ROCK IN JAPAN FES.2006@ひたちなか海浜公園〜今日は言ってもいいんじゃないですか、これは伝説のライヴなんじゃないですか!?〜

8月5、6とROCK IN JAPANに参戦してきました。ハロ以外ではGWのキャエラ様以来。基本的にはハロー以外はあまり女性は聴かないのですが、今年のフェスは女性も大注目!なんせ私の好きな三大女性アーティスト、Coccoとキャエラ様が参戦するんですから。ちなみにあと一人は当然、矢島舞美嬢!!
从・ゥ・从<マジ?
勿論ウソです・・・
あと一人はdetroit7の菜花さん!detroit7サマソニやライジングサンには参戦するらしいので、本当はそちらにも逝きたかったのですが。。
ま、参戦できないフェスは置いておいて、炎天下の中、その気温以上に熱かった夏真っ只中のロックバカの祭典の模様です。

一日目(8月5日)


お昼頃会場に到着。それにしてもクソ暑い。直ぐに最初のお目当てACIDMANが始まるので、グラスステージへ。この時点でもう一人のお目当てbloodthirsty butchersは諦めることに。1年半ぶりの生ACIDMAN。。。あれ?こんなんだっけ?全然ノレねぇ。。ひょとして℃-uteづいてたせい?理由はともかく個人的には全くの期待ハズレでした。こんなことならbutchers行けば良かったと後悔。。
グラスステージは次に登場の、強烈なELLEGARDENヲタに占拠されつつあったので脱出。ちなみにこの日一番来ている人の多かったTシャツはELLEGARDENとHAWAIAN6でした。
その足でフラフラっとDJブースに立ち寄ると、松浦亜弥で〜す♪」というお馴染みの気持ち悪い声!前健キタ━(゚∀゚)━!DJブースではなぜかめちゃホリの合唱。まさかロッキンにまで来てハローの楽曲が聴けるとは思ってもみませんでしたwさすがはあややです!
DJブースを後にして、しばしランチタイム。その後LAKE STAGEのBOOM BOOM SATELLITESを覗いてみました。で、これがビンゴ!ラス4曲くらいしか見れなかったのですが、ノリのいい演奏に誘わるがままにステージに降りて踊りまくってました。アーティストとしては今回のフェスで一番の発見でした。
その後は今年より新設されたWING TENTでランクヘッドを見るも、あまりノリについていけず直ぐに撤退。さてCoccoまで、もう1組ほど見れる。大御所スピッツにするか。。しかし。。せっかくフェスに来たのでどうしても密着モッシュを味わいたくなって、10-FEETに突っ込む決断を下しました。これがとんでもないことに。。


10-FEET


最近だいぶメジャーになってきた強力パンクバンド10-FEET。私はというと、彼らの代表曲でもあるライオン、この1曲しか知りませんでした。ただ、まぁフロントゾーンに行けばなんとかなるだろうと、開演10分前くらいから陣取っていました。
自分の周りの客層は。。若い!若い!!みんな高校生か大学生くらいちゃうん?なんか自分だけ浮きまくってる気が(^。^;;
演奏が始まった瞬間みんなさらにステージ前方へ雪崩れ込む。自分も流れに身を任せてさらに前方へ。そこからはもう何年も体験したことのないモッシュモッシュモッシュの嵐。あまりにもみくちゃにされて財布落としてしまいました。で、そこで感心したのが、このロックキッズたち、熱狂的な中にも余裕がること。大きな声で「財布落とした人」「(*^。^*)/ ハーイ「ありがとうございます!」てな具合。モッシュのやり方もこころえているというか、まさに娘。の歌にあるような押したり引いたりするけれど♪の如く流れに身を任せて、引くことも忘れない。この辺りはひたすら前へ前へがっつく℃-uteヲタも見習わなきゃと感心しきり(^。^;;
そして特筆すべきはダイブの数。わずか40分の中で延べ20人以上ダイブを慣行していたのではないでしょうか?こんなに大勢のダイブを見たのはROSSO@磔磔以来ではないかと。ただでさえモッシュでもみくちゃにされて疲れている中、人を持ち上げるのはしんどかったですが、女の子たちだけの集団でも、巨体を持ち上げようと頑張ってる姿を見てしまうと、こりゃ怠けてるわけにはいかん!と気力を振り絞って、ステージ前方へ送り出しました。ラス前で披露された唯一知ってたライオンが1番の休憩ソングだったのにはビックリ!
にしても熱いステージでした。時間も夕刻だったので、ステージ後方の夕日に向って叫ばされたり、会場中でウェーブさせられたりと、何とも若さ溢れるステージで、それがとても新鮮でした。ただあまりにハードで途中で「もう勘弁してくれ」と泣きそうになってた自分がちと情けなかったですが。。
10-FEET最高、もう単独ライブは勘弁だけど(^。^;;


