Party Rocketsワンマンライブ〜FULL THROTTLE〜@新宿BLAZE
11/15にパティロケ史上最大キャパとなる新宿BLAZEでワンマンライブが開催されました。
それまで渋谷WWWでも空席が目立つ程度の動員力、正直かなり苦戦するんじゃないかなと思っていましたが、会場は思った以上に埋まっていて、パンパンとまではいかないまでも、程よい人口密集率で、後方までそれなりに人は入っていました。
マッキーさんティケで100番台で入場。ヲタ6名程度でフロントスペース後方のセンター付近に陣取りました。
元?パティロケヲタのこーじさん以外、これといったパティロケヲタはいませんでしたが、ライブの雰囲気と楽曲には定評のあるパティロケライブ、加えてこの日はバンドチューンでもあるということで、期待値はかなり高めでした。
ライブの雰囲気の良さは、まず足元のスッキリさに現れていました。ドロシーやハロー現場ではスタンディングなのに荷物持ち込んでしかも足元の置くアフォを結構散見しますが、この日は皆無でしたね。
会場にセッティングされたバンドセットもテンションを高めてくれました。
「Are You Ready?」
の掛け声一番、ヘビーでクールなビートと共に「絶対LOVE」を投下してパティロケロッキンパーティの幕が上がります。
序盤はバンド無しでしたが、パティロケサウンドは相変わらずカッコいい!
はるちゃんの「もっともっと声出していくよ!」 と最初からフルスロットル感もイイ!
序盤のセトリでははるちゃんがヴォーカルをリードする。不安定さは否めないけど雰囲気はある。
最初の自己紹介MCで自分の歳を一瞬忘れるあかりちゃん。水飲みながら「15だよ!」と冷静に突っ込むはるちゃんが面白い。
相変わらずgdgdのパティロケっぽいMCww
「Shy Shy Love」の痺れるほどのクールなビートはサウンドとしても大好きで今度のアルバムに入らないのが本当に惜しまれる。
ライブアクトでは力強さとスピード感、フォーメーションチェンジでは3ピースの機動力も如何なく発揮されて最高にカッコいい!
これぞステワンクオリティのロックダンスと思わず唸ってしまいます。
ヲタは基本クラップするだけ、このシンプルな空間も心地良い!
このアクト後、「大変だったよ。マイク頭にぶつけるし」とははるちゃん。
思わず笑ってしまいましたが、このMCも激しいダンスを物語っていました。
アルバムから新曲披露ってことで、エリック・マーティン作曲の「Secret Moon」が投下されましたが。。。超微妙(^_^;)
彼はメロディメーカーではないのだなと改めて感じてしまった(^_^;)
「ママには言えない」のスローなテンポ、ある意味パティロケボーカル陣の鬼門。はるちゃん、ふみちゃんは相変わらず苦戦してたけど、あかりちゃんは上手く歌えてた気がします。この曲くらいから、あかりちゃんをヴォーカルの軸にした構成が目立ち始めてきました。
中盤はちょっとスロットルを緩める構成。
「スタートライン」は燃料(パティロケヲタ)でなくても自然と涙腺がゆるんじゃんロックバラード。MCでも言ってたけど、あかりちゃんとか本当客席しっかり見て歌ってんだよね。その表情見てると余計ジーンときます。
「オリオンの帯」は3人が向き合ってスタジオセッションのような感じで歌う、この3人の距離感とそこから生み出される雰囲気がとても良いですね!
続くMCではアルバムのジャケ写が初公開されました!
