ありがとう ひで

「ありがとう」いい言葉だなぁって最近感じます。そう思うようになったのは、愛理が「私の大好きな言葉を贈ります。ありがとう!」とイベントで必ず言っているのを聞いてからです。愛理のありがとうは本当に心がこもってて、疲労困憊の体と頭に、最高の安らぎを与えてくれます。
そして今日、そんな愛理のありがとうを超える、とても重みのある「ありがとう」に出会いました。
中田英寿が自身のサイトで、引退に寄せた手記の最後を締めくくった言葉です。
全文はこちら。
ヒデの文をきちんと読んだのは最初でしたが、凄くしっかりした文章書くなぁと感心しきり。ヒデの想いがしっかり伝わってくるとてもいい文章でした!そして、最後を締める言葉が「ありがとう!」何ともヒデらしくない気もしますが、これが本当のヒデの姿なのかもしれないですね。いずれにしもて最後の最後に「ありがとう」というフレーズが出てきたということは、ヒデの中で何か達成感があって、自分のプロとしてのキャリアに気持ちよく区切りをつける事ができたんじゃないかなと思います。
ヒデといえば何といっても、ペルージャでのデビュー戦となった、ユーべ戦での2発が忘れられません。当時欧州サッカーを見るかなりの人が、日本のサッカーなんて!って子馬鹿にする風潮があった時代。カズの前例もあるし、まぁ通用しないよ!そんな見方が大勢を占めてたような気もしましたが、自分も含めてそんな穿った見方をしていた、すかしたサッカーマニアの目を覚まさせるには十分過ぎる2発でした。このヒデの2発をキッカケに、世界のサッカーがずいぶん身近になったように思えます。
ヒデに続いて多くの日本人が欧州への扉を叩きましたが、未だヒデを超える選手は現れていません。今超えられる可能性が一番ありそうなのは平山相太!彼にはヒデ無き後の日本を引っ張っていって欲しいですね。
ヨーロッパでの挑戦、日本代表戦、ヒデには多くの夢を見させてもらいました。
一サッカーファンとして、心からの一言を。
ヒデよ、こちらこそ、ありがとう!!