Cocco


今回のフェス。一番の目的はキャエラ様でも、まして永ちゃんでもなく、このCoccoでした!あのMステでの衝撃の休止から5年経ちましたが、その間、自分の中で彼女を超える女性アーティストはいませんでした。そんなCoccoのライブが、この野外フェスで聴けるなんて、何と素晴しいことか!という訳で当然前でがっつくべく、スピッツの終わり間際から前進。そして何とか最前ブロックにもぐりこむことができました。しかも20列目くらいとはいえ、ど真ん中。開演まで、ワクワクしながら待っていると、Cocco光臨!そしてあのうねるようなイントロ、も、もしや!!!と、思う間もなく、会場が大歓声!!みんなこの曲を待っていたんですね。それは、まるで℃-uteヲタが白いTOKYOを聞いて泣きそうになってしまったように!!(どんな例えだ!)
そうです、強く儚い者たち キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
メロディといい歌詞といい、文句なくオレ流女性アーティストNo.1ソング!!
その後は新曲の音速パンチで弾けたかと思えば、名曲Rainingをしっとり歌い上げたり、その表現力たるや圧倒的でした。愛理♪、愛ちゃん♪って言ってた自分がなんだか恥ずかしい(^。^;;って彼女たちの声は、それはそれで好きですけど!
少し話がそれてしまいましたが、暗がりに浮かび上がるCoccoの姿は本当に迫力がありました。MCでは、1日1日はとても大事、そして私は1曲1曲を大切に歌う、的なことをいつもどおりのまどろっこしい口調で話していましたが、確かにCoccoの1曲って物凄く重く感じます。10-FEETがMCで「あまりなやむなよ。人は棺桶に入るときに笑ってられればそれでいい!」と言っていたのとは対照的でした。
どちらがいいって訳ではなく、どちらのMCもそれぞれの個性が出ていて良かったと思います。
Coccoのステージはこの日のトリということもあり、1時間強とかなり長めだったのですが、存分に最強の歌姫のステージを楽しめました。またCoccoのライブ逝きて〜。

二日目(8月6日)

ロッキンジャパンって客層が3大フェスの中でも一番若いと思います。しかし本日かなりの年配の方もちらほら見受けられる。その訳は、この日はキングオブロックンローラー矢沢永吉が大トリを務めるからです。とにかく彼のファンは凄い!クレイジーケンバンド顔負けの白スーツにリーゼント。「永吉連合」の刺繍の入った、皮ジャン。なんかヲタの原型ここにありといった感じですが、彼らは何十年も永ちゃん一筋な訳で。そういう意味ではやれ、舞美だ、やれ小春だ言ってるたヲタのなんとヌルかった事か!しかし今は永ちゃんヲタ並に舞美嬢一筋!
从・ゥ・从<幻でかまわない 時間よとまれ 命の 眩暈の中で〜♪
いいねぇ!!

