第10回ハロプロ楽曲大賞2011

9日に締め切られた今年のハロプロ楽曲大賞、バタバタしている合間をぬって投票しました。
投票の際、コメントURLを12日に設定したので、ここで楽曲大賞の投票結果を振り返ろうと思います。


ま、℃-uteBuono!の一騎打ちの構図は今年も変わりませんでした。
では、去年同様、今年もトップ30から発表しますので、長々とお付き合いください<(_ _)>

州´・ v ・)<まずは21位までの発表だYo!


ベリはこの辺に固まってしまいました。実際セクシー路線への路線変更ってイマイチだったなぁって印象を受けていたんですが、ベリキュー紺で聴いている内に、あ、結構いいかも!!って思えるようになってきて、ランクインしました。
特にみやびちゃんのレベルアップの影響が大きなって思います。
全体的にベリキュー紺の影響が色濃く出ている気がしますw

リ ・一・リ<続いては、20位〜11位までいっちゃうYo!

最近カワイイ系がすっかり弱くなってしまった感のある℃-uteですが、今年はシングル曲を中心にこのカワイイ系でも健闘したと思います。
セカハピ、桃スパとも名曲という訳ではありませんが、可愛さ+℃-uteらしい元気さの詰まったなかなかの良曲だと思います。
そんな中で個人的な、今年の℃-ute楽曲で一番可愛かったのはアルバム曲で舞美嬢フィーチャリングの『3番ホーム 3両目』
メンバー内でも人気のこの曲は、曲調もそうなんですが、舞美嬢の歌声がとにかくカワイイ。
あの凛々しい表情や激しいダンスからは想像もできませんが、歌声の可愛さで言えば℃-ute内ではNo.1。そんな舞美嬢の可愛さ全開の一曲だと思います。

高純度パンクの『雑草のうた』、桃の歌声に元気が沸いてくる『キアオラ…』、そしてノイズィーで近未来的なサウンド、イタリア語で「再出発」を意味する意欲作『partenza』と、アルバム「partenza」を中心としたBuono!楽曲群はは今までにも増して多彩な印象を受けます。

スマの『シューティングスター』は℃ヲタとして、合同紺であやちょ+α Verばかり何度も聴きましたねぇ(^_^;)
ビックバンド風なイントロから掛け声と共にAメロに突入していく冒頭から胸が踊ります。
そしてそこからのメロディは、これぞ、スマイレージ!というキラキラしたポップサウンドと歌声は本当にカワイイ。
非常に上品で洗練されたスマらしいアイドルポップだと思います。

(o・酈・)<いよいよトップ10、まずは圏外の6位まで、チェキラ!!


10位:My Days for You/真野恵里菜

真野ちゃんがデビューしてから今日に至る日々を皆に感謝したい、そんな思いも込めて付けられたと言うタイトルの逸話も素敵ですが、その思いを噛みしめるかのように丁寧に歌い上げる真野ちゃんの歌声は胸に響きます。
切なさと力強さが同居したようなメロディラインや「ありがとう」とか「よろしく」という歌詞も真野ちゃんの気持ちを代弁しているようで、思わずウルッときてしまいます。
とても感動的な1曲だと思います。



9位:単純すぎなの私…/Berryz工房

これぞBerryz工房!!メロディラインから歌詞、そしてダンスの振り付けに至るまですべてが圧倒的にカワイイ。
この可愛さにBerryz工房の面々の個性的な歌声も花を添えます。やっぱり℃-uteと比べてもベリーズメンバーの歌声ってカワイイ曲に生えるよなって思います。
物凄くポップで、しかも聴いてて自然と笑みがこぼれてしまうくらい、可愛さに満ち溢れた、Berryz工房の真骨頂を感じられる1曲です。



8位:甘酸っぱい春にサクラサクBerryz工房×℃-ute(ベリキュー)

ベリキュー名義の初シングルはゲキハロからツアー、映画と続いた今年後半のベリキューでの活動の象徴的な1曲。
前向きでしかも感謝に溢れた歌詞にはジーンときます。
しかも、キッズ時代から9年以上、切磋琢磨してここまで成長してきた℃-uteBerryz工房が歌うから説得力もあります。
しかしそういう年月を感じさせる歌詞や、そもそも曲タイトルのように卒業をテーマにした曲なのですが、そういうやや重いテーマにも関わらず、辛気くささは少しもない。

