Dorothy Little Happy Live Tour 2013 〜Live five’s on〜@新宿BLAZE(後編)〜MAKING THE ROAD〜

かつてのボクの得意技だった賞味期限度外視レポ。。。
从・ゥ・从<自覚はあったのね!

御意。。。

前回、ドロシーツアー初日のレポをドロチャンを見ながらじっくり振り返ってみました。
今回はその続きです。
前回→Live five’s on@新宿BLAZE(前編)〜Welcome to the Real Dorothy's World〜

が、ここで重大な問題が発生しました。
なんとドロチャンでツアー初日のライブ映像が無くなっていました。。。どうやらこちらは2ヶ月が賞味期限なのですね(;´Д⊂)
という訳で前回振り返れなかったアクトは、まだ映像の残っている仙台振り返りの時にでも改めてやろうと思います。時間があればですが。。。

今回はライブの総括やかなでしのアイドル界のTOSHI-LOWかよ!ってツッコミ入れたくなるような名MCを振り返ってみようと思います。

●´□`)ノ<どろしーりとるはっぴーれぽ後編はじめるでし!


魅せる、聴かせるアクト群で何ともいえない多幸感で包まれた余韻が残る中、MCを挟んで、高2(当時は高1)トリオメインの「Dear My Friend」で後半戦がスタートします。
現役高校生の彼女達ならではの瑞々しくも爽やかなコーラスワークが、キャッチーなメロディラインとも相まってとても心地良いナンバーです。
そんなドロシー屈指の爽やかさを誇るナンバーですが、何故か一番眩しいアクトでもありますw
落ちサビ前のこーみんソロパートになると、会場至る所から彼女のイメージカラーでもあるオレンジの高輝度サイが点灯されますw
この儀式は毎度笑えますw
ドロシー現場ではあまりサイは使われないだけに、余計にその眩しさが際立って笑いがこみあげてきますwww


多分高2トリオ。。。


そして、ここから楽曲のクオリティ、彼女達のバイタリティ、そしてヲタが作るライブの空気、正直アイドルのライブでこれ程素晴らしい時間を味わったことがないのでは?というくらいの濃密なフェスタが始まります。

先陣を切るのは「nerve」
MIXをブッ込んで場内を温めると、メンバーコールのチャント、そして必殺のエビ反りと、ヲタが入り乱れて踊り出します。指が〜♪のフレーズに合わせてフロントへの圧縮と散開のムーブもめっちゃ楽しい。

ここまで割と静かにノッてたヲタもここぞとばかりに躍動しますw
まりしゃんソロでは、ある意味ドロシーの名物、全力ケチャをドロシーの歌姫にブッ込みますww
そう、これ!これ!!こういう遊びがあるからドロシーのライブは楽しいのよね!って俄然たかまりです!
こうして自然に場内をシャッフルしてくれる「nerve」、やっぱ最高ッス!

続いては力強い4ビートのドラム音が鳴り響いた瞬間、「よっしゃキタ!!!!」と雄たけ上げてしまいました。
個人的にはアイドル界で最もロックンロールしてる楽曲「ソウル17」
もう本当大好きです!!
全編通して愚直なまでの8ビートサウンドは、まぢロックしてるって感じで普通にノッてるだけでも本当気もちいいですが、なんで!の歌詞に合わせてN・A・N・D・Eの人文字を作りながら絶叫したり、お尻突き出してウン!って掛け声かけたり、キメに回し蹴りからのヒムロックポーズを入れてみたりと。
ロックをとことん可愛く、楽しくコンパイルするアクトは、感嘆を禁じ得ませんでした。
テンションが頂点に達するのが、落ちサビ。
4ビートのドラム音に合わせて、ヲタがジャンピングしながらひたすらoiコールをかます。
オレはアジカンのライブにでも来たのか?いやいや、これはドロシーリトルハッピーって紛れもないアイドルのライブなんだぜ!
マジか!何て自問自答、勿論ライブ中にしているはずもありませんがw、本当アイドルという枠を超えたロックな時間がただただ楽しくて、感動的でした。

ドロシーの攻めのステージングは続きます。
加速度的に上がったテンションはドロシーの誇るクラシック「ジャンプ!」で一気に弾けます。
このアクトは、ツアー中で最も印象に残った、且つボーカリスト高橋麻里の魅力が最も凝縮されたアクトなんじゃないかと思います。

まりしゃんの突き抜けるようなボーカルに、思わず拳を振り上げて自分も絶叫していました。
特に落ちサビのおっかけは、まりしゃんのボーカルに引っ張られるように、会場一体となって叫ぶと、さらに負けじとまりしゃんが叫んでって
何かお互いのテンションが相乗効果でドンドン高まっていく様が本当快感でし。

高鳴る!この胸! 止められない!
この街! この星! 夢! 夢! 夢!

気持ち良さそうに歌ってるまりしゃんの歌声、本当心に響きます!


