ユーロ2008を℃-uteと勝手に予想

ユーロいよいよ始まりますね!初めて見たのは96年、あのマティアス・ザマー最盛期のドイツが栄冠を勝ち取った時です。地元イングランドガスコインが復活してベスト4、強力2トップで旋風を巻き起こしたクロアチアなど、かなり印象深い大会でした。その後、88年と92年大会もわざわざビデオを買ってみました。今でもサッカー史上No.1ゴールに上げる人も多いファンバステンのボレーが生まれた88年大会のビデオは7800円もして、学生だった当時は栞菜りの出費でしたが、その価値は十分でした。
2000年の大会直前にWOWOWに加入し、それ以来ユーロはライブで見られるようになりました。

さて、今回はある方と賭けをしましたので、今までより少しだけ深く大会の展望などを探っていこうと思います。
で、一人だけでサッカー語ってるのも淋しいので、恒例の特別ゲストですw
从・ゥ・从 リ ・一・リ ノソ*^ o゚)<よろしく♪
過去2回のユーロを含め、2000年代前半の欧州フットボールシーンは、以前も書いた通り2人の英雄が席捲していたように思います。
英雄達の夏物語
フランスのジヌディン・ジダンポルトガルルイス・フィーゴ。面白いもので、この二人を輩出したフランスとポルトガルから今大会No.1のスター候補が頭角を現してきました。
まずは現時点で文句なく世界No.1フットボーラー、ポルトガルのNo.17、クリスティアーノ・ロナウド
从・ゥ・从<ちなみにガッタスの17はわたし!!
・・・
今年彼が積み上げたゴール数は、MFの数字として常軌を逸しています。それを可能としたのが、元々定評のあったドリブルに加えて、ヘディング、FKと様々な得点パターン。サイドを切り崩してセンタリング、あるいはサイドから中へ切れ込んでシュート!!そんなウイングの既成概念を木端微塵に打ち砕いてしまった。正に規格外の破壊力、今の彼は手がつけられない存在いったところでしょう。

そのロナウドに次ぐ評価を受けるのがフランスのNo22 フランク・リベリー!!
ノソ*^ o゚)<あ、それであたしも呼ばれたんだ!!
あ!?そういうつもりじゃなかったんですけどw

ちなみに彼もウイング。2年前のW杯で彗星の如く現れ、その後着実に実力をつけ、今シーズンはバイエルンぶっちぎり優勝の原動力となった。かのベッケンバウワーも称賛を惜しまないほどのパフォーマンスから、「レ・ブルー(フランス代表の愛称)の皇帝」「レ・ブルーの天才」などと呼ばれています。
リ ・一・リ<キューテーブルーの皇帝!!
ちっさーはどちらかというとさまよえる蒼い弾丸
ノソ*^ o゚)<飛びだしゃいい〜、泣き出しそうな心を蹴って♪
リ T一Tリ<グァバジュース・・・

いかん、書いてて収集がつかなくなってきた。。。

ウイングらしくドリブルに優れるのは勿論、戦術理解度も高くて、相対するDFは、ある意味ロナウド以上に厄介な存在なんじゃないかと思います。

と、2人のウイングプレイヤーを挙げましたが、これ以外のも、オランダのロッペン、ファン・ペルシポルトガルのナニなど、これだけウイングに好選手が揃う大会、中々ないと思います。今大会はサイドラインの攻防が今まで以上に熱くなりそうな予感です。

次はグループ予想。
Aはポルトガルが本命なのは間違いないと思いますが、CFが栞菜り微妙。対抗はスイスが有力。前回も好成績を収めたチェコはロシツキも抜けて正直プラス材料がチェフの堅守くらいしか見当たらない。スイスは前回のW杯でもベスト16止まりだったものの、堅守をベースとした速攻とサッカーの質はとても高かった。地元開催というもともあって、ポルトガルを食う可能性は大。

Bはドイツとクロアチアで決まり。ポーランドオーストリアは運だけでは埋められない程の実力差がありそう。ドイツは各ポジションとも好選手を揃えていて、そんな中でもバラックが好調なのは心強い。開催地のスイス、オーストリアは地理的にも文化的にも近くて、準ホームといった感じだろうし、ドイツにはマイナス要素がほとんど見当たらない。ドイツが優勝する可能性はかなり高いと思います。
そしてクロアチア。もし、アーセナルのダシウバが負傷欠場していなかったらクロアチアは今大会間違いなく優勝候補にあがっていたと思います。今のクロアチアは、ボクシチ、スーケル、ボバンを擁して、予選でイタリアを葬り去って鮮烈なインパクトを残した、96年当時に匹敵する、いやそれ以上のポテンシャルを秘めていると思います。
その実力は、予選でイングランドに連勝していることからも明らかでしょう。
伝統的に大型の体躯を駆使した堅守、東欧のブラジルと称されたユーゴスラビアの流れを汲む足技と、ベースがしっかりしている事に加えて、ニコ・コバチらのベテラン、バルカンのクライフと称されるモドリッチら若手の台頭と、選手構成のバランスも非常に良くて、実は一番楽しみにしているチームでもあります。
モドリッチはきちんとプレーを見たことがないので、どんなプレーを見せてくれるのか、こちらも楽しみなところです。

次は死のグループ、、
リ ・一・リ ノソ*^ o゚)<シー!!!
从・ゥ・从<見つけた・・・
ノソ*^ o゚)<キャ〜!!!

