放課後のエッセンス@横浜BLITZ〜絶望の戦いの果てに〜

とても9月下旬とは思えない真夏日の連続。そんな暑い週中がウソのように冷え込み、あいにくの雨模様となった横浜。しかしそんな天候とは裏腹に熱気ムンムン。今日は普段の℃現場で見慣れないコーボーさん衣装もかなりいる。で、ピンクTを着ていた自分に、「すいません桃ヲタですか?」といきなりの先制パンチ。内心「アホか!」と思いつつもいえ違いますと丁寧に返答(^。^;;てか、桃って黄色じゃないのか?
二桁前半と神番号で入る、?ヲタ、なっきぃヲタ、ハギティヲタを見送って、約10分、自分たちも名古屋以来℃紺二度目となるオールスタンディングのスペースに足を踏み入れました。

℃紺史上最悪の修羅場

今回は昼はセンターやや左(舞美嬢のMCポジ)、夜は、昼何故か変なヲタの多かった左を避けて右にしました。
昼公演、名古屋より人口密度の高かったスタンディングスペースで開演を待ちました。そして開演すると、そこは名古屋にはなかった、前方への激しい人の流れが。他のアーティストでは当たり前のこととはいえ、℃現場ではこれまでそんな事はなかった為戸惑う人もかなりいたようです。カバンを持ち込んだ人なんか踏まれまくり。。まぁこれは持ち込む方も悪いのですが。。。
ライブ的には℃紺で初めて強烈なモッシュを味わいました。しかも思ったほど棒サイ持ってる人もいなかったので、これはこれで結構楽しかったです。ただモッシュって基本的に押したり引いたりの加減が大切だと思うのですが、そこはアイドルのコンサート。モッシュを楽しむってよりはただ歌ってる人を近くで見たいっていう気持ちが強くて、それがモッシュみたいになってただけのような気もします。そういう意味では修羅場でした。そして早貴に書いたようにやっぱ慣れない人もたくさんいたようで、前にいた人がブチ切れて後ろの方へ下がったり、信じられないことに喧嘩する人まで。。。
コンサートで喧嘩って。。(^。^;;
本当、今回オールスタンディングになった事で幸せになった人っているんだろうか?
スゲー疲れたし、コンサートは楽しかったのですが、オールスタンディングとしては自分の参戦した中では最低の部類だったと思う。。
ヌルイと言われようが、やっぱ℃-uteのオールスタンディングはまだ早いってのが個人的な感想です。ただ、まぁ今日は出演者も含め色々特殊な状況下だったのは事実です。多分Zepp Tokyoもオールスタンディングになるでしょうから、そこでもう一度見極めたいと思います。

僕らの輝き×JUMP

オールスタンディングに否定的なことを書きましたが、良い面も確かにありました。
それが最も現れたのが僕らの輝き-JUMPと℃-uteの誇るパンクチューン2連発。この2曲の盛り上がりは、同じく殺人コンボと呼ばれたメロンの恋人になろうよ、This is 運命にも全く引けをとらない、もうハロプロ屈指の殺人コンボでした。この2曲に関してはこんな風にモッシュしながらモミクチャになって盛り上がるのが一番楽しいッスね。℃-uteメンもそんなテンションがとっても楽しそうでしたし。
ちなみにアンコールで会場中がぐったりしてるとこまでメロンと一緒でしたwあんなに元気のない愛もて初めて見ましたw
それにしてもこの強烈コンボを一日2回こなした自分を褒めてあげたいです。
まぁこの代償は体調面で相当高く付きましたが(^。^;;

テンション上げ子Perfume

梅さんの今コンサート最大の見せ場?テンション上げ子のコーナー。今日は凱旋紺でDVD撮りって事で今まで以上にテンション上がるかと思いましたが、意外と普通でした。普通でも勿論テンション高いですけどw今日の掛け合いは昼は横浜にちなんで「浜っ子最高!」、夜は恒例の「使ったタオル!」でした(逆かもしれない。。)。使ったタオルでは腕をグルグルしてたので、会場でも局所的にタオルをグルグル回してました。
で、掛け合いをやってる時、最近この振りどっかで見たことある!と考えてたらヒラメキました。Perfumeチョコレイト・ディスコの振り付けじゃないっすかwwPV見てて面白いなぁと思ってましたが、まさにこれでしたわ。そんな事もあり、いつも以上にこのコーナー笑ってしまいましたww

Buono!見参!!