ドロシーロックの真骨頂とも言うべく陽性で解放感抜群のロックナンバーが続きましたが、一転マイナー調のイントロ。


臨戦態勢キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

ドロシーのロックのもう一つの魅力はとにかくマイナー調の攻めが凄まじくカッコイイこと。
恐らくマイナー調のロックを歌わせたらドロシーと℃-uteがアイドル界の双璧だろうと思います。

歌声も然ることながら、表情だとか仕草、不穏で挑発的な雰囲気も最高にカッコイイ。
そしてドロシーの盛り上げ隊長、ミモ様の煽り。

とにかく首の痛くなるアクトです(^_^;)


メジャーデビュー2周年、そしてLife goes onという曲に込めた想い

ドロシーツアー開幕戦の3/16はドロシーメジャーデビュー2周年でした。

2011年3月16日、震災の僅か5日後、当然店頭にCDが並ぶ事も無く、ましてや被災地にいた彼女達がライブやイベントなんてできようはずもなく、ただ時は流れていきました。
記録上だけのメジャーデビュー記念日。。。
だけどその日を大切にして、そして2年後こうやってステージに立っている、そんな彼女達を率いるダーリー、白戸佳奈だからこその名MCが生まれました。

私たちドロシーリトルハッピーは今日3月16日でメジャーデビューから2年を迎えました。

私たちドロシーリトルハッピーがデビューしたのは2011年の3月16日、この時は5日前に東日本大震災があったので、デビュー当日は勿論ライブも中止になりましたし、電気もこない、水も出ない、ガスもない、食料もない、そういう状況で、メンバーとも会える事ができない状況で、デビュー日を迎えました。
デビュー当日はデビューしたという実感は全く無かったですし、デビューできて嬉しいという事も全く考えられなくて、とにかくこれからちゃんと生きて行かなくちゃ、どうやって生きて行こう?そういうことしか本当に考えられなかったです。
それから復興ライブとかを私たちやらせて頂いて、沢山のファンの方に応援して頂いて、そして支えて頂いて、今日こうやってドロシーリトルハッピー2周年を迎えることができます。
皆さん本当にありがとうございます。

ここでメンバー全員が「ありがとうございます」と深々と頭を下げます。

2年前2011年の3月16日は一人で過ごしたこの日でしたが、2年経った今日、2013年3月16日はメンバーの皆と、そしてこんなに沢山のファンに皆さんと一緒にこの1日を過ごせることを私たちはとても幸せに思います。
ありがとうございます。

この幸せな気持ちっていうのは、私たちの原動力とかそういうものになっていくので、皆さんにはこれからもドロシーリトルハッピーに期待をして頂きたいなと思います!


場内は拍手に包まれます。その拍手は本当に長くて中々途切れませんでした。


さらにかなでしは、今回のアルバムタイトル曲でもあり、ツアータイトルのモチーフにもなっている「Life goes on」についても触れます。

最後は『Life goes on』を聴いて頂きたいと思います。
この曲は私たちドロシーリトルハッピーが2年間色んな場所で歌って育ててきた曲です。
この曲は震災があってから、復興ライブとかで歌う、勇気や元気の出る曲を作って欲しいと、坂本サトルさんにお願いしました。
Hi So Jump!の坂本サトルさんバージョンを作って下さいとお願いをして、作ってもらった曲になっています。
震災直後、私たちが歌っていた時の感情としては、「亡くなった方の分まで私たちが一生懸命生きていかなきゃいけないっていう、そういう解釈の仕方をして、歌っていたんですけど、あれから2年経って、色々経験をして、「Life goes on」の解釈の仕方が私たち変わりました。

普段の生活、普通の生活の中で楽しいことを見つけること、そして普段の生活を楽しめる事、その中に希望を見つけられる事、そういうものを大切だ、っていうのを歌ってる曲なんだな、と私たちは今感じています。

ドロシーリトルハッピー5人の思いを皆さんに感じて頂きたいと思います。

聴いて下さい、『Life goes on』


思わず涙がこぼれました。
スゲーMCだな、スゲー楽曲だな、そしてスゲーグループだな!って心底思いました。

実はこのレポをどうしても書いておきたかったのは、正に白戸佳奈のこのメッセージを残したかったからなんです。
だからアーカイブで真っ先にこのMCは文字に起こしておいてたんですww

Life goes on

とんでもない! 始まったばかりなの
人生は思い通りには行かないって
ラクガキにだって書いてある
ほんとはね そりゃあ私だって
モチベーションがっつり下がっちゃって ああ…
眠れない夜もあったわ

だけどあなたやアイツやキミやあの子が
私を手招きしてくれた
それでも人生は続いてゆく
ドアはようやく開いたばかり!

私たちを止められるものは 私たちだけ
もう大抵のことは大丈夫
強くならなきゃ ね?
さよならした大切な人を忘れないよ
消えてしまった星の分まで
私たちは生きていくの
Life goes on!