爽やかでキャッチーなメロディラインには思わず胸が躍ります。
そして元々陽性オーラ全開のベリーズメンバーの歌声と、それに引きずられるように℃-uteメンバーも精一杯の陽性オーラを放つベリキュー12人によるアンサンブルは、この楽曲を光輝かせてくれます。

圧倒的に可愛くて、そしてキラキラ感全開の極上アイドルポップです。



7位:フランキンセンスΨ/Buono!(夏焼雅)

ハロプロ全体をしっかり見ている訳ではないので、偉そうな事は言えませんが、今年一番成長したハロプロメンバー夏焼雅だと思います。
ステージではエースとしてのオーラを漲らせているのをしかと感じました。
そんなみやびちゃんの覚醒を決定付けたのが本作です。

ノイズィーなビートにのせた甘くセクシーな歌声。みやびちゃんらしい独特のスピード感ともマッチして、とにかく聴いていてその高揚感は半端ないです。
SI☆NAの原曲は聴いたことはありませんが、少なくともこのトラックは夏焼雅ワールド全開で、今までのハロプロ楽曲ではなかった、新感覚の快感を味わえる1曲です。

今年Buono!ワールドが飛躍的に広がった最大の要因はみやびちゃんの覚醒、この楽曲を聴くと改めてそう感じるし、また今後のBuono!に更に期待したくなります。



6位:会いたいロンリークリスマス℃-ute

℃-uteでは初めての冬の楽曲ですが、ロンリークリスマスを送る女性の焦燥感を見事に歌い上げています。
切ないけと激しさの同居するメロディも素晴らしいですが、それを彩るのがメンバーの歌声。
夏女で陽性なグループイメージとは裏腹に、℃-uteメンバーの歌声はマイナー調の曲で絶大な力を発揮します。
切ない曲を歌わせたらピカイチの舞美嬢に、粘性のある舞ちゃんやなっきぃの歌声もハマります。
そして、ちっさーの美し過ぎるビブラートはクリスマスを艶やかに彩ります。
とどめは愛理。余裕のフェイクもすっかり板について、このメロディとも実に見事に同調して、変幻自在に歌い上げます。

モーニング娘。9期メンバーオーディションの課題曲として、参加者を苦しめた難曲ですが、それを歌いこなしている℃-uteメンバーのスキルの高さも窺い知れます。

個性的な5人の聖歌隊の歌声にうっとりしながら、冬にじっくり聴いていたい1曲です。



さ、では、いよいよ。。

ノソ*^ o゚) リ ・一・リ<楽曲大賞投票作品だよ♪
コメントは楽曲大賞に送ったモノに一部手を加えました。

ノソ*^ o゚)<MV部門だケロ!!

ケロ・・?www


3位:Kiss me 愛してる (Dance Shot Ver.)/℃-ute --- 1pt

やっぱり℃-uteの5人揃ったダンスは、それだけで画になります。とにかくそのカッコ良さに痺れます。



2位:世界一HAPPYな女の子℃-ute --- 2pt

イメージカラーをあしらった色彩がポップで非常にカワイイ。今回は5人が人形という設定なのですが、人形らしいコミカルな動きもカワイイ。そして何より5人の見せる笑顔が半端なくカワイイ。 ℃-uteらしい可愛さに溢れた作品です。



1位:Kiss me 愛してる℃-ute --- 3pt

全編通しての小悪魔的なダンスはカッコよくもあり可愛くもある℃-uteらしい魅力に溢れていますが、5人揃ってのダンスはなにより美しさを感じます。クールで憂いの表情はため息がでるほど美しい。
また、一直線の隊列を斜めアングルから収めたり、艶かしい表情を挿入して℃-uteの持つ美しさを強調したり、サビのリフレインでメンバーを目まぐるしくチェンジさせて、よりスピード感を出したりと、カメラワークも絶品。
全編通して非常に洗練された芸術作品のようです。


投票した3作品以外も、会いロン、桃スパ、勿論個人的に推しているというのもあるんでしょうが、すべての作品がカワイかったり、カッコ良かったり、MVは℃-uteが群を抜いていたかなって思います。


从・ゥ・从<いよいよ楽曲大賞!!