ちなみにこの永ちゃんのファンは会場でも大人気で、一緒の写真を撮っている光景があちこちで見られました。
さてこの日は、スネオヘアーを見て、フワワーカンパニーをちょい見した後、本日の本命キャエラ様。そしてそのままグラスステージに居残ってサンボマスターと夢のようなリレー。小休止して、念願だったBEAT CRUSADESRSの素顔を拝見。最初お面を付けての登場でしたが、すぐにお面を取りました。素顔の感想、ちょい遠めだったのですが、割とお面と似ていると思いました。てか、こいつら下品過ぎ!「ライブとドラッグとセックスどれが好きだ?」「ドラッグはダメ!ライブは今やってるからいいでしょう!セックスだよ!セックス好きか!!」何て絶叫しているのは序の口。観客に、特に女の子限定とかで「おー●んこ!」とか言わせんなよ(^。^;;
そして、いよいよ二年ぶりのART-SCHOOLとご対面。その後、CHARAのLAKE STAGEに行くも、入場規制で、遠目で[壁]*'(ェ)')*'(ェ)') チラッチラッっと。。

で仕方なしにチャットモンチーに入ると、Vo&Gの橋本さんが自分でチューニングしてるではありませんか!!しかも最後にありがとうございました!ってお辞儀までして!けっこう可愛い!!と思って、数曲ほど聴いたとこで、時間もやばくなったので退出。そうしたらここも入場規制になっていてビックリしました。永ちゃんは断念。


木村カエラ


前日のCoccoと同様、直前のグループ魂終盤に前に突っ込み、昨日のCoccoとほぼ同様のポジを確保。しかも前はフットサルチーム仲間と思しき(お揃いのユニフォームだったので)女の子集団。なので思いっきりよく見えました。
キャエラ様は白と赤のボーダーに水色のパンツ。本人曰く「カリメロ」w

にしても、まずはこのセットリスト!なにこれ!!!ちょっと、ちょっと、凄過ぎるんだけど!!

  1. BEAT
  2. Magic Music
  3. Tree Climbers(新曲)
  4. リルラ リルハ
  5. トゥリル トゥリル リカー
  6. You
  7. Circle
  8. タイムマシーンにおねがい
  9. OH PRETTY WOMAN
  10. You know you love me?

キャエラ様ギターのタテノリソングで幕開けしたかと思えば、軽快なポップソングの最新シングル。前の女の子も高く高くジャンプしてました!トゥルリでゴリゴリと押した後に、「次はイカした曲やっちゃいます!You!」ってこの流れは感涙もん。Youでしっとりと、しかし熱く盛り上がった後はCircleでお約束のプロペラ!これだけでも十分だったのに、
「みんな、タイムマシーンに乗りたくない?」
も、もしや?!と思っているとサディスティックキタ━(゚∀゚)━!この曲も激しく推せます。
OH PRETTY WOMANから最後のYou know you love me?はイントロ鳴り出した瞬間から、熱気MAX。キャエラライブでは初めてお目にかかる(DVDでは見たことがありましたが)ダイブも約3名ほど!いや〜炎天下ってのは勿論ありますが、熱い!熱い!
同じ野外でも日比谷と違って、この最前ブロックに集まってくるのはみんな熱い人たちばかり。なので盛り上がりもとても凄かったです。やっぱりライブはちょっと無理してでも前に行くべきだなぁって思いました。


