Buono!ライブツアー2010〜Rock'n Buono3〜@Zepp Nagoya 前編〜四顧の礼〜

もはやハロヲタにとっての夏の風物詩ともいうべくRock'n Buono3も今年で3回目、しかも今年はツアーになって帰って来ました。
今回もとびきりのビートを刻んで、僅か6日間、7公演を一気に駆け抜けて行きました。
自分自身の今夏のロック3部作(アジカン、ジャパンフェス、Buono!紺)のラストと位置づけた8月17日の名古屋公演について振り返ってみます。

最終日に発売されたBuono! Tシャツを着込んで臨みました。今回の番号は130番台とまずまず。この千秋楽を含めて全部で4公演入りましたが、前3公演と同じように上手側に陣取りました。
ここは比較的、みやヲタや桃ヲタ率が高いのですが、Buono!では当然愛理の自分がなぜこのポジにしたのか。
それはejiさんと潤子さんというBuono!サウンドのコアを成す両雄のポジションだからです。
客の入りはめいいっぱい入れてキツキツだった横浜に比べるとかなり余裕がありました。
フロントスペースでも後方の方はスペースがあって結構快適でした。

開演前から、ツェッペリンの「移民の歌」やパープルの「BURN」などBuono!サウンドのルーツでもあるハードロックの先駆者達のスタンダードナンバーをガンガン流して、気持ちを高めてくれます。

更に横の見ず知らずの桃ヲタさんとハワイツアー話(2回連続で参加だそうです!)で盛り上がって、さらに高まったところで、開演を迎えます。

Buono! Rock Cafe開店

Buono!ツアーでお馴染みのクラシックではなく、陽気なラテンジャズテイストのオープニングSEに続いては、Buono! Rock Cafeの3人の看板娘と共に、Buono!最高のオープニングナンバー「Cafe Buono!」が投下されます。
軽快なドラムスが鳴り出すと、場内は一斉にoiコールを開始。
「名古屋の皆さん、いらっしゃいませ!!!」
今宵のBuono! Rock Cafeのとびきりハードでキュートなロックショーの幕が開きます。

軽快なメロディに自然と体がビートを刻んで、
「キュート!」「美味しいよ!」「パパカッコイイ!!」の掛け声に沸き、
メンバーと場内一体となったBuono!の掛け声!!
とにかく可愛くて気持ち良い、Buono!ロックそのものといってもいいアクトにのっけから幸せ一杯な気分になりました。

続いては、独特の重低音と共に「ロッタラロッタラ」投下!!
Buono!を代表するロックナンバーにツアー初参戦の時は、もう?って驚いたものですが、とにかく場内の上昇曲線が半端ない!
相変わらず、場内を揺らすような爆音の愛理コールが素晴らしい!!
そして「皆で!!」の掛け声と共に、「ロッタラロッタラ!!」の大合唱。
僅か2曲で、やっぱ、Buono!ライブ楽しい(≧∇≦)b
って汗拭きながら、何ともいえない充足感に浸っていました。

決意表明

「Rock'nBuono3ファイナルへようこそ!」のリーダーの挨拶にまずは会場が湧きます。
愛理は1階席、2階席へひとしきり煽りを入れると、
州´・ v ・)<今日は孫の代まで語り継ぎたくなるような最高のライブにしたいと思いますので、最後まで私達3人をしっかりと目に焼き付けて下さい!
と決意表明。

さらに、
州´・ v ・)<鈴木愛理、今日も千秋楽パワー全開で・・・頑張っちゃう!!
頑張っちゃうポーズが超絶に可愛くて、もう悶絶ものです!!

桃リーダーは8月10日にリリースされたベスト盤をさりげなくPR。本人曰く「決して宣伝してる訳ではありませんよ!」とのことですがww

ノノl∂_∂'ル<お〜い、そこの永遠の女子高生!宣伝はそのくらいにして次の曲いきますよ!!

