歴史的快挙

愛ちゃん卒業式参戦への意気込みを書いてから1週間も経ってしまいました。。
ヲタヲタしい週末から一転、今週はずっと終電帰りでした。。お陰で舞美嬢の即興劇の申し込みを忘れてしまいました。゚(゚´Д`゚)゚。
これはANNEXイベントなんかより遥かに楽しみにしていた公演だったので本当悲し過ぎます。。誰か余らせていたらお声をかけてくださいまし<(_ _)>

週末はとても充実していました。久々の娘。公演でしたが、その華やかさに圧倒されました。確かにユニットとしてのスキルは℃-uteの方が上だと思いましたが、何と言うかオーラが凄い。これがモーニング娘。って看板背負ってる人達なんだなって思いました。
9期なんて加入してからまだ9カ月なのに、堂々としたものだったもんなぁ。
この辺は℃-uteはもっと危機感を持った方がいいなって思いました。
そして、この9期からも次代の芽は確実に育っています。ガキさんのラップにれいにゃ、そして鞘師のツインボーカル編成となった「シルバーの腕時計」はHigh-Kingを彷彿とさせるクールなアクト。特に鞘師が存在感を見せていました。新生モーニング娘。のエース候補でしょう。
10期メンバーも非常に粒揃いの印象です。特にビジュアルのレベルは加入時としては過去最高ではないでしょうか?
期待はハロプロカンテラ、エッグ育ちのくどぅこと工藤遥ちゃんでしょ!
エッグを殆ど知らない自分は何とも言えませんが、オーデの映像を見た限りでは、ごっちん、愛ちゃん、そしてめぐ以来となるスーパーオールラウンダーの系譜に属する子なんじゃないかと期待しています。
娘。が面白くなりそうです。

久々にいっくんと連番できたし、楽しい娘。公演でした!

翌日は大阪に移動して、ゲキハロ千秋楽。ま、こちらは時間があれば詳しく書こうと思いますが、この2作品4公演で一番印象に残った、というか改めて思ったのが、丸岡志穂って凄くカワイイなってことww
そして舞台の舞美嬢が好きだなってことです。


そんな週末に、一人の日本人が歴史的快挙を達成しました。
西岡がラスベガスで7度目の防衛に成功しました。
西岡歴史的勝利で7度目防衛

これがどれだけ凄いことかはボクシングファンなら誰でも知っています。
日本ボクシング史に残る快挙、しかし世間の知名度はV10王者長谷川は仕方ないにしても、亀田よりも知名度が劣っているのが現状です。゚(゚´Д`゚)゚。

西岡の凄さはV10王者長谷川と絡めると分かり易いでしょう。
階級をあげてWBCフェザー級王者となった長谷川の初防衛戦で、力の違いを見せつけたのがメキシコの強豪、ジョニー・ゴンザレス。
西岡はV2戦で敵地メキシコでこのゴンザレスを強烈な左ストレートを一閃して3Rでマットに沈めました。
このKO劇はこの年のWBCのベストKO賞に選ばれ、この左ストレートは「モンスターレフト」と呼ばれて、未だに西岡と対戦するボクサーを震え上がらせています。
昨年のV5戦ムンロー(当時WBC1位)も強豪でしたが、今回の対戦相手ラファエル・マルケスは強豪ひしめくメキシコボクサー界でも非常に人気の高い歴戦の名手。軽量級でありながら39勝の内、35KOというのはおそるべきKO率です。
そんな名手だからこそ、ボクシングの聖地ラスベガスでのメインイベントとなった訳です。
この辺りが、弱い相手