LALALA 幸せの歌〜最高級の℃-uteソング!!〜

℃-ute 2008年第1弾シングルが発売になりました。パチパチパチ!!
もちろんフラゲ日にいつものお店でゲッツしてきました。本当はその日の内に感想を書こうとも思ったのですが、過去の経験から初日に書くと、どうもファーストインプレッション頼みになってしまうので、基本辛口になってしまいます。今回はじっくり聴いて、その上で改めて感想を書いてみようと思いました。

LALALA 幸せの歌(初回生産限定盤)(DVD付)

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LA LA LA 幸せの歌

実はこのシングルって℃-uteにとってこれまでになく大切なものだと考えていました。何かを達成した後、それを継続していくことはとても困難を伴うものです。℃-uteの場合、メジャーデビューから1年、本当順調すぎるくらい確実に前進して、ついにはレコード大賞最優秀新人賞まで獲得しました。世間的に見ても、いまやハロプロ随一の注目を集めてるといっても過言ではないでしょう。そんな流れにのって、℃-ute快進撃をさらに加速すべく、その一発目となったシングルが。。。

2番煎じ。。。
これまでの℃-uteのシングルと比べると面白みにかける楽曲。。。

と、発表当初はネガティブな印象ばかりでしたが、今現在そんなネガティブな印象はほぼ無くなりました。
℃-uteの為に作ったんじゃないか?と思えるほどとても℃-uteに合ってると思います。

イントロの軽快なメロディでいきなり楽しい気分になると、℃-uteの曲では最長のソロパートで舞美嬢の歌声がタップリと楽しめるAメロ。相変わらず強引な息継ぎが特徴的ですが、やっぱり自分はとっても惹かれてしまうエンジェルボイスww。対する愛理は滑らかな歌声で本当ウットリさせられてしまいます。
このAメロは歌詞も秀逸。女の子の何気ない仕草、そして何にでも感動できる多感な少女時代を描写はいかにもつんくPらしい。
「薄化粧」とか「自慢のこの黒い髪 そよ風なびく」なんて描写から、「武者震い」とか「感動しちゃった」なんて仕草まで、もうとっても瑞々しくて可愛らしい!

薄化粧で街に出て弾んで歩く♪
自慢のこの黒い髪 そよ風なびく♪
この歌詞の中に登場する、気持ち良い春を満喫している女の子、自分的にまんま舞美嬢がイメージなんですよねww

そんな日常を歌った可愛らしいAメロから一気に世界とか未来にまで飛躍してしまうBメロ。この強引な展開はつんくPならではwこのドラマティックな展開に呼応するかのように、なっきぃハギティという℃-uteでも最もパンチの効いた特徴的な歌声の持ち主を、このBメロの頭に配するというのもとても面白い。
軽やかで聴き慣れた愛理&舞美嬢ボイスからガラっとイメージの変わるなっきぃのプリティボイスとハギティのセクシーボイスwが鳴り響くと、おっ、って感じで思わず聴き入ってしまいます。

なっきぃハギティがググっとつけた勢いを℃-ute全員のユニゾンで加速をつけて、仕上げは幸福感に溢れたサビ。
「平和」「仲間」「家族」とても大切だけど、ともすると重くなりがちなこれらのテーマを、LALALAというフレーズに乗せて、実に軽やかに気持ち良く歌ってるのも、本当℃-uteらしい。
シンセの音が気持ちの良いテンポのいい間奏や、サビの所々で聞こえてくるメンバーの掛声も、℃-uteの持つスピード感や団結力が表れてて、こういう細かいところにも随所に℃-uteらしさがちりばめられてます。

それにしても、LA LALA♪というフレーズを繰り返し歌い続ける事で、そのリズムを、楽しさ、幸福感に転化させる、こんな幸福の呪文を唱えさせたら℃-uteの右に出るものなし。
7人で歌う事が楽しくて楽しくて楽しいんだよ!!という感じに溢れていて、その幸福感に自分もドップリと侵食されてしまいます。
最後は自分も7人と一緒に思わず、この幸福の呪文を自然と口ずさんでました。