肩上から何も着てない3人姿にちょっとドキッ!場内も大歓声ww
「ちゃんと着てますよ!」とはあかりちゃん。「3人の間には邪魔なものは一切ない素の3人を届けたい」といったコンセプトがあるそうです。
すかさずふみちゃん「Twitterでさ、パティロケの新しいジャケ写、裸!みたいに書かないでよ!」とwww
この後、裸ツイートしたのは言うまでもありませんww
アルバムのもう1つの新曲「イマジンな愛の歌」も披露されました。
アクト前にメンバーが振りコピ講座をしてから臨みましたw
初見でもoiコールやメンバーコールでしっかりライブを作るパティロケヲタはさすがだなと。この辺の適応力はメンバーも称えてましたが、変に予定調和しないで音を聴いてライブを作ってるパティロケヲタだからできる芸当なんだろうと思います。
まぁ、普通のライブ現場では当たり前っちゃ当たり前なんですが、最近真面目に音聴けるアイドル現場って割と多くはない気はします(^_^;)
ここでメンバーがはけてハーフタイム。
7月のSTUDIO COASTでのアイドル横丁やTIFのダイジェスト映像を交えながら夏を振り返る映像が流れます。
その間、バンドセットが組まれますが、備え付けのセットに更にプラスしたドラムセットが思いのほか豪華でした。この夏見た生バンド、ドロシー、ひめキュンと比べるとかかなり凄かったですね。
バンドセクション
映像が終わると、バンドメンバー、パティロケメンバーが登場して、バンドセッション開始。
エッジの効いたギターを轟かせて「初恋ロケット」投下。ロッキンパーティーの幕開けにふさわしい曲!会場も俄然熱を帯びてきます。
3人のサークルフォーメーションから、アレンジされたヒリヒリするようなイントロと共に投下された「MIRAIE」は、これぞバンドの良さ!思わせてくれる、いつも以上にクールでカッコいいアクト。ゾクゾクきました。
特に間奏のギターソロが泣きまくってやたらカッコ良かった。終盤のoiコールの一体感もいつにも増して素晴らしい!
今ライブのベストアクトの1つだろうと思います。
「KASABUTA」はボクはそれほど好きではないけど、場内のボルテージは間違いなく一段上がりました。
ギター音がカッコ良くて、音源よりずっとカッコ良かったですね!
パティロケらしいgdgdのバンドメンバー紹介後、スペシャルゲスト三宅さん(パティロケの曲作ってる人)も紹介されたところで、不穏感全開のイントロと共にロッキンホース投下。
ボクも場内のギアもついにフルスロットル!!圧倒的にカッコいいバンドサウンド、凄まじい疾走感、oiコールにゲッダウンの屈伸運動まで加わって、とにかくスゲー熱量を帯びたアクト!!
あまりに興奮してボクらの周りでは軽くモッシュを始める始末。ロッキンホースは最高のキラーチューンだ!!
そこから弾丸に繋ぐ正義!パティロケのアイドル界に誇る最強ロックチューン2連、ヲタクはベタ踏み状態。
その熱気に文字通り油を注ぐ間奏で、ギターのアオイさんとあかりちゃんがエアギターで絡むとか!!
代名詞のはるかソロでの圧縮もいつも以上の圧力でフェスタ感満点www
からの16連。。。いや、まだ飛び続ける!
まさかの20連キター!ww
素晴らしいアクト!まぢロック以外のなにものでもない空間!ステキ過ぎるゾイ!
「RAINBOW!」締めはパティロケ勝利の方程式。メンバーコールしてタオルぶん回して、気持ちよく終われる安心感があります。
アンコール
アンコール明けはバンド無し。「好きすぎて」のハチャメチャな解放感はクール系が多いパティロケにはある種変化球だけど、これはこれで凄く楽しい。
MCでは今後のスケジュールも色々発表されました。ロックバンドと対バンするイベントとか楽しみですね!
12/6の定期公演で全貌が発表されるらしいので楽しみです。(ドロシーツアー参戦中につき行けませんが(^_^;))
で、そこから曲に突入しようかというところで、「そういえば!」と言った感じで、ライブの感想を。どこまでもgdgdだww
ひとしきり話して、「じゃ、やるか!」とラストの曲はセツナソラ。
多幸感タップリのセツナソラ締め最高じゃん!って。
最後の「夏が終わるよ」のフレーズはとても印象的でした。この11/15 BLAZEワンマンに向けてパティロケはとにかく駆け抜けたと思う。季節はもう冬になろうかという時ではありますが、この日のライブの成功で、やっとパティロケの夏も終わったんじゃないかなって、そんな風にも思います。
しかし、この日はここで終わらなかった。
自然発生的に起こったダブルアンコール。
メンバーが登場して「せっかくだから」とバンドメンバーを再び呼び寄せて、パティロケバンドステージに再び参集。
「20回跳べますか?」
痺れる宣戦布告からの「弾丸ハイジャンプ!」キタ!!!