場内大爆笑www
個人的には横浜(15夜だったかな?)公演の「そこの女子大生!」って言った後の桃の何ともいえない表情も面白かったですが、いずれにしても、夏桃チュの絡み最高です(≧∇≦)b

ポップステージ

もはや前半戦をポップステージと呼んでいたのは過去のこと。前ツアーから前半戦からロックナンバーを惜しげもなく投入して、さながらロックステージ前半戦の様相を呈していました。
今ツアーでもオープニングの2曲からBuono!を代表する強力なロックナンバーをかましてくれましたが、ここからのリスト(といっても2曲ですが)は、あのポップステージを思わせる構成でした。
「こころのたまご」の歌詞の中の「しゅごキャラがついてるよ」は思わず懐かしくなりました。
Kiss!Kiss!Kiss!」では、横浜と違ってスペースもタップリあったし何より後ろがバーだったので気兼ねなく跳べました。
3人の寝顔可愛かった〜(*´∀`)

まぁ、ポップステージと言っても、全力で弾けるのがBuono!紺の流儀。みんな全力でメンバーコール叫んで、大盛り上がりでした!

四顧の礼

勿論そんな故事成語はありません・・・「らん」を観た方ならよくご存知の「三顧の礼*1が正解ですw
ただ今回自分はどうしても見たかったアクトを4回目の参戦にしてようやく観る事ができました。
それが嗣永桃子主演「I NEED YOU」
このアクトはBuono!2のメンバーフィーチャリングを公演毎に変えてくる構成になっています。
横浜では「OVER THE REINBOW」で愛理の淀みない歌声にひたすら聴き惚れました。
さらに「消失点-Vanishing Point-」では、みやびちゃんの艶やかな歌声と痺れるような表情にエクスタシーすら感じました。
本当フィーチャリング企画の3曲はすべて神曲です。
「I NEED YOU」は曲としては、個人的好みで言えば、前2曲には劣ります。しかし、ライブ、とりわけライブハウスでは圧倒的にこの曲なのです!

軽快なレゲエ調の2ビートに響く桃のリードボーカル、場内も静かに聴き入ります。それは不自然なまでの、正に、嵐の前の静けさ。
ドラムスの爆音と共に「I NEED YOU!!」と3人のシャウトが吐き出されるのを合図にサビに突入すると、場内の空気は一転します。
そして自分の眼前ではプチモッシュ発生!!
そうだよなぁ、この曲の楽しみ方ってやっぱりこれだよ!!まだ前半戦だったので自分は控えましたが、数あるBuono!アクトの中でも最もモッシュの似合う曲。
あのタメから爆発的に吐き出されるビート、メロコアやラウドを彷彿とさせるテンションの上下動はもう本当に気持ちいいです!!

クラップしたり、バックビートでのoiコール。やっぱりこの曲は数あるBuono!楽曲の中でも最も濃密なロックを感じられるアクトの一つ。
場内のノリも本当に音にノッてるって感じでとてもいい感じでした。

曲終了後のMCでは、
ル*’ー’リ<AメロBメロの始めの方は、皆さん静かに私の歌声を聴いてくれて嬉しいなぁと思い、サビではオイオイオイオイ跳び跳ねて頂いて、2階席でもオイオイやって頂けるが見えて、凄い大好きな曲を歌えて嬉しかったです!

頑張って弾けて、そして素晴らしアクトを演出したファンへ感謝の気持ちを述べてました。
勿論場内は大歓声、マジ桃リーダー痺れます!!!

このMCもそうですが、この曲にのって会場を扇動する桃のカッコイイのなんのって!!
嗣永桃子というとびきりカワイイ正真正銘ロックンローラーと会えるアクト、それが「I NEED YOU」
自身4公演目、念願は叶いました!!