5位:My alright sky/Buono!(鈴木愛理) --- 0.5pt


Buono!のフィーチャリングトラックは毎回ハイレベルな楽曲が揃います。今回も非常に良曲が揃ったアルバムpartenzaにあって、桃らしい元気さとキュートさに溢れた、「キアオラ...」、クールさと甘い歌声で夏焼雅ワールドを構築した「フランキンセンス」とフィーチャリングトラックは名曲揃いでした。 その中でも愛理のこの曲を選びました。非常に澄んでいる愛理らし歌声は、スローなメロディと相まって本当に癒されますが、今年愛理の成長を最も感じさせてくれる柔らかさ、優しさも非常に印象的です。ファルセットの安定感や曲への同調は相変わらず抜群。寄せては引くようなメロディに対して、自在な歌声を駆使しながら完璧に同調しているその歌いっぷりは、Coccoさんを彷彿とさせます。 心に沁みる1曲です。



4位:夏ダカラ!/Buono! --- 1pt


涼しげな夏の情景が浮かぶような柔らかいサウンドと3人の優しい歌声は、ロックなのに思わず胸がキュンとしてしまいます。こんな優しいロックがあるんだ!!って感動すらありました。さらに成長した桃や雅ちゃんに加えて、優しい歌声を身につけて凄味をました愛理、本当3人が3人共歌声が映えます。世の中にロックは数あれど、こんなキラキラしたロックができるのは紛れもなくBuono!だけ。そんなオンリーワンなロックを奏でたBuono!は、アイドルでありながら紛れもないアーティストだ!と言えるんじゃないかと思います。



3位:ショートカット/スマイレージ --- 1.5pt


キャッチーなメロディと物凄く上手い訳ではないけど、可愛いらしさに溢れた歌声は、アイドルポップの王道を感じさせてくれます。高音を歌いあげるサキチィからハニーボイスのゆうかりん、危ういけどめちゃくちゃカワイイあやちょなど、とにかく4人の絶妙のバランスが醸し出す可愛さが素晴らしい。今をときめくももクロちゃんのリーダー百田夏菜子をして「日本一カワイイアイドルグループはスマイレージ」と言わしめたのもうなずけます。 一見どこにでもありそうですが、その実、スマイレージ黄金の4人だからこそ奏でられた非常に隙のないアイドルポップだと思います。



2位:Kiss me 愛してる℃-ute --- 3pt


℃-uteがちょっと背伸びして大人の女性の別れを歌った意欲作です。同じような世界観を持つ「涙の色」の焦燥感や美しさを継承しながらも、℃-uteでは初となるエレクトロポップサウンドは、よりキャッチーで洗練された印象を受けます。アイドルの代名詞でもあるユニゾンを徹底的に排して、殆どをソロパートで構成したのも℃-uteらしい。愛理やちっさーを中心とした際立つ5つの歌声、高速ビートとリフレインで生み出される疾走感、そしてクールな曲調と合致した楽曲の世界観。 ℃-uteの魅力がギュギュっと詰まった、℃-ute史上最も洗練された1曲じゃないかと思います。



1位:Midnight Temptation/℃-ute --- 4pt


℃-uteの魅力でもあるクールさ圧倒的な疾走感を継承しながらも、オリエンタルチックな意表をつくイントロやテンションの激しい上下動など、エキセントリックなエッセンスを加えることによって、新鮮でセンセーショナルな一曲に仕上がっています。
とりわけ驚かされたのが、その音圧です。鈴木愛理矢島舞美岡井千聖。メンバー5人中3人も声に力のあるメンバーが揃った℃-uteだから成せる音圧、とりわけ℃-ute楽曲のコアになりつつあるちっさーの強力なビブラートは必聴です。勿論、中島早貴萩原舞のクセのある歌声も楽曲を彩ります。急激にギアを上げてパワーボイスで畳みかけるラストはライブでも物凄い盛り上がりをみせるこの曲のハイライト。 ℃-uteらしさを継承しつつ、初期℃-ute作品の特徴だったエキセントリックなテンションを融合させた、ネクストの℃-ute像が見える1曲です。