場内も異様な熱気に包まれる。普段は落ちソロでしかやらない前線参加、このアクトではBメロのあかり、ふみかパートでも発生。
左右に陣取る二人に右に左にヲタが民族大移動。
あかりちゃん、目に涙浮かべながらも再びアオイさんと熱いエアギター!ロックや!
そして、はるちゃんソロ、多分バーを潜って最後列のヲタクも前線参加!www
そして皆一斉に戻る。全員攻撃、全員守備がパティロケアクトのモットーww
このお祭り感が半端ないwwww
ラストはこれまでのパティロケをブチ破る象徴でもあるかのような、16連超えの、20連ハイジャンプ!
最高のフィナーレだ!
「今年一番幸せだった時と同じくらい幸せです」とふみちゃんらしい嬉しさ表現に場内大爆笑。
更にはるちゃんがバンドメンバーを前に出るように促して、最後の締めをバンドメンバーに委ねる。
「え?」「どうしよう?」「皆も手を繋いで!」
で手を繋いで。。。
で会場に促されるままに「せーの!」
ステージのパティロケ、バンドメンバー、そしてひめキュンライブ張りに皆で手を繋いだヲタクが一斉にジャンプ!
最後の再度までgdgdなMCだったけど、皆で作りたいって気持ちが凄く伝わってきたし、本当に良い締めだったと思う。
セットリスト
- 絶対♡LOVE
- 日常ドリーマー
- 輝くあなたが好きだけど
MC - NO:ID
- Shy Shy Love
MC - Secret Moon(新曲)
- ママには言えない
MC - スタートライン
- オリオンの帯
- Let's Go!!
MC - イマジンな愛の歌
映像 - 初恋ロケット
- MIRAIE
- アゲハ今
- KASABUTA
MC(バンドメンバー紹介) - ROCKIN' HORSE BALLERINA
- 弾丸ハイジャンプ
MC - RAINBOW!
- 好きすぎて生きるのがツライよ
MC - セツナソラ
- 弾丸ハイジャンプ
公演後
前売りの半券を見せるとチェキを貰えるサービスが!
はるちゃんキター!!!
この日の公演で再びはるか熱が上昇してきました。
打ち上げは新宿横丁で特典会に参加しない先発隊4名、お店を変えて計7名、前述の通りパティロケ専ヲタゼロだけど、ライブの熱気をそのまま持ち込んで打ちあがってましたww
総括
この日のパティロケのライブ、先ず素晴らしかったのは、9月のドロシーでは見られなかった、パティロケとバンドメンバーの一体感が素晴らしかったことです。
はるちゃんがバンドメンバーが前に出るように促し、ギターのアオイさんがあかりちゃんとエアギターやるように促し、お互いの事を思って1つのバンドのような感じが本当にステキでした。
3人になってからのパティロケ、こうめちゃんが抜ける事によるパフォーマンス、とりわけ歌唱力の低下や、今年イマイチ楽曲に恵まれなかったこともあって個人的にはあまり良い印象はありませんでした。
でも、この日のパティロケはそんな悪い印象を見事に払しょくしてくれました。
3人のパティロケの強さを感じました。
その最大の要因は藤田あかりちゃんの存在です。Amazarashiなど、中学生にして中々マニアックなバンドを聴いてるくらいロック好き。これまで、ロックグループを標榜するパティロケは、楽曲もかなりロックなのですが、ダンスや歌声、仕草にはどことなくなんちゃって感がただよっていました。
でも、この日のあかりちゃんは表情、歌声、ステージング、完璧にロックしてたなって思います。
歌声にも確実な成長を感じられました。この日の編成といい、パティロケはあかりちゃんをヴォーカルの軸に据える覚悟ができたんじゃないかなと感じました。だとすると本当今後が楽しみです。
そして何より象徴的だったのが、弾丸ハイジャンプでの一体感と20連ジャンプでしょう。
16連ではない、20連ジャンプをしたということ。。。
それは、現スパガのエース格でもある渡邉幸愛という絶対エースを失った、いわばマイナスからのスタートだった彼女達が、それでも私たちは止まってないぞ!そんなメッセージが込められているようにも感じました。
と、見るものに色々感じさせてくれた本当に良いライブだったと思います。
詳細なライブレポはナタリーでも挙がっていますので是非そちらも!
パティロケ、21曲熱唱のワンマン大成功&スプリットツアー決定
色々今後も決まってきていて、これからのパティロケ、チェックしていこうと思います。