まったくもう!振り回してくれるわ
ひらめいた!使っちゃうエコな遠心力
貯めといて一気に前にビューン!!

いつもあなたやアイツやキミやあの子が
私を手招きしてくれる
いつでも夜は朝に続いている
ドアはようやく開いたばかり!

私たちを止められるものは 私たちだけ
かかとがすり減った分だけ 大人になるよ
遠くから そしてすぐとなりで 見守っていて
涙がこぼれてしまう夜は
話しを聞いて ね?

悲しみの果てに生まれたもの 新しい毎日
消えてしまった星の分まで
私たちは生きていく 私たちは歩いてく
私たちが明日になる
Life goes on!


震災への想い、それを辛気臭いバラードじゃ無く、ドロシーらしい陽性ロックで、しかも彼女達だからこその説得力のあるメッセージ、本当元気になれるし大好きな曲です。


アンコール

アンコールはいつもの代表ヲタさんの号令と共にアンコール。そして全員がツアーTに着替えて登場しました。
アンコールはドロシーの誇るアンセム「デモサヨナラ」
そしてラストにピッタリの「14回目のありがとう」

この曲のBメロでまりしゃんが目を閉じて歌うシーン、本当大好きなんですが、この日初参戦してくれた、もにおさんもこのシーンが印象に残っていたらしくて、ちょっと嬉しくなりました。

本当ドロシーってバラードに名曲が揃ってるから、セトリの最後が綺麗に締まるなぁって思います。

セットリスト

  1. 諦めないで
  2. My Darling
    MC
  3. 飛び出せ!サマータイム
  4. 未来への虹
  5. ナミダよりもずっと速く
    MC(自己紹介)
  6. GET YOU
  7. 壊れちゃう崩れちゃう
    MC
  8. トライアングルスクエア/かなでし、ミモ様、こーみん
  9. 別れの時/まりしゃん、るーちゃん
  10. 永遠になれ
  11. 風よはやく
    MC
  12. Dear My Friend
  13. nerve
  14. ソウル17
  15. ジャンプ!
  16. 臨戦体制が止まらない
  17. HAPPY DAYS
    MC
  18. Life goes on

  19. デモサヨナラ
  20. 14回目のありがとう

総括

ラストの「14回目のありがとう」を聴き終えた瞬間、一瞬コトバになりませんでした。
楽しさ、感動、ダンス&ボーカルユニットとしての圧倒的なクオリティ、パーフェクトなセトリ、キラキラした5人の笑顔、その1つ1つを噛みしめながら、みつけた1つのコトバ、隣いたこーじさんと「いいライブだった!」

とにかくいいライブだった。
何がいいライブかを語ると、このクソ長い長編レポをもう1回繰り返す程になってしまうのですが(^_^;)
ドロシーライブの魅力を最も端的に表していた、この日のるーちゃんブログのコトバを借りようと思います。

今回のツアータイトル「Live five's on」


5人でライブをする!!ドロシーにぴったりなタイトル★


だから今回のライブは後ろにドロシーの幕も飾りませんでした。何も飾りのないありのままのステージと5人でライブをしたかったから!



本当のライブをみて欲しかったから…

本当にライブらしいライブだったなっていうのがまず思いつく感想です。

彼女達は20のアクト、全てをフルサイズで披露してくれました。
ワンハーフやメドレーに慣らされてしまったハロヲタの自分には新鮮に感じたのと同時に、いかにも歌を大切にしたい!と言っている彼女達らしいなって思いました。

同時に変則的なコーナーや演出を一切挟まないで、歌とダンスの直球勝負に徹したステージング、そして声と拳とタオルとちょっぴりのサイリウムで応えたヲタ。。。

何と言うか、、
幕張メッセというデカイ会場で、MCも殆ど発しないでひたすら声をがならせて、楽器をかき鳴らしていた、ボクが初めて観たミッシェルガンエレファントのライブを思い出しました。


勿論ライブや音楽の好みはそれぞれだと思います。
凝った演出が好き!曲も短くても沢山やってくれた方がいい!って意見もあって当然だと思います。

ですが、少なくともボクの中ではアイドルライブのバッケンレコードを更新した瞬間だったのは事実です。

本当1人でも多くの人にドロシーのライブを味わって欲しいなって思います。



舞公演花束を贈るドロシーヲタ、マメだなぁって感心しきり!


かなでし●´□`)ノツアー初日!
3月16日。記念の日★
★幸せをありがとう♪
☆幕開け☆
*Live five's on*


これはツアー衣装ではありません。あしからず<(_ _)>

かなでし、まりしゃん、るーちゃん、ミモ様、こーみん!

最高のライブ、そして幸せな時間をありがとう!

時間はかかるかもしれないけど、一歩一歩進んで、道作っていこうぜい!