感謝の気持ちを忘れずに〜有線音楽賞受賞より〜

去る12月13日、日本有線大賞がOAされました。予想通りというか℃-uteの出演時間、めちゃくちゃ短かった(^。^;;
披露しためぐ恋ですが、これまでも色々な番組でShort VerがOAされてきましたが、この日のVerはこりゃないんじゃないかってくらいとんでもないところがカットされてましたねぇ。まぁそういうのは℃-uteも慣れたもので、ダンスにしても全くブレてなかったのはさすがです。
画を撮ってる人も℃-ute知らないんだろうなぁって感じで普通愛理が中心となるところを満遍なく映してましたね。まぁこれはこれで新鮮で楽しかったですけど。
個人的にはアリカンが結構抜かれてたような気がしました。アリカンスマイルにクルっとターンするところなどなど。最近自分の中でアリカン株急上昇中なので気になってただけ?たまたま左からのアングルが多かっただけ、というのが多分真実でしょう(^。^;;



ところで、℃-uteが受賞した有線音楽賞ですが、この賞は今年有線放送に貢献し、話題になったアーティストに送られるそうです。つまり楽曲そのものの評価ではない為、他の賞に比べればワンランク下に見られがちのようです。

ただ自分はこの賞をとても評価しています。それはこの賞が特に℃-ute自身と共に、℃-uteを支えてくれたスタッフや事務所に対して贈られた賞、という意味合いが色濃く感じられるからです。この賞の受賞が決まった時、夏や秋の℃-uteリクエストキャンペーンをを、自分でなくても直ぐに思い出されたのではないでしょうか?有線でのリクエストやCutie Circuitに代表されるドサ回りと、℃-uteの売り出し方ってとてもクラシックなスタイルだと思います。
娘。やBerryz工房ASAYANやよろセンのようにメディアとタイアップさせて売っていたのと同じ事務所のやり方とはとても思えないのですが、実はこういったドサ回りこそ、この事務所の得意分野なんだぜ〜と某メロンヲタからよく聞かされました。
確かにそうなのかもしれません。メディアとのタイアップとはいえ、娘。も最初は手売り、Berryz工房も全国をイベントで回った時期もありました。
どんどんスケールアップしていくCutie Circuitや今夏の有線キャンペーンのようにクラシックなスタイルを愚直なまでに貫く姿勢には、そんな事務所の意地が見え隠れするように思えます。
そして「C-rew」とプリントされたTシャツに象徴される、スタッフと℃-uteの一体感。あの℃-ute現場の心地良さというのは、やっぱりこういったスタッフ一人一人の力によるところが大きいのだと思います。
この賞はそんなアーティストとスタッフの努力の結晶なんだと思います。

今年オリコン上位や各賞受賞のインタビューを受ける度に舞美嬢はファンとスタッフへの感謝の気持ちを述べていますが、これは偽らざる心境なのでしょう。

スタッフへの感謝という事で最近特に印象的な出来事がありました。
鹿島アントラーズが奇跡の逆転優勝を遂げ、オリベイラ監督が記者会見を受けてる時でした。これまでも数々の名言を残してくれた彼は、一通りの質問も終わり会見も切り上げられようとするその時、スタッフへの感謝の気持ちを語りだしました。特に最後に会見を通訳している高井蘭童通訳に対して、「時に、選手を納得させなければならない場面で、選手のことを考えながら言葉を選ぶ苦労があったはず。ありがとう」*1。この会見を高井通訳は涙ながらに訳したというエピソードは鹿島の奇跡の中でもとりわけ胸を打たれるものでした。オリベイラ監督の会見は、この奇跡は選手は勿論、スタッフの力も無くして成しえる事はできなかったという事、スタッフへの強い感謝と尊敬の念を感じられました。

今回の有線大賞のOAで℃-uteの受賞のインタビューが無かったのは残念でした。舞美嬢や℃-uteの皆も、あの栄誉の場で、スタッフへのお礼を言いたかったんじゃないかなぁって思います。舞美嬢はオリベイラ監督ほど饒舌ではありませんが、それでも晴れ晴れとした表情でインタビューを受ける℃-uteメンバーを見たら、あのオリベイラ会見と同じくらいの感動を、℃ヲタとしては味わえてのになぁ。。って、ちょっと残念な気持ちがあります。
微妙にちょびっとだけ噛むシーンなんかも期待してたりもしたのですがw




とりあえず、℃-uteに成り代わってw
スタッフ、関係者の皆様、そして℃-uteの皆様、
有線音楽賞受賞おめでとうございます!!

*1:週刊サッカーマガジン12月18日号」より抜粋