自分の周りを見渡しても、工房さんTに桃Tに雅Tいるいるいる。ぶっちゃけ黄緑Tに次ぐ多さなんじゃないかってくらい(^。^;;登場タイミングはタイムカプセルが終わって、舞美嬢がユニット紹介をして登場。
さ、みやびちゃん見るぞ!と思っているとさらに強烈な工房さんヲタの波が!ス、スゲー!!とびびってると、まず桃さんとみやびちゃんが登場。もうここで今までにない凄い歓声。そして遅れて愛理も登場!全員アー写と同じゴスパンク衣装でした。ユニット名の由来や、決めポーズをして、いよいよ歌へ。ラジオで初聴きした時は愛理のいう「パンクです!」を微塵も感じられなかったのですが、A〜Bメロのバッキングを多用した曲作りは確かにちょっとパンクっぽいかもwBメロのメンバーコールからサビのノリはロマモー的なノリ。℃現場では久しくお目にかかってなかったのでちょっと新鮮でした(^。^;;
まぁ、サビのノリはともかく、リズムは確かにパンクだし、愛理はもとよりみやびちゃんの声も(愛理の言うところの)パンクチューンの曲調にマッチしてて中々ノレました。桃さんは、本当個性的な声っすねぇ。でもあの特徴的な声が鳴り響いてた時、会場の盛り上がりがマックスだったような気がします。
でも、このステージ自体は全然良かったのですがその代償があまりにも大きかった。。。Buono!登場によってカットになったのは愛理のFirst KissとMC。。
愛理のソロと会場毎に替わるMCはとても楽しみだっただけにとても残念。。てかせめてDVDの特典映像につけて欲しいです。

きら☆ぴか

昼夜共ふたりはNSでした。ハギティはもとよりちっさーが凄く良かった。くっすんゴメン、本家のきらりより全然上手かった。これまでどちらかというとロックチューンの曲でその存在感を示していたちっさーですが、こういうしっとり系の曲も全然いけんじゃん!っていうまさに大発見でした。それにしてもこのちっさーハギティっていうのは本当何でもできる魔法のようなコンビです。

YES!しあわせ

毎回会場中の℃ヲタを幸福感で満たしてくれるナンバー。そして今コンサート最大と言ってもいい見せ場を提供してくれるステージでもあります。
2番の恒例の℃-uteメンバーキスタイム!!
Ah Kissしてるわ♪
Ah Kissしてるわ♪
Kissしてる瞬間は♪

に合わせていつもは舞美嬢とちっさーが絡んでましたが、この日はセンターの梅さんが昼はアリカン、そして夜はハギティのホッペにchu!!さらに昼はセンターに気を取られて見逃してしまって舞美嬢-ちっさー組ですが、夜は、な、なんと
思いっきり唇と唇を重ねてchu!!!
━━━━・(゚∀゚)・∵━━━━
かつて味わったことのない興奮。てか℃-uteってこんなグループだったの!?
本当どんだけ〜!!!!
勿論会場も大大歓声でした。いや〜DVD化が本当に楽しみですw

と、今回も幸せいっぱいにステージでしたが、この日に限ってはそれはある悲劇の始まりでもありました。。。

舞美嬢のいない風景

これまで℃-uteと名の付くすべてのコンサートでは必ずステージに立っていた舞美嬢。それは℃ヲタとしてはごく自然な事で、それは太陽は昇って沈むの如く、当たり前の事と錯覚してました。
そしてこの日℃ヲタにとって、少なくとも自分にとっては全く違和感のある光景、舞美嬢のいない℃-uteというのを目の当たりにしてしまいました。。

とはいえこの事は決していきなりだった訳ではありません。仙台レポでも書いたように舞美嬢の調子が悪そうな事はとても感じてたからです。

それでも、いつも舞美嬢の調子のバロメーターとなる夏DOKIを歌いきって今日はいけるかと思いました。しかし、テンション上げ子の後のThat's the POWER!で舞美嬢の不調さが露呈してしまいました。ところどころで発生する舞美嬢パートの途切れ。人によっては始めマイクの不備と思ったようですが、自分はすぐ分りました。今日の舞美嬢は相当ヤバイ。。
ニゾンのAs ONEでは比較的目立たなかったものの、オレはこのステージで泣きそうになってしまいました。間奏で舞美嬢が左端で踊ってる部分があるのですが、この時の舞美嬢の表情が声がでない事が本当に悔しいって感じで今にも泣き出しそうな表情でした。でもそんな感情はグッと胸の奥にしまって頑張ってたんだと思います。そして。。
運命のYES!しあわせ。舞美嬢最初の見せ場は幸せのラッパを鳴らしてまだ、間もないAメロ最初の小節のラス、
いつからか、あなたばかり見て♪
と舞美嬢がソロパートを歌いながら、ステージを横切るところ。ここで今ツアーで初めてってくらい舞美嬢と目が合ったと喜んでるのもつかの間、ステージを横切ってる舞美嬢から声は全く聞かれず、ただむなしくBGMが流れているだけでした。
これで会場のだれもが舞美嬢の異変に気づいたと思います。自分はここで舞美嬢はアンコール後のステージに立てないって予感はかなり強くなりました。
もしこれがボクシングの試合ならタオルが投げ込まれ、舞美嬢はこの苦痛の戦いからも開放されるのでしょうが、コンサート、しかもDVD撮りと逃げることの許されない戦い、歌手にとって声が出なくてもステージを続けなくてはいけないってのはどれだけ絶望的な戦いなんだろうか?それでもこの娘は誰に頼るでもなく、声が出なくたとえBGMだけになろうと、精一杯のステージを披露してくれました。
長い長いアンコール。精一杯℃-uteコールをしましたが、この長さ故、舞美嬢がアンコールのステージに立てない事を確信しました。
やがて、愛もてのイントロが流れ℃-uteメンバーが登場しましたが、ステージ上には予想通り舞美嬢はいませんでした。
この今まで見たことのない光景に一瞬、何も考えられませんでしたが、すぐに頭を切り替えました。
この娘たちの方が遥かに動揺してるはずだぜ?でも立派にステージに立ってるじゃないか!!
すぐにいつものモードで振りコピしてガッツリ楽しみました。それでもサビで愛理と舞美嬢の2トップを配するところは、舞美嬢のところがポッカリ空いてる今までの℃紺で見たこともない格好の悪いフォーメーション。それだけ舞美嬢の穴ってのはデカイって事なんだろうなぁ。。。
後半は桃さんにみやびちゃんも登場して、会場は俄然ヒートアップ。自分はとてもそんな気分じゃありませんでしたが。。
曲が終わるとまず桃さんとみやびちゃんが挨拶。ちゃっかりゲキハロの宣伝もしてましたw「もちろんみんな来てくれるよね?」の問いに、超小声で「いかねー」w
次いで℃メンの挨拶。舞美嬢がいないのでちっさーからでした。ちっさーがいつも通りのMCを終えると、スタッフに呼ばれてステージ袖へ。ここからしばらくちっさーが帰ってきませんでした。舞美嬢が出るかの確認だったのか?いや、であればわざわざちっさーを呼ぶ必要はなかったと思います。ちっさーが呼ばれたのは恐らく舞美嬢のアンコール欠席を伝える連絡を託す為だったんだと思います。
全員のアンコールが終わった後、ちっさーの口から舞美嬢の体調不良による欠席がが伝えられました。
ありがとう、ちっさー
わっきゃないも終わって、℃-uteメンが去ると、会場からは局所的な舞美コール。
自分はというと、やっぱ舞美嬢のあの悔しそうな顔を思い出すと、再び泣けてきました。