サンボマスター


最近はサンボもあまり聴いてなかったので、どうしようか迷いましたが、折角なので居残ることに。しかもキャエラ様で相当前に突っ込んでたので、入れ替え時間を利用して、さらに前進。すると4列目ほどにいました。周りはサンボツアーTの猛者ばかり。。と思いきや、次のステージ狙いでしょうか?氣志團のうちわを持った女の子がちらほら。次の場所取りですか?いけないなぁ、ってかそんな前にいたら危険でっせ!昨日の10-FEETのこともあったので、やヴぁいどうしよう、もう引き返せないし。。と思ってると、横の人が私をサンボヲタと勘違いしたらしく、「やっぱ前はやヴぁいですかね?後ろとかいった方がいいですか?」と聞いてくるではないですか!「アホ、おれはただのゆるい℃-uteヲタなんだから!」と心で叫びつつ、「まぁ流れに身を任せてれば大丈夫」などど偉そうにほざいてました。
開演前に木内さんが自分でドラムのチューニングをしてて、まずは大歓声。そして「上を向いて歩こう」をアカペラで歌いながら山口兄貴登場。周りからは「山口ぃぃ!!」の大歓声!!こ、これはマジやべ〜!もう退路も塞がれてるしどないしよう。。そんな不安な自分にお構いなく開演。昨日の10-FEETを彷彿とさせるモッシュモッシュモッシュ!!!しかも今回はみんなの大合唱付。私は最近の歌は全然知らないから、ひたすら勢いに任せてオィオィ!叫んでました。
MCもいつも通りとにかく熱い!しかも今日8月6日は原爆記念日。すると会場中から「愛と平和!愛と平和!」の大合唱!スゲー!マジスゲー。サンボも観客も熱過ぎ!
そんな熱い流れの中、ラス3は自分も良く知ってる、手紙→そのぬくもりに用がある→月に咲く花のようになるのと怒涛のバックスクリーン3連発。マジ熱中症で死ぬかと思いましたが、それでもそんなのお構いなしの大熱唱&絶叫!!
山さんはMCでこんなことを言ってました、「今日は言ってもいいんじゃないですか、これは伝説のライヴなんじゃないですか!?」って2年前のLAKE STAGEでも同じセリフを聞いたような。まぁそんな昔話はどうでもいい!言ってもいい!!今日のライヴは伝説だ!!
と、そんな大熱狂のライブ、最後に山さんが一言、
「お前ら、生まれてきてくれてありがとうな!!」
く、くっさ〜!!でも山さんらしい!!いい!スゲー感動した!やっぱサンボは理屈じゃない!CD聴くのもいいけど、生で感じないと!
山さん、また会おう!!!


ART-SCHOOL


2年ぶりのART-SCHOOL。BEAT CRUSADESRSやCHARAと被ったせいもあるのか、結構人の入りがまばら。そしてこのバンド、やたら女の子のファンが多い。なのでいつも肩身がせまい(^。^;;まぁあの木下の独特の詩的感覚は女の子受けしそうですが。
開演時間にはだいぶ人も集まって、ART-SCHOOL登場。って木下さん?あんた、この炎天下に長袖かよ!!さすが不思議系。そして1曲目のイントロが鳴り響く!UNDER MY SKINキタ━(゚∀゚)━!会場も待ってましたとばかりに、いきなり大歓声。やっぱグラスステージとかと違って、本当にこのアーティストが好きな人ばかりが集まってるから、ノリとか盛り上がるポイントとかも良く分かってる。最前でも決して激しいモッシュが発生するでもないのですが、この会場全体がツボを心得た雰囲気はかなり心地よかったです。今回はfoolishやMiss Worldのような往年の名曲も結構やってくれて、めっちゃ嬉しかったです。そんな激しくもちょっとまったりした空気に包まれた中、ラストの曲で、何とドーパンの古川氏が特別ゲストとして登場。いかにも私服って格好でART-SCHOOLに向って「お前ら呼ぶなって言っただろう!ふざけんな!」って悪態ついてましたが、最後は「ART-SCHOOL with ロックスターだ!」といってあと10秒でを熱唱。最後に「あと10秒で、オレはいなくなる!」と言って、ステージを去っていきましたw
バンドとしてはやっぱり新メンがまだ全然馴染めてないというか素人感たっぷりなところが気がかりでした。特にベースは前任者の日向と比べると明らかに迫力不足。まぁ彼の域に達するのは容易なことではないでしょうが、ART-SCHOOLの未来の為にも頑張って欲しいです。
いや〜でも木下さんの格好というか風貌は、相変わらずちょっと気持ち悪いけど、ART-SCHOOLの音楽って本当お洒落!改めて惚れ直しました。

総括

やっぱり生のライブはイイ!音を聞くだけでなく、現場で作り出すあの空気が最高です。今週からまたCutie Circuitか。。あの現場の空気、晒され感は最悪なんだよなぁ。。