リーダー、未来を語る

公演替わりのアクトの後は、フィーチャリングされたメンバーによるMCコーナー。
最終日は勿論リーダーです。ファイナルだけどしんみりしたくないから、次のコンサートでは何をやりたいか話そう!とリーダーらしい発言。
「次のコンサートで最初の曲なにやりたい?」という桃の問いに真剣に悩むメンバー。
ノノl∂_∂'ル<ロックの神様とか!!
おおぉ!!場内も沸きます。愛理も思わず「言おうと思った!!」

シルエットから登場して!とか愛理が紙バーンて割ってとか、色々な意見を出してました。

って、ちょっとまて?
似たオープニング見たことあるゾ?

でもロックの神様ってそんなイメージだよねw


愛理は「将来皆で一曲は弾けるようになりたい!」と言っていました。
「リーダーそこは頑張ろうよ!」と念押ししてかなり本気モードのようです。

そこでリーダーは「成果はどうなの?」と問いかけると、

州´・ v ・)<チョイチョイ・・・

ここでオオォ!っと歓声が上がると、

州´・ v ・)<全然チョイチョイって程でもないんだけど・・・

と下方修正www

さらにリーダーは「コードのCとか分かるの?」

州´・ v ・)<わたし、CよりGが弾けるっていう変な人なの!

おおぉ、何か本格的な討議じゃないっすか!
確かにローコードならCは3フレット抑えないといけないけど、Gは2フレットで済むからある意味理にかなってると頷いてました。

で、みやびちゃんは一人ポカーンとしていて、「みやは全く理解できてないんだよね?」とリーダーがフォローww

ノノl∂_∂'ル<G?Gみたいな・・・

うらはら

MCを終えると、個人的に前半最大のハイライトでもある「うらはら」に突入します。
メイド風のポージングとクールな表情という曲の入りからとにかく痺れさせてくれるアクトなのですが・・・
本当、MCが終わると直ぐに始まるので、MCの余韻をもろに引きずります。
横浜では愛理が自身のちょっとすべったMCから気持ちを切り替えるのに必死、という表情をしてましたww
みやびちゃんに至っては、小学校の時のあだ名が金髪にちなんで「焼きそば」!この大爆笑のエピソードに、うらはらのイントロが流れてからも「焼きそば」コール!
みやびちゃんも思わず笑ってしまって、クールな表情を作れない、なんてハプニングもありましたが、何ともライブらしくて楽しかったですww

最終日は桃リーダーが良い話をしてくれたので、みんなすんなり曲に入れてました。
同じクラブ系でもPerfumeとかに比べるとバタバタしたダンスがBuono!らしくて可愛らしいなぁって感じてしまいます。
でもこの曲の最大の魅力はポーカーフェースのようなクールな佇まいと、対象的な甘い歌声の醸し出す、上品で無機質な空気。
ワンハーフサイズで短かったのですが、彼女達の屈指のクールサウンドにゾクゾクしながら酔いしれてました。

本当このアクト大好きです。

ラストは「Last Forever」「Our Songs」「My Boy」と徐々にギアを上げていく感じでフィニッシュしました。
個人的にはBuono!楽曲ではかなり低評価の「My Boy」ですが、バキバキにビートが効いてることもあって、場内は「I NEED YOU」級に盛り上がってました。

卓球王みやびちゃん

前半戦終了後は恒例のVTRコーナー。今回は3人が色々なゲームで対決。全部で3パターン用意されていましたが、名古屋では初見の卓球対決でした。
他のゲームはカートとダーツでしたが、共に嗣氏、愛理、みやびちゃんという順位でした。

この日は予想に反して、愛理、リーダーを連破したみやびちゃんが卓球王に!!
とはいってもラリーもろくに続かない極めてレベルの低い対決でしたけど(^_^;)
やっぱりベリキュー卓球の四皇(まーささん、キャプテン、千奈美さん、ちっさー?)が参加してなかったからねぇ・・・

みやびちゃん曰く「卓球世代」(他にゴーカート世代ともw)のみやびちゃんが見事に優勝しました!

今回も結構長くなってしまったので、後半戦と分けることにしました(^_^;)


to be continued ...

*1:知らない人は、横山光輝の「三国志」21巻や舞美嬢主演舞台「らん」のDVDを参照ww