タイ、クーデターに思う事

私が始めて訪れた国、タイ。その思い出の地で、昨日軍部によるクーデターが起きました。タクシン首相を初めとした腐敗した政治に鉄槌を下すという大義名分の下に。この行為に対してタイ国王は容認の姿勢、国民の半数もこの行動には賛成との意見を聞きました。
この事件を色々なニュース番組で見ている中で、興味深いインタビューがありました。今回の事件をどう思うかという問いかけに対して、「軍事力によるクーデターといういわば、民主政治を冒涜するような行為になったことは残念だ」と。
WOWOW田中芳樹さんの不朽の名作、銀河英雄伝説のアニメが放送されています。この番組の中でも、今日のタイが直面しているのと非常に似た命題が取り上げられています。それは、堕落しきった民主政治と聡明な君主による専制政治とどちらが良いのか?自由惑星同盟ヤン・ウェンリー元帥は、「堕落した政治家も民衆が選んだ、正にそのことに意義がある。」「専制とは、市民に選ばれない為政者が権利や暴力で市民の自由を奪い、支配することだ。」

市民から選ばれたものではない軍部によるクーデターを、本当に国民は望んでいたのだろうか?
軍部は支配は一時的なものと発表しています。それが真実であることを願うばかりです。たいがい軍事クーデターの後に待っているのは、正にヤン元帥の言うところの専制なのですから。。

微笑みの国タイ。早く国民の皆さんが、舞美嬢スマイルに負けない素敵な笑顔を取り戻してくれることを願っています。

リ ・一・リ<!!
リl|*´∀`l|<やっぱり、これだけ引っ張ってもオチは℃-uteかよ!!

やっぱ、息苦しかった。。