは実に面白い!4thアルバム④憧れMy STARに収められてる楽曲の数々はハロプロ臭が極力抑えられてる印象です。例えばOne's LIFEならHIP HOPっぽいハロプロの曲じゃなくて、純粋にHIP HOP、という具合に。
で、このBye Bye Bye!のとびきりファンクなディスコサウンドも、4thアルバムの流れを汲んで、ハロプロ臭を感じない洗練されたサウンドに仕上がっています。一言で言うととびきりカッコいい!!これまでも℃-uteといえばクールでカッコいいというのが一つの代名詞となっていましたが、今回の楽曲は今までにも増してそう感じます。

R&Bを基調としたビートの利いたサウンドになっきぃPerfumeを彷彿とさせるエフェクトなど曲構成は完璧ディスコサウンドなんですが、リズムとかメロディはどちらかと言うとHIP HOPっぽい。RAPとかはないのですが、Bメロのフレーズを畳みかけるとこなんて、あたかもRAPを刻んでるよう、このディスコサウンドとHIP HOPの融合とも言うべく音作りが一方では激しく踊りたくなるような、しかし一方ではじっくりとリズムを刻みたくなる、この背反する二面性が実に新鮮で面白い。実際PVではディスコ風のイメージに仕上がっていますが、ライブでのストリートファッションも抜群に合っていることからもそんな二面性が垣間見ることができます。

そんな音作りに加えて、この曲をさらに魅力的にしているのは6人の個性的な歌い手、℃-uteの6人の存在。特筆すべきは今回ユニゾンパートはほんの一部のみでほとんどがソロパートで組み立てられているということ。
愛理の抜群のパワー、Cメロでの抜群の疾走感に、ラストでこれでもかってくらい粘りを発揮する舞美嬢、Cメロからサビにかけての℃-uteの2枚看板の存在感は相変わらずですが、今回その2人以上に際立っているのが、なっきぃハギティのいわゆるディスコクイーンコンビ。℃-uteで最も特徴的な歌声の持ち主の共演したディスコクイーンでは、それまでの℃-uteにない独自の世界を作り上げた二人ですが、今回も歌い出しからこの新感覚サウンドの形成に一役買っています。
この曲の特徴としてAメロのアンニュイな感じから徐々に盛り上がってサビでBye Bye Byeのフレーズに合わせてスカっとするという構成になっていると思いますが、その前半のアンニュイな感じ、これはハギティの歌声が恐ろしいほどハマっている。
ダルさを表現させたらハギティは天下一品!!そしてなっきぃのアニメ声にどぎついエフェクトをかけることによる化学反応で楽曲にこれまでの℃-uteにはないアクセントを与えてくれています。
と、なっきぃハギティが活躍するA,Bメロにはこれまでの℃-uteにはない面白みを感じました。
で、今回ほとんど目立てなかった2人、ちっさーと梅さん・・・
梅さんの歌声はカワイイという特徴があるとはいえ、この2人ってどちらかというと歌声にクセがない為に、どうしても隠れてしまうんですよね・・・ただサビとか聴いててもこの2人の発声の安定感は抜群な訳で、個性的な他の4つの歌声をしっかりと包み込んでくれる、そう曲全体に安定をもたらしてくれる存在なんです。

このジャケの見開きの写真、℃-uteの6人ではなく、6人の個としての℃-ute、今回の楽曲での℃-uteを象徴しているように思えます。

マジ、メチャクチャカッコいい!!

6人それぞれの感覚で磨き上げられた今回の曲、間違いなく新しい℃-uteを感じられる1曲だと思います。
やっぱり℃-uteは全員が創造者たりえるユニットだ!!

Go Go Go!

前曲とはうって変わって、ほとんどユニゾン、しかももうキュンキュンしっぱなしの可愛いメロディ。℃-uteというユニットに脈々と受け継がれる、とびきりの可愛さだったり、多幸感だったり、メンバーの仲良さだったり、何より歌ってるのが最高!!って感じが強く伝わってくる、これでもかってくらい℃-ute臭を感じる曲ですwwww
自分は漠然と℃-ute臭と表現した℃-uteのコアな部分、それにはCDデータ誌で愛理がこの曲のイメージと共に端的に語っています。

℃-uteのど真ん中って感じ、わかります。私も同じこと思いました。℃-uteはファンのみなさんの中でも”元気"と”夏"が似合うグループってイメージみたいなので、そんな私たちにピッタリな元気ソングだなって思ってました。

なるほど!元気と夏か!!
やっぱり夏が好き♪
とかGo Go Go!というタイトルにもなってるフレーズとか、確かに℃-uteのコアな部分がギッシリ詰まっている感じがする。

それにしてもCDデータ誌のワイドショットはいつもながらクオリティが高い!

愛理はさらに
州 ・ v ・)<この曲では初めて私が曲中でセリフを言っています!
と紹介していますが、℃-uteのエース愛理が、℃-uteの曲中で初めて見せるお茶目な一面、「最高!!」のフレーズも今曲の最大の聴きどころの一つだと思いますw


それにしても曲調もそうなら、Bye Bye Bye!にGo Go Go!とタイトルも正反対ww
同じくCDデータ誌で
リl|*´∀`l|<この2曲は一人の主人公の気持ちの変化かなと思っています。バイバイバイして、ゴーゴーゴー。このつながり。最高だと思います。

ボクもこの梅田的解釈全面賛成ですwww

とにかくも色々な℃-uteを感じられる1舞です!!

特典DVD

やっぱ℃-uteのダンスは画になる!!最近グダグダトークに食傷気味なので(^_^;)
こういうスカっとするダンス映像特典は大歓迎です!!