嗚呼、防波堤のなっきぃまでwww
てか、ネタ分かる人相当少なかろうに。。。

本当凄いグループになりました。
リ ・一・リ<レ・ブルーのフランスに決まってる!!
ノソ*^ o゚)<オランダ!!
ちなみにチームカラーはイタリアも青なんだよ。。
リ ・一・リ<え?う〜ん。。。分かりやせん。。
从・ゥ・从<え〜と。。。

いやいや、別に色で応援することはないですから(^_^;)

正直ルーマニアはキツイと思いますが、他の3つはかなり悩むところ。そんな中でも自分はオランダを推したい。
ノソ*^ o゚)<えっへん!
いや、別になっきぃを推すという訳ではないですよ(^_^;)
ファンバステン監督が就任以来、たとえ名前があっても自分のやりたいサッカーにそぐわない選手は呼ばない、そうやって時間をかけて作ってきたチームは、それを実践する駒も十分すぎるほど揃いました。特にウイングの陣容は群を抜いています。さらにチーム立ち上げ時から中心に据えていた、スナイデルとファンデルファートも順調に成長してます。このグループじゃなければ優勝予想はここにしていたと思います。
しかし。。。バベルの離脱に加えて、スナイデルもヤバいとか。傑出のウイングたちを芸術的なパスワークで操るスナイデルは正にチームの心臓。彼が抜けるのは相当な痛手だろう。
もう一つはフランス。今季欧州を席捲したプレミアで活躍した選手たちをベースとした選手構成は、どのポジションも穴が見当たらない。若手も多くてチームにも勢いを感じられる。キューテー・・・いやレ・ブルーも間違いなく今大会の優勝候補だと思う。
逆なのがアズーリ。たしかにどのポジションにもいい選手はいるんだけど、勢いと創造性の匂いがほとんど感じられない。もし、大国のプライドを捨てて、前回大会のギリシアのように徹底した守備から、欧州No.1ストライカーといっても過言ではないトニに託す、こんないかにもつまらないサッカーを貫くことができれば、優勝の芽もあると思います。カンナバロが抜けたとは言え、ボランチ以降の選手層は驚異ですから。

最後はD。ここは自分の優勝予想のスペインが登場。ただしスペインは予選通過が固いとは思いません。舞回きっちり結果を出すスウェーデン、名将ヒディングのロシア、エンジンのかかりが微妙なスペインが足元をすくわれる可能性は十分だと思います。
逆に言えば、予選さえ突破できればスペインはかなりやると思います。

スペインを優勝候補にした理由、それは若干21歳の若者、セスク・ファブレガスの存在です。これまでスペインは何度も優勝候補にあげられながらベスト8の壁に跳ねかえされてきました。確かに粒ぞろいなのですが、どうも超一流と呼べる選手が少ない、中途半端なチーム、それがスペインの印象でした。
サッカーは数人の超一流でやるものじゃない、11人の一流選手でやるものだ!とお叱りを受けそうですが、超一流の存在は無視できないと思います。
フランスのジダンや02年W杯ブラジルの3R、88年のオランダトライアングルのように、数人のスーパーマンがチームを優勝させることだってあるのです。というより、普通11人の一流選手だけでは絶対優勝には手が届かないと思います。

セスクに話を戻すと、デ・ラペーニャが伸び悩み、司令塔と呼ばれるポジションに関しては、歴代の代表を見ても明らかに人材不足だったと思います。そこに今シーズン最も質の高いと称されれたヤングガーナーズのサッカー、その体現者だったのがセスク。パスは勿論ドリブルを仕掛けるタイミング、シュート技術、どれをとっても一級品。アーセナルでの彼のプレーぶりは、ガッタスちっさーを見ているかのような圧倒的な存在感でした。
リ ・一・リ<照れるなぁ・・
ww

さらにそんな司令塔に見合うフェルナンド・トーレスというストライカーもいるし、イニエスタ、シルバ、シャビ・アロンソと中盤の人材は豊富。DFにプジョル、GKはチェフとブッフォンと並んで世界有数のカシージャス、と選手層は申し分なし。そして、何より大きいのが彼ら中心選手の何人かが国外クラブでもまれてきたということ。今までのスペインって日本代表並に国内組ばかりで占められて、それがここぞというときの国際大会での弱さにつながっていたような気がするのですが、今年はセスクやトーレスシャビ・アロンソが所属クラブで好結果を残しているので、頼もしい限りです。
後は、これらタレントが噛み合ってさえくれれば、まぁこれがフットボールでは最も重要、だから予想が難しい訳です。

从・ゥ・从<外れた時の言い訳するな、バカヒロ!!

いや、いい訳という訳では。。。

勝負は本当に分からない。前回ギリシアの優勝はその事を改めて痛感させられました。ギリシア優勝を予想した人は皆無だったことに加えて、優勝後の分析さえもどうも核心をついてると思えるものはありませんでした。結局勝負は神のみぞ知る、最後はそこにいきつくんだと思います。まぁそれほどの歴史的快挙だった訳ですが。

睡眠時間と相談しながら、今年も31の筋書きのないドラマを楽しみたいと思います。