ネムレナイト2008@紀伊国屋ホール〜1年ぶりの再会〜

寝るキュー公演から1年、ずっと見たいと思っていたオトムギの演劇でしたが、ちっさーの誕生日という特別な日に観覧する機会に恵まれました。
当日はあいにくの雨模様、会場に着いたのは開演10分程前でした。
柴ちゃんも出演していましたが、ヲタ指数は限りなく低め、少なくともヲタTなどを着ている人は皆無(自分が℃Tを目立たなく着ていたくらい(^_^;))で、一般のお客さんが多かったと思います。
ちなみに今回の座席は

  • P列 右端

ただ全体的に小さい事もあり、見にくさは感じませんでした。

公演が始まると白装束の男が3人登場。若い2人に混じって、ルーム長役の池田さん発見!!今回はこの3人に柴ちゃんなどを加えた幽霊が住み着いたとあるお寺での騒動のお話。幽霊といえば夏美ちゃん!!いきなり塩田エッセンスを感じましたw
3人が川柳を詠んでいると、都蘭(トラン)役の柴ちゃんが登場。ゲキハロとかのようにヲタが拍手するってこともありませんでした。確かに考えればハロメンにだけ拍手するとか、他の出演者に失礼だよなぁ、などと考えながら、これが普通なんだと妙に納得してしまいました。

幽霊が住み着いたお寺の住職エッセイ役にはなんとバカヒロ役の中神一保さん、さらに殺人事件が発生した(エッセイが容疑者にされてしまう)際、捜査にあたった刑事役には苗村さん役の並木さんがそれぞれ扮していました。お二人とも寝るキューのキャラそのままに、どこか抜けてる演技が懐かしくもあり、とても楽しかったです。

物語は中盤から終盤に差し掛かると、年齢も違う3人の幽霊が一人の森実さん扮する女の子を介して、じつは繋がっているという微妙な人間関係が浮き彫りになってきます。この人間関係の妙も、寝るキューの夏美-来夏が実は血が繋がっていたというあの絶妙の設定を思わせる、塩田イズムを感じました。

劇中はさすが「大人」の麦茶?wwと言わんばかりに、下ネタ連発。
「お前は実はセッ○スが大好きなんだよ!!」とかとにかく「セッ○ス」を連発したり、池田さんが奥で絡んでるのを、柴ちゃんが「何をしてるんだ?」とか「わたしもしてみたい!」とかwww
まるでビークルのコンサートでも観ているようでしたwww

能天気に過ごしていた幽霊たちに突きつけられる一言、「あんたたち何でいるのよ?」
己の存在意義を示す為に、危険を顧みず都蘭の生きた体を探しにいくシーンは結構ウルっときてしまいました。

オトムギの役者さんたちに混じった柴ちゃんの好演も光りました。無邪気な女の子の幽霊役でしたが、天真爛漫さが出てて中々可愛かったです。劇中で披露した美声にはキャリアを感じましたww

劇中の歌と言えば、またしてもカラオケネタww昔を回想するシーンで「DAM通信システムはまだ導入されてませんでした・・」とか、選曲もスピッツのチェリーとかChara(曲名忘れました。。)とか、本当年代被るんだよなぁww

最後は無事柴ちゃんも元の体に戻れて、チーズバーガーこと並木さんの恋もちょびっとだけ前進しそうなにおわせ方をして、終了。
公演後ははけては出てで、出演者が3回くらい舞台に登場していました。

ロビーでは脚本を書いた塩田さんもお出迎えしていたので、「とても楽しかったです!」と言うと、「ありがとうございます!」と意外と高い声で応えてくれました。
アンケートにあった希望する共演者には勿論「℃-ute」と書いておきましたww

誕生会

その後、連番者のワダちんに加えてあごんさんも合流して3人でちっさー14歳の誕生会をささやかに行いました。ちっさーの写真に加えて、この1か月でそれぞれ色紙が当選する幸運に恵まれた3人の宝物を持ち寄って、飾ってましたww

総括

特に推しメンもいなかった分、ニュートラルに劇を楽しむことができました。純粋にストーリーや構成が面白かったのに加えて、やっぱり俳優一人一人の演技がとてもよかったこと、そして℃-uteヲタとしては、どこか寝るキューの匂いを感じる塩田イズム満載だったことも
あって、大満足の公演でした。

また機会があればオトムギの公演に足を運びたいと思います。