青春のフラッグ
サラさんのプレオープンに向かう車中で徒然なるままに書いてます(;・∀・)
先週BDレコーダーを購入したので、1週間のスカパー無料視聴を楽しんでます。ここぞとばかりに色々なビデオクリップを録画してます。どうもTOP○○とかいうはやりの楽曲に疎いので、これを機会に色々観てます。
で、おっと思ったのがこの曲です。
おいおいフラッグパフォーマンスって言葉で聴いてみただけだろう?って意見は無しです(;・∀・)
舞美嬢の連載の為にUTBを購入していたので、これがAKBのユニットということは知っていましたが、メンバーも知らないし、特に興味はありませんでした。
本体のやたら売れてる「ポニーテールとシュシュ」もガンガン流れていますが、ナルホド確かにサビは印象的だけど、ま、それだけだよな、と。
そんな時この曲がかかっていたので、何気なく見ていたのですが、何とも甘酸っぱいメロディライン、決してうまくはないけどカワイイ声、しかも制服ルック、清々しいまでのアイドルポップに心が癒されました。
このセンターの娘、渡辺麻友って言うんですか!メチャメチャカワイイです!
同時にこういった曲が売れてる現状を考えて、ナルホドハロプロはとりわけ℃-uteは厳しいなと思いました。
℃-uteに決定的に欠けてるとこって正にこのアイドルアイドルした可愛らしさ、癒しだと思うんです。
勿論彼女たちのルックスは超可愛いし、あの娘達をみてるととても癒されます。
ただ、℃-uteの楽曲は基本、癒しとはほど遠い、とてもクールだったり激しかったり、あるいはとてもマニアックな楽曲が多く感じられます。℃-uteにはアイドルポップの王道とも言うべく4ビート曲があまりないことも、そのことを裏付けると思います。
非常にアーティスティックな楽曲に仕上げてくれてるなと個人的には好感が持てるのですが、今世の中がアイドルに求めてるのはそういう曲ではないのでしょう、チャートがその事実を物語っています。
また声にしても℃-uteメンバーって一人一人が力強くてとてもしっかりしてる分、癒しとはほど遠くなってしまいます。
℃-ute史上初と言ってもいい、ブリブリの4ビートポップ「キャンパスライフ〜生まれてきてよかった」ですが、とても可愛らしい反面、アイドルらしさとは違う、妙な力強さ、しっかりした歌声がやたら印象に残ります。
それがセールスの伸び悩みにも現れているのかもしれません。
とはいえ℃-uteのこういったアイドルらしくない、しっかりとした楽曲とスキルをベースにしているのは武器でもあると思います。
はやりなんてものは振り子のようなものです。僅か十年前ハロプロが勃興した時のことを考えてみて下さい。あの頃はSPEEDを筆頭に歌って踊れるアイドルこそ評価されていたのですから。
そこにコミック的な要素を加えて勢いに乗ったのが当時の娘。でテクノポップのブームにのって時代の寵児となったのがPerfume。
また振り子が戻って、歌って踊れるアイドルが評価される時代もやってくることでしょう。
ただそうは言ってもアイドルの賞味期限なんてそう長いものではありません。普通は振り子の戻るのなんて待っていられません。だからこそ流行ばかり追いかけた使い捨てのような曲が多いんだと思います。
そんな中でもアップフロントは比較的長期的な視野を持ってるんじゃないかなと思います。
10年というディケイドを、ほぼスタイルを変えることなく走り抜けたメロン記念日という大先輩もいる訳です。彼女たちはロックという確固たる芯があったからこそ、10年もやれたんだと思います。先出のPerfumeもダンススキルとハイクオリティの楽曲があるからこそ、何年もしてからの大ブレイクを呼び込めたんだと思います。
長くなりましたが、要は℃-uteも今のスタイルを曲げないで、歌にダンスに磨きをかけて頑張って欲しいなと思います。そりゃセールスが伸び悩んで不安に思うこともあるでしょうが、℃-uteのスタイルは決して間違ってないと思います。
ま、自分はそんな℃-uteの曲と彼女らが大好きでこういう風に書いてますが、「青春のフラッグ」とてもいいと思います。
まぁ、色々な曲を聴いてみることでしょうね。