℃-uteのいた6日間

ゲキハロが終わって1か月が経ちます。ゲネプロを含めてもたった6日間の公演でしたが、相変わらずというか、℃-uteの熱演ってのはそうそう冷めるものではございません。何せ寝るキューなんてある程度冷めるのに1年近く要した訳ですからねぇ(^_^;)

今回の劇は、寝るキュー、携帯小説家に比べると、ストーリー、キャラクター共にパンチが効いてなかった感は否めませんが、逆にとても自然に演じていた印象を受けました。劇中のキャラクターってみんないつもと変わんないじゃん!って、そのくらい普段の℃-uteの延長線って感じでした。皆で夕陽を見るラストシーンなんかその象徴ではないかと。ステージ下段では、泉水(愛理)、きい(なっきぃ)、クマ(ちっさー)、純(舞吉)が手を繋いでいます。上段では、佳織(舞美嬢)がハル(梅吉)に腕を組んで、「ハル、ありがとう」と語りかけます。これは家庭に問題を抱えて悩んでいた時、心の支えとなってくれたハルへの感謝から出た言葉なのですが、ハルは「何が?」と全く気付いていない様子。「ううん、何でもない。」と佳織。すかさずハルも「変なの。」何かこのやり取りが舞美嬢と梅さんと見事にオーバーラップして、とてもジーンときました。
このシーンを一歩引いてステージ全体を眺めると、6人の画が、嗚呼℃-uteだ!ってww
素の℃-uteメンバーって個性が強くてそれだけでキャラクターになってしまうのですがw、それでもよりキャラクターの輪郭を際立たせる工夫として、キャラクター一人一人に決め台詞のようなものを持たせています。これはパンフレットやグッズにもしてしまうくらいの熱の入れようwwやっぱり演劇ってのはコトバがキャラクターに吹き込む生命感ってのはとても大きいと思います。寝るキューでも、「嬉しくて嬉しくて嬉しいんだよ!」(by ノリマツ)、「言っても仕方ない事は、言っても仕方ないことだよ・・」(by 夏美)、「殺すよ、バカヒロ!」(by 来夏)、そして、「愛だよ!愛!」(by イシゾー)と、これらの名セリフは、そのキャラクターのアイデンティティとすら言えると思います。
なので、特徴的なセリフがあると、観る側も演じる側も「嗚呼こういうキャラなんだ!」ってそのキャラクターをより愛着を感じると思います。「ベントラー」とか普通ありえないけど、嗚呼これがクマちゃんなんだ!ってな具合にwww
今回はそういったセリフを全員に用意してくれたので、これまでにも増して、彼女たちは自分のキャラクターに愛着と誇りを感じてたんじゃないかと思います。
一つ一つのシーンといい、それぞれのキャラクターといい、セリフといい、脚本を書いた川原さん、本当℃-uteの為に、そして普段の℃-uteの良さをそのまま出せるような本にしてくれました。その観察力にも頭が下がります。

千秋楽のメンバー挨拶でも、皆一様に自分に近いキャラクターだったということ、そして、川原さんが本当よく見てくれていたってって事を話しているのは印象的でした。

千秋楽と言えば、今回もメンバーは涙涙の号泣状態でしたね。前作「携帯小説家」に続いての花束贈呈からもうウルウル。梅さんはまたしても派手に号泣していまうと、同じく挨拶を終えて泣いているなっきぃが舞台裏に突然消えたかと思うと、ティッシュを持って来たりしてwwなっきぃ素敵だ!なんて感動もありました!w

みんな大変だったけど、その何倍も楽しかったって気持ちがとても伝わってきました。
それは何故か?

それはゲキハロでは周りがみんな℃-uteを盛り上げてくれたからに他ならないと思います。脚本家の川原さんは勿論ですが、共演したくださった方々もみんな℃-uteを支えてくれていたと思います。

この劇が始まる前、役者陣でも最年長のあいざわ元気さんがゲキハロブログの中でこんなコメントを残してくれていました。

「フレーッ!フレーッ!」をまた皆さんと出来る事、楽しみにしています。 元気

前作「携帯小説家」で元気さんは観客と一緒に℃-uteにエールを送るという何とも心憎い演出をしてくれました。

そして今回もメンバー一人一人の挨拶が終わると、元気さんが出てきて、
「それでは、これより、役者全員、およびスタッフ全員より℃-uteに大いなる、大いなるエールを送ります!」

会場も手拍子をしながら、
フレッ!フレッ!℃-ute
フレッ!フレッ!℃-ute

また、元気さんと、そして皆で℃-uteにエールを送れて、本当嬉しかった。
℃-uteっていつもいいスタッフに恵まれて、最高のバックアップを受けてる!!って感じます。
だから℃-uteのみんなも最高に楽しいんだろうなぁ。でも同時に、きっと周りのスタッフや共演者の方々もそんな℃-uteと共演することがとっても楽しいんじゃないかなぁって思います。

本当、℃-uteにはいつまでもエールを送り続けてもらえるグループであって欲しい。

舞美嬢は挨拶の最後で
「当たるも八卦をいつまでも皆さんの心の中にしまっておいて欲しいなって思います。」
と話していました。
期間は短かったけど、℃-uteの皆にとってはいつまでも心に残るようないい作品だったんだろうと思います。
勿論自分にとってもそうです。

本当素晴らしい作品をありがとうございました!
souhaite votre bonheur!(出演者、スタッフ、そして℃-uteの皆に幸福あらん事を!)









さて、その1週間後、キューティーランド3の握手会の時にメンバーにゲキハロの事を一言ずつ話してみました。
まぁ、一言なので役柄を褒めたり、とそんな程度でしたが、皆とても嬉しそうでした。特に印象的だったのが、

「「自分の未来は自分で想像したい!」っていいセリフだね!」
すると舞美嬢は無言で頷いてガッツポーズ
オオ舞美嬢熱ッとその反応にちょっとビックリ!

「萩尾きいちゃんの熱演マジ感動したよ!」
するとなっきぃは無言で頷いてピース
オオなっきぃも熱ッ!!
と続けざまの反応にビックリ!!

ちっさーUFO来た?」
するとちっさーは、
「はい、来ました〜!」と笑顔で天井を指差してましたww

ちっさーのネタも面白かったですが、舞美嬢となっきぃは言葉は無い分、何か余計に熱い握手を交わしたような気になりましたw



戸田ハル
萩尾きい
寺山泉水
熊野真奈美
戸田純

そして

清野佳織

また、どこかで会いたいなぁ。