帰ってきた舞美嬢!!

で、夜公演前、舞美嬢は出られなくても仕方ない、というかむしろ出なくていいくらの気持ちでした。それでもこの日はDVD撮りということもあり出ないわけにはいかないんだろうなぁと思っていました。そして勿論舞美嬢は夜公演に帰ってきました。都会っ子の冒頭でセリフを語る舞美嬢が、これまでのどの公演よりも眩しかった。
MCではお約束で「張り切りすぎちゃいました!」と。こんな健気な舞美嬢にまた泣けてきました。夜公演の舞美嬢は本調子からは程遠い内容、ユニゾン部では極力歌わず、ソロ部分でもいつもの限界を攻めるようなスリリングな舞美嬢ボイスは聴けませんでした。
それでも、今度はアンコールを含めしっかりと全ステージに立っていました。

おかえり、舞美嬢!そして、ありがとう!!

最後のMCは??

今回のDVD編集は本当に大変だと思います。昼公演は舞美嬢がアンコールを欠席、その反動で夜は舞美嬢のパートの質は相当ダウン。加えて夜は変なノイズが入ったりしてました。
特に頭を悩ませるのは愛もて後のMCだと思います。
舞美嬢のいる夜しかチョイス的にはないのですが、その夜は愛もて後に桃さんとみやびちゃんが挨拶した後、MCをせずにすぐに次の歌に入っていまいました(^。^;;
わっきゃない終了後に慌ててメンバー一人一人の挨拶。しかもいつもの順番ではなく、とりあえず歌い終わったポジションで整列してって感じでした。おかげで夜公演はやや右よりに移動していて、本来舞美嬢のMCポジではないのですが、思いっきり真正面!!
ヤター!!
梅さんから一人一人、いつもよりも短い挨拶をして最後は℃-uteでしたポーズで閉めました。
そういえば夜公演では工房さんのキャプテンと千奈美さんも見に来てました。

Cutie通信簿

だんだん書くネタが無くなってきた4回目です(^。^;;

℃メン評価コメント
9.0凱旋紺もいいテンションで最高でした!
8.0ありがとう舞美嬢!ステージに立ってくれただけで嬉しかったです。心の中では10.0!!
9.0浜っ子最高!と言ってくれたなっきぃ!あなたも最高です!!
9.0Buono!の愛理はそれほど存在感ないんだよなぁ。。やっぱソロの方がいい!
9.5ふたりはNSであらたな魅力を見た気がする。大事なお勤めも小津栞菜でした!
9.0寸劇で今公演初めて?っていう噛み噛みハギティを見た気がする。
9.0そういえばアリカンも何気に凱旋か!小津栞菜!

Buono!登場により℃紺内にかつてないほどの工房さんヲタ密度に加えて、℃紺初モッシュに舞美嬢の欠席と、今までにない事を一編に味わった気がします。決して最高のライブだったとは言えませんが、それでも貴重な経験をする事ができて、それなりには満足しています。
次は福岡。。ワダさんにお誘い頂いたので、行くことにしました。今回刺激的な事の連続だったので、今度は小さい箱でニュートラルな℃紺をじっくり味わいたいって気分にもなったので。
舞美嬢元気になってるといいなぁ。