ガストステージ@幕張メッセ イベントホール〜ハロプロ版クラシコと次代のファンタジスタ誕生〜

℃-uteメンの活躍を見に幕張まで行ってきました。歯医者で治療してから会場に向った為、会場に入ったのは17時頃、そう、今後語り継がれるであろうあの試合の最中。ま、この辺りのマッチレポっぽいものは後ほど。
昨日のブログにも書きましたが、女子フットサルにそれほど興味がなかったので、多くは期待してなかったのですが。。その考えは180度変わりました!!めちゃくちゃ楽しかった!!そう思わせたのはハロプロクラシコと呼べる試合と一人のプレイヤーの為です。それでは、その試合のマッチレポです。

Little Gatasエキシビジョンマッチ ℃-ute VS. Berryz工房

前回のスポフェスでのLittle Gatasの試合、そしてその前のフェスでのGatasユース紅白戦、どちらも非常につまらない内容で、この企画もあまり期待してなかったのですが、℃-ute VS Berryz工房、このユニット同士を競わせるという前代未聞の対戦カードで、自分も会場も俄然盛り上がったと思います。
勿論純粋なガッタスサポからすればどうでもいいことでしょうが、この日の会場は℃、ベリサポもかなりの割合を占めていました。
世界一熱い試合といわれる、リーガ・エスパニョーラクラシコ。政治の中心、カスティーリャ地方のレアルマドリーとそれに対抗するカタルーニャ地方の象徴FCバルセロナ。この図式は、SSAも成功させてもはやモンスターユニットと化したBerryz工房とそれに対抗する℃-uteにピッタリ当てはまるような気がします。お互いのサポの勝ちたいという気持ちがぶつかる、まさにハロプロクラシコと呼べる試合ではないでしょうか!
とりわけ、℃-uteサポは、つねに先行されっぱなしのBerryz工房に是が非でも勝って欲しい!!そんな思いが強かったと思います。
スタメンは℃-uteゴレイロに何と舞美嬢、FPはなっきぃ、愛理、ちっさーハギティで控えが梅さん。一方のベリはゴレイロガッタスでももはや正ゴレイロの座についた茉麻さん、FPはキャプテン、桃さん、雅さん、友理奈さんで控えは無し。
レアル=ベリ、バルサ=℃-ute。この図式は両ユニットが抱える選手の力関係にも当てはまりそうです。ここ数年、バルサがレアルを凌駕してきましたが、この日もガッタスの先発に次々に名を連ねる℃-uteに対して、Berryz工房のFPのタレントは明らかに劣っていたと思います。ただゴレイロに関しては、茉麻さんの安定感は抜群でした。そんなゴレイロの差を埋めるために、℃-uteは梅さんではなく、舞美嬢を抜擢。舞美嬢の反射神経や基本的運動能力の高さ、さらには、FPは舞美嬢抜きでもそれなりに計算できる選手が揃っていたので、これはかなりいいコンバートだったと思います。同時に℃-uteの勝利に対する執念を感じました。
さて、早貴に書いた通り、私はこの試合の後半の真っ最中に会場入りした為、前半の試合内容はレポできません。ここからの試合内容は後半途中からの模様です。

スコアは0-0ながら、ゲームを支配していたのは℃-ute。前線にはハギティを張らせて、サイドにやや流れてなっきぃ、そしてかなり流れて愛理、そんな3人を巧みに操っていたのが、背番号9*1ちっさー。この日のちっさービジャレアル在籍時のリケルメを彷彿とさせる、完全無欠の司令塔っぷりでした。ドリブルを仕掛ける間、上がりを待ってパスを出すタイミング、カウンターを食らったときの戻りの速さ、とにかくすべてのレベルがずば抜けてました。ドリブルで抜く時はロナウジーニョばりのフェイクまで入れてました。ゲームを組み立てる、という意味ではすべての試合を通しても、この試合のちっさーが最も印象深かったのではないでしょうか?
自分の座った席はすぐ近くがアディダスの関係者席でリトルガッタス必死系じゃない人もいたのですが、そんな中から「あの9番は何者だ?」何て声も聞えました。
そんなちっさーに引っ張られて、℃-uteがベリゴール前に畳み掛ける。ハギティが、なっきぃが、そしてちっさーが単独でシュートを放つ。しかしそこはガッタスの正ゴレイロ茉麻さん、抜群の安定感でゴールを割らせない。さらにこれまた安定したスローイングで、前線のキャプテンや友理奈さんにボールを供給。ベリの攻めは基本、この茉麻さんのスローイングが起点となっていました。キャプテンはもとより桃さんも思ったよりいい反応をしていました。友理奈さんと雅さんはほとんど消えてましたね。。ただ℃-uteも舞美嬢の反応のいい飛び出しや、ちっさーなっきぃのディフェンスでゴールを割らせない。なっきぃガッタスのスタメンに名を連ねただけあって、ボールの扱い、パスを引き出す動きなど、基本的なことがしっかりできていました。愛理は。。サイドに流れ過ぎてあまりボールに絡めてませんでした。
このように℃-uteが攻めて、ベリがカウンターを仕掛けるという図式は最後まで続き、結局スコアレスドローでタイムアップ。勝負はPK戦に持ち込まれました。


