リバース!〜私の体はどこですか?〜@サンシャイン劇場〜ハッピーエンドは突然に〜

当然全く参戦予定のなかったゲキハロ第3回公演。ただこのブログを見てもらえば分るように自分の中には未だに寝る子は℃-uteの幻影がかなり色濃く残っています。それだけ℃-uteと過ごしたワクドキな時間とサンシャイン劇場という空間は自分にとっては素晴らしい思い出です。
で、再びサンシャイン劇場へ行こう!という気持ちになり、直前でチケを入手しました。とはいえ推しもいないし、精々定価まで。結局最終日昼公演の、1階後列の端という席を入手しました。
チケを買った方が連番者でした。「僕も℃専です!舞美ヲタです!」とか言いながら、真っ赤なりしゃT着て、さらに今回で10回目ですという話を聞いて、「説得力無いっすよ!」と自分は苦笑。でも、とてもいい方で、今回の公演の見所や、劇中にはちょっとした解説をしてもらったりしました。ちなみにこの方は札幌→福岡のCutie Circuit日本縦断シリーズに参戦されるそうで。お会いしたらよろしくって話もしてました。

後方で端とはいえ、サンシャイン劇場は本当に視界良好。座席に座ってるだけでワクワクしてきました。嗚呼やっぱここはステキな空間だ。来夏ちゃ〜ん。。あ、今日は違うんだったなどど寝るキューの思い出辿っている内に開演。寝るキューはオルガンのBGMが鳴り響いて、カクテル光線で照らし出されて、さぁ始まるんだ!って感が強かったのですが、リバースはいきなり部活のシーンからで、急に始まる感じでした。
ベリメン登場時の拍手は寝るキューより控えめ。この辺りはうるさ過ぎた印象のあった寝るキューからの改善点ですね。
冒頭のみやびちゃんは部活シーンでもそれなりに目立ってたんですけが、よもやここがピークになろうとは。。主役が梨沙子さんなはともかく、友理奈さんもというのはちょっと驚きでした。ただやっぱこの娘、すらっと伸びた立ち姿に、真黒なサラサラストレートヘア、ビジュアル的なインパクトは絶大でした。

さて、前半のストーリーは前回書いたこちらを参照して下さい。
体が入れ替わって、不自然な日々を過ごしながらも、やがてそれぞれの立場を理解し始める4人。その心の動きが最も現れてたシーンが大会前日の雨のシーン。藤元先生と入れ替わって設定の梨沙子さんが語るシーンはなかなか見ごたえがありました。そして自分をちょっと感傷的にさせたのが、雨のシーンを醸し出すために使用されたスカイブルーのカクテル光線。暗がりに照らされるこの光線は。。。そう、寝るキューで波音が鳴り響く海辺で、皆で星空を見上げながら、夏美ちゃんを送り出したシーン、司役のなっきぃのナレーションと相まって、寝るキュー最大の見所の一つ、あのシーンで使われたものと同じでした。
こういう光と音も頭にこびりついているから、サンシャイン劇場という空間に特別な感情を抱いているのかもしれません。

物語はいよいよ大会へ。苦戦する二人に桃さんがまたまたぶっ飛び発言。
運動のできる藤元先生と弁論が得意な校長が入れ替わればいいのに!!
直ぐに変な事言ってごめんと謝る桃さんに、名案よ!!と周りはおおはしゃぎ!

そしてこの二人を入れ替える方法として思いついたのが、二つの像の頭を入れ替えるというもの。苦戦しながらも千奈美さんのカーリング技術を駆使してww入れ替えた結果。。




ま、益々分かんねぇ。。。(^。^;;劇中は本当に誰が何演じてるのかかなり混乱しました。この頭を入れ替えるシーンで、何故か、本当にストーリーに無理やり組み込んだすごく不自然な感じで、みやびちゃんと桃さんが天使の格好して登場しました。まぁカワイイけどかなり微妙。。こんな感じで脚本に首を傾げたくなるシーンは結構ありました。

桃さんの名案で見事に2人共いい成績を収めることができました。
この結果ベリーズ学園はライバル校に比べて、品行方正、文化スポーツ共に優れているということになって、統廃合されるお話も立ち消え。
てか、ライバル校ってのが、クロマティ高校とか、奇面ハイスクールとか、湘北高校とかwwクロ校より品行方正さで劣ってたら問題だってwwww
こんな感じで劇中には懐かしいアニメネタ満載。これはアニメヲタの元美術部員という設定の茉麻さんの為。

物語はいよいよクライマックス。入れ替わった体を戻すシーン。これまでの出来事から像の落書を消せば元に戻れるはず!しかし消そうと試みるも中々消えない。それもそのはず、これは茉麻さん特製の非常に消しにくい塗料。
ここで最後のキーマン、茉麻さんが「実はわたしも部活やりたかったの!」と告白。そして、これまた特製の薬品で像を磨く!
消えた!!!大喜びする面々。しかしひょんなことからソクラテス像を壊してしまいました。その結果、




めでたしめでたしと思いきや、大喜びする輪を抜け出して、「本当は戻ってないって言わなくていいの?」と尋ねる校長と入れ替わった友理奈さん。「みんなうれしそうだから。。。」
この後、入れ替わった人生を受け入れようとするシーンはちょっとかわいそうでした。
ピンクのチアの格好をして踊り終えた、7人の元へ、新調されたソクラテス像が届けられる。このソクラテス像を囲むようにして物語は終了。
あとからゴルティに聞いて、これは恐らく友理奈さんも最後に戻れたって事だよと聞いて納得。そしてなんとなくつっかえてたものが取れました。正真正銘のハッピーエンド、良かったですww

公演後も挨拶

公演後の挨拶で、桃さんが今日はみやびちゃんと天使コンビでお揃いの髪型にしました、とツインテールの髪型を説明してくれました。いつも違うんですか?と隣の方に聞いて初めて、みやびちゃんが毎回髪型を変えてることを知りました。さすが劇中No.1のちょい役、髪型変えても劇中に影響無しってことか(^。^;;茉麻さんは挨拶でもアニメネタ。紅天女とかい言ってましたがネタ元不明でした。。(のちに「ガラスの仮面」と判明。分るか!!)このネタも公演替わりだったらしいです。

まとめ

今回の劇、脚本やキャスティングは℃ヲタの自分としては、寝るキューに比べると、かなり物足りなかったり、首を傾げたくなるシーンはありました。
まぁ、寝るキューは自分の人生の中でも、あれほど色々な意味で共感できたり感動できたりってのは中々ないんじゃないか?というくらい至福の時間でしたから、冷静な比較ではないのかもしれませんが。
しかし、劇としては十分楽しめました。笑いどころもなかなか満載で、みんなの頑張ってる感も伝わってきました。梨沙子さんと友理奈さんの度胸ある演技もなかなかのもんでした。