愛理18歳〜Aの意志〜 - maiming

愛理、18歳おめでとう！
今日はアイドル＆アーティスト鈴木愛理をガッツリ語ろうと思います。

℃-uteの誇る絶対エース愛理は、ポスト愛ちゃんの歌って踊れるハロプロ帝国を引っ張る存在であることは誰しもが認めるところでしょう。

毎年この時期、愛理の1年を振り返る度に感じる成長ですが、それでも昨年は特筆すべき1年だったと思います。
2011春夏モデル、進化したニュー愛理のお披露目。。それは、「夏ダカラ」「ルルルルル」に代表されるように優しい歌声を手に入れた愛理でした。
アイドルにとってアーティストよりだと思われるベクトルを成すのは、カッコ良さ、力強さだと信じられてきた風潮の中、その流れに逆行するような愛理の進化は凄いの一言に尽きます。

カッコイイ系はもとよりロック系から、ブリブリのアイドルソングまで、今の愛理の歌唱の引き出しの豊富さは、ハロプロの歴史に燦然と輝くディーバ達、松浦亜弥、高橋愛に勝るるとも劣らないと思っています。

その豊富さ、全方位的な変幻自在さは、新境地を開拓したBuono!から、℃-ute最強2トップによるちっさーとのコラボ紺、先日の舞美嬢とのアコースティックと我々も肌と耳で感じる1年だったんじゃないかと思います。

こういった進化は、彼女の高いプロ意識があればこそなんだと思います。
愛理のブログなりライブのMCでも高い意識を常々感じられます。特に先日Top Yell最新号のインタビュー記事を読んで、その音楽に対する真摯な姿勢に改めて感銘を受けました。

曰く、

一口にアイドルと言っても、萌え〜みたいな可愛い感じの子もいれば、バリバリ踊るアーティストに近いグループもいる。私たちも年齢的にはアーティストっぽい感じに憧れるところはあるんですけど、ファンの中にはアイドルっぽさを求める人もいるはずだから、どちらも対応できるような存在になりたいです。今のアイドルブームだって、たぶんもう少ししたらなくなると思う。でも、そんなときでも対応できるように…。

「Top Yell 5月号」より

ポストアイドル戦国時代まで見据えてるなんて凄過ぎますわ！！
我々ヲタもよく口にするアイドルとアーティストの境界線。。でも愛理は敢えて境界線は引かず、両方を受け入れようとします。
愛理ほどの実力者が、アイドル＜アーティストという凝り固まった図式にとらわれない、アイドルの可能性を信じてくれているのは本当に嬉しいですね。
かくいう私もアイドルでしか表現できない音楽はあると思うし、それを否定する必要も全く無い。ただそれを口にできるアイドルはそうはいないと思います。

この辺の若干18歳とは思えない、深すぎる思慮が時にメンバーやヲタからは「心を開いていない」「腹黒そうな子」に選ばれちゃう要因なのかもしれないですね(^_^;)

ただ、こういう風に書いていて言うのもなんですが、愛理の歌唱力ばかりクローズアップされるのは時に歯がゆかったりします。
彼女は歌同様、実はダンスも相当なスキルを持っています。
これは愛ちゃんなんかも認めてくれているところです。ダンスの部分でもなっきぃと共に中核を担ってる訳で、そこは皆にもっとウォッチ！ウォッチ！して欲しいところですね。

こんなにストイックでカッコ良過ぎるアーティスティックな1面を持つのに、いつもクネクネしてるは、サブいギャグはかますわ、挙句メンバーにウザがられるはｗｗｗｗｗ
歌同様愛理の周りには常に独特の時間が流れていますｗ
外見も決して美少女顔ではない、だけど本当愛くるしくてメチャクチャカワイイ。

それでいて、アイドルとしての活動を続けながらも、朝5時までテスト勉強をしたりと学業に対しても一切妥協を許さない己への厳しさ、2006年当時から誰よりもステージの隅々まで見渡して、笑顔を振りまいてくれるプロ意識。。

ハロプロの1番人気は、本当に高い意識と努力の賜物なんだと思います。
本当不思議な魅力を持った子だし、改めて尊敬します。