PK戦は3人ずつが蹴って、同点の場合はサドンデスの延長。回りはベリサポの方が多めだったので、負けないように、必死に声援を送ってました。
一人ずつ外して迎えた2人目、ベリのキッカー桃子さんが蹴ったボールは左上にフワッと浮きました。これが前に飛び出した舞美嬢の裏を付く感じになり、ゴールネットを揺らす!!ベリサポは歓喜。℃サポ(周りでは自分だけっぽかった)は頭を抱えました。ちっさーも外して迎えた3人目。茉麻さんがPKスポットに付くと、ベリサポから歓声。自分は「舞美止めろ!!!」コール。
茉麻さんのシュートも結構いいシュートでしたが、舞美嬢が好セーブ。何とか首の皮一枚繋がった。
℃-ute 3人目は勿論舞美嬢。これを外すと負けてしまう重圧。決めてくれ舞美嬢!と祈る自分。。さぁ運命の一瞬、ファイエル!!!舞美嬢から放たれたボールはグラウンダーできれいにゴール左隅へ突き刺さりました。あの目の覚めるようなキャノン砲ではありませんでしたが、しっかりゴールを決めるあたり、さすがリーダー!さすが舞美嬢です。
その勢いにのって、ベリの4人目キャプテンのかなりいいシュートを好セーブした後、℃-uteサポの思いをのせたなっきぃのボールがゴールネットを揺らす!!
2-1!!℃-ute逆転勝利!!!!!
なっきぃナイッシュー!!!!!
思いっきり喜びを爆発させました。

順番Berryz工房℃-ute
1人目友理奈さん×ハギティ×
2人目桃さんちっさー×
3人目茉麻さん×舞美嬢
4人目キャプテン×なっきぃ

この日の試合内容を考えれば℃-uteの勝利は妥当なところかと。ただ、ベリは控えメンバーが不在だった上、エース格の千奈美さんも欠場とハンデがあったのも事実です。勿論℃-uteが勝ったことは嬉しいですが、ベリの健闘にも拍手を贈りたいと思います。
おめでとう、℃-ute!!
お疲れ様、Berryz工房!!

ハロプロクラシコ。これからも何回も何十回も続けていって欲しいですね!
またやりましょう!!

SAMURAI CREW VS. Gatas Brihantes H.P.

終戦を迎える前の練習で会場からどよめきが起こりました。ガッタスメンバーに加えて3番のビブスを付けたちっさーが練習に加わっていたからです。早貴のエキシビジョンマッチでの大活躍を受けての、いきなりの大抜擢。起用はあるのか?期待は高まるばかりです。
注目の先発は、茉麻さん、まいちん、よっすぃーミキティ℃-uteからなっきぃガッタスの基本は前線にミキティなっきぃのキィ2トップに、よっすぃーとまいちんがフォローアップしながら絡むというものでした。SAMURAI CREWもそれほど強いチームではないのですが、やや優勢に試合を進めていました。何度か茉麻さんの好セーブがあったものの、先制点を奪われてしまいました。ガッタスはチャンスらしいチャンスをあまり作れてませんでした。2分過ぎのペナルティエリアすぐ外のフリーキックの場面もミキティが大きく外してしまいました。。なっきぃは頑張っていましたが、先輩に遠慮する場面や、全然ボールと関係ないところでもとにかくマンマークしたり、さらにポジション取りにも迷いが見られて、ちょっと厳しそうでした。
そんな中、会場に歓喜の瞬間が訪れます。5分半過ぎ、背番号3のビブスをつけたちっさーがコートの中に入ってくると、会場中から歓声が。今一番見たい選手が入ってきた!!正にそんな感じでした。プレー自体は、ボールが収まった時の仕掛けとか、らしさを見せてるところもありましたが、全体的に固かったか、連携不足か、あまりボールに絡めてませんでした。
ガッタスはほぼ見せ場なく前半終了。後半もスタートは前半と変わらず。開始早々茉麻さんの股を抜かれる場面がありましたが、幸いボールはバーを叩きました。後半も打開策を見出せないまま、半分が経過。ここでちっさーと舞美嬢が交代。自分がガッタスとして見る初めての舞美嬢のプレー。ガンバレ!!
と交代直後、キレイにボールを繋いで前線のミキティにボールが渡りました。そのままミキティが振り抜き、強烈なシュートがゴール左上に突き刺さりました。
同点!!
やや沈滞ムードだった会場が一気に沸きました。
この後、舞美嬢をトップ目に置く、ダイアモンド型に。ボールの回りも良くなって、ガッタスも時折惜しいシーンもありました。舞美嬢も股抜きを決めたり、と時折好プレーを見せてましたが、パスのトラップをスルーしてしまったりと、基本的なミスも結構ありました。まぁこの辺は経験です。そんな中残り40秒で再び失点。その後必死に攻め立て、終了直前はミキティが絶好機を迎えるも、シュートがゴレイロの正面を突いて、ジエンド。結局1-2でタイムアップとなりました。

ミニイベント&トークショー

最終的にはガッタスは2敗1分の最下位。以下順位です。

  1. adi-UNIT5
  2. EMULSIONS
  3. SAMURAI CREW
  4. Gatas Brihantes H.P.