まとめ

今年も℃-uteBuono!の一騎打ち、しかしそこに割って入ってきたスマイレージ
楽曲大賞は5回目の参加になりますが、℃-uteBuono!以外の楽曲を投票したのは初めてだと思います。
ウマけりゃいいってもんじゃない、ショートカットを始めとしたスマの楽曲はアーティストとしてのアイドルの存在意義を改めて教えてくれたような気がします。
今回例年になくベリが不作だったように感じました。7thアルバムも5,6に比べると確実にクオリティは低下していたし、セクシー路線への路線変更も、みやびちゃんやりーちゃんなど一部はハマっていたもののあまりうまくいかなかったんじゃないかなと思いました。
ここ数年楽曲大賞やMV賞をとったライバルや友友のような、キラキラしたパーティーチューンや可愛らしさがやっぱりベリの魅力だと思うので、来年はそんな作品も期待したいですね。

一方自分達の色を存分に出せたのが℃-uteです。
5人体制移行前後から、迷走感のあった℃-uteですが、ダンバコでユニットとしての勢いを完全に盛り返すと、今回の選考対象となった、会いロン、Kiss meと℃-uteのクールな魅力が際立つマイナー調のハイレベルなシングルを揃えてきました。
カワイイ路線に路線変更した後期シングルはこれらより質は落ちるものの、それでも℃-uteのシングルは総じてレベルが高かったなと思います。
℃-uteのシングルと言えば、過去に面白い逸話があります。
実は℃-uteのデビューシングルはまっさらではなく「As One」の予定だったということです。
かたや、初期℃-uteの代名詞ともなったエキセントリックで意外性に富んだ作品、かたや後の℃-uteの代名詞となるクールな℃-ute像全開の作品。
この二つの路線を融合させたのが、6thアルバムの「Midnight Temptation」
アルバム曲と言う事もあり大賞は難しいでしょうが、自分の周りの℃-uteファンも殆どが評価しているように、歴代℃-ute楽曲の中でもその存在感は際立っていると思います。

課題はやはりc/wでしょうか。。去年ほどではないにしても、今年もc/wのクオリティは相当低かった。。


ベリが路線変更があまり上手くいかず、℃-uteは路線を踏襲する中、新しい音楽を開拓したのがBuono!でしょう。
特に再出発を意味するタイトルをかざしたアルバム『partenza』はその圧倒的なクオリティにはただただ驚きました。
ロックロックしていた前作からのあまりの変わりように、ハロファンには受け入れられない部分もあるようですが、個人的にはこれまでのBuono!アルバムでも断トツのクオリティだと思います。
アイドル臭がまるで感じられない辺りが、ハロファンにイマイチ評価されない理由なのかもしれませんが。
特に愛理のさらなる成長に加えて、これまでロックという言葉に良さが消されていた感のあるみやびちゃんが、Buono!でも完全に自分の世界を構築するにいたったのは大きいと思います。
来年はフランス進出を始め、横ブリやZepp Tokyoも満員にしてしまう動員力、ハローという枠を超えて、ミュージックシーンにおいてBuono!はもっともっと脚光を浴びていくんじゃないかと思います。
実際、それだけの音楽を鳴らしている訳ですし。


最後に推しメンですが、ま、当然、ナカジマ。。

いやいや、お約束ですww

矢島舞美!!

どんなに楽曲のトレンドが変わろうと、みやびちゃんが成長しようと、愛理がますますかわいくなろうと、ちっさーが50と3キロになろうと、舞ちゃんに黄T買わされようと、なっきぃがエロくなろうと。。。
ノノl∂_∂'ル 州´・ v ・) リ ・一・リ (o・酈・) ノソ*^ o゚)<オイ!!!

ここだけは変わりません。


来年は℃-ute革命、そして矢島舞美革命を期待しつつ、ハロプロの益々の発展を願って、楽曲大賞の結びとします。