カワいらしい歌詞に、テンポの良さ、そして幸福感、この曲には℃-uteのコアなエッセンスがたっぷり詰まってると思うんです。
都会っ子ほどのインパクトはないのですが、℃-uteがずっと持ち続けている魅力を再確認できた気がします。
ジャケットの写真そのままに7人で手を携えて進んでいこう、という感じが伝わってきて、
個人的には、レコ大受賞後の一発目としては、この曲でとても良かったと思います。


最高級のエンジョイGIRLS

こちらは第一印象は「なんじゃこりゃ??」って感じで最悪。おそらくフラゲ日に数回聴いて感想書いてたら、ネガティブなことばかり書いてたと思います。でも、今やこの曲かなり気に入ってます。

よくぞここまで、これだけコメディタッチにいじってくれたもんだwとまずはつんくPに拍手を送りたいwwメジャーデビューしてからの℃-uteの楽曲って、c/wも含めて、比較的既存のジャパニーズポップスから逸脱していない、割としっかりとした曲ばかりとの印象でしたが、そもそも℃-uteがインディースとして放った1st〜3rd(4thは比較的おとなしめかな?)って、どれもこれも初聴きは、エ?って楽曲ばかり。つんくPのサイト「プロデュース ワーク」を見ても分かる通り、つんくって℃-uteを通してかなり色々な事を実験的にやってたんですよね。そんなチャレンジに彼女たちも常に一発回答。バキバキにチョッパーベース鳴らしたり、変てこなウイスパーボイスかましたりと、なんだこりゃ?って感じのビートが、いつの間にか特徴的で逆に病みつきになってしまう。
で、最高級のエンジョイGIRLSですが、ブヒブヒいってるベース音と軽快な打ち込み音の取り合わせが何とも不可思議なイントロにいきなり「なんじゃこりゃ?」って感じwA、Bメロは比較的おとなしめでメロディラインもそれほどキャッチーではないので、ややもすると退屈なイメージを与えてしまうところですが、そこは7人の歌姫を擁する℃-uteの強み。個性あるソロパートのローテーションで、バラエティに富んだ構成に早変わり。
ちなみに℃-uteヲタのくせに各パート割イマイチ自信が持てない自分です。。。
こんな感じかなぁと思うんですが、Aの頭がどっちもイマイチ自信ないです。。。

時々ちっさーと愛理の区別がつかなくなるんですよねぇ(^_^;)。梅さんってあまり癖がなくていい声、逆になっきぃはどうしちゃったのってくらい粘っこいww
でも一番の聴き処は、やっぱ

最高級のエンジョイGIRLS♪

という、ちっさーのフレーズ。嗚呼やっぱりちっさーの声、気持ちよくて大好き!!この力強さ、磨けばキャエラ様になれる!!
と、こんな楽しみ方は℃-uteヲタならでは。でもパート割を味わうって楽しみはどのユニットでもあると思うし、こんな味わい方もハロプロの醍醐味だと思うんですよね。

サビも相変わらず、ブヒブヒいってるし、間奏ではヨーデルもどきのエッセンスまで取り入れて、本当どんだけメチャクチャなメロディwwでも最高にエンジョイ!!wwこの程よいおふざけ感、でも℃-uteって基本歌唱力がしっかりしてるから、ただのネタではなく(反例がたとえば「メリピン」とか。。あれは完璧にネタかと。。)曲としてキチンと成立するんですよね。
つんくPが℃-uteを使って色々試したくなるのも良く分かります。
とても不思議ながら心地よい、楽しそうな7色の個性が溢れる、℃-uteが最も得意とするメロディ、決して万人を納得させる名曲ではないでしょうけど、自分はかなり気に入ってます。

最高級のエンジョイショット!!

付属DVDもいいですねぇ。この曲のイメージ、7人の幸福感がストレートに伝わってきます。そんな中最高級のエンジョイショットを選んでみました。全部最高なんですが、あえて1舞美。


感動しちゃった♪
と歌ってるところですが、そのあまりのカワイさに感動しちゃったww

フラゲ日の様子

さ、恒例のフラゲ日店内撮影。


こうしてきちんと品物が陳列されているとフラゲ日だなぁって感じが伝わってきます。過去3回のフラゲ日は跡形もなかったですから(^_^;)