優勝したアディダスは全員のレベルがめちゃくちゃ高かったです。
今回自分のサルチームの#17ユニを振って、舞美嬢を応援していたのですが、アディダスのエースも舞美嬢と同じ#17、ましてここはアディダス関係者席の直ぐ上だったこともあり、誤爆もらったらいかん、とアディダスのプレー中は気を遣ってました(^。^;;

表彰式後、イベントが行われました。1チーム3人の代表がボールを蹴って、合計スピードを競うというもの。ガッタスはまいちん、ミキティにもう一人は舞美嬢!!本来ならよっすぃーなんでしょうが、折角なので新人に譲ろうという気遣いだったのでしょうかね。舞美嬢も始めどうしましょう?って顔をしてましたが、ミキティがこっちおいでという感じで手招きしたので、晴れて参加者の列に加わりました。
ここでもアディダスパワー全開。初っ端の#17のエースが76Km/hを出す(結局これが最高記録)と他の二人も74km/h。この3人以外で70越えをしたのが、70km/hジャストのまいちんのみ。
ガッタスはトップのミキティが「PKは苦手」と言いながら、しっかり64km/h。そして二人目の舞美嬢。
よっすぃが「矢島はいいもの持ってるんですよ。皆で矢島コールしたら100km/h越すよ!」といきなりハードル高くしてました。よっすぃー、そんなにプレッシャーかけちゃダメだよ。。
矢島コールに包まれる中、舞美嬢の蹴ったボールは、微妙なゴロ。。。結果は63km/h。全12人中、7位タイ。ま、こんなもんかな。。
最後はまいちんが70km/hを叩き出して、ガッタスはこのゲームでは見事2位に輝きました。

トークショーは、ショーと言っても、メンバーに一言ずつ感想を聞くだけでした。
℃メンはこんな感じでした。

  • 舞美嬢「試合では悔しい思いもしましたが、これを経験に頑張っていきたい」
  • 梅さん「良い先輩がいっぱいいて楽しかったです」
  • なっきぃ「身長とか大きな人がいっぱいいて、ボール取りにぶつかっていけるか心配でした。試合には負けたけど、自分なりにぶつかって頑張れたと思います。」

そしてちっさーガッタスメンバーとしてインタビューを受けてました。

ここでよっすいからあ〜じゃないよ!!と、ツッコミw結構いつも通りのちっさーで滑舌悪く、イマイチきちんと喋れてませんでしたが、最後に「試合には負けましたが、ガッタスは気持ちでは負けてなかったと思います!!」
これには会場も再び歓声!!キューティーショーといい、本当ちっさーって最後にいいこと言うんだよなぁ!!
これには℃-uteサポ以外の一般ガッタスサポの心も鷲掴みにしたのではないでしょうか。
最後はハギティや桃さんに友理奈さんとリトルガッタスのメンバーも列に加わって、インタビューを受けていました。

総括

さらっと書こうと思ってたのですが、思いの外長文になってしまいました。最初から見たらえらい分量になってましたね(^。^;;
それくらい、予想外に楽しかったということなんです。
この日は℃-uteヲタとしては本当大満足でした。クラシコの勝利は勿論ですが、ガッタス内でもその存在感を示すことができたと思います。そうそう、試合とは関係ありませんが、Little Gatasのキーホルダー、売り切れてたのは全部℃-uteメンバーでした!
そして最も印象深かったのは、何といっても、この日一番会場を沸かせたロナウジーニョのモノマネが大好きな小さな女の子、岡井千聖です!!あの切れ味鋭いドリブルや絶妙の球出しは、あさみが抜けてドリブラー不在となったガッタスに新風を吹き込む予感です。ちっさーにボールが入ると何かが起こる!そんな雰囲気を持ってました。
次代のファンタジスタが誕生した!!そんな事を強く感じた1日でした。
まぁ、ちっさーガッタス昇格は間違いないところでしょうね。

ああ、また行きたくなってしまいました。この夏も忙しくなりそうだ。。

昨日のユニ姿(追記)

朝のワイドショーで昨日のユニフォーム姿が映ってたので、載せておきます。試合とは関係のない非常に残念なネタで流されましたが。。


 

試合では目立たなかった愛理と雅さんが一番おいしいポジションとは。。
ちなみに右端が梅やじコンビです。

*1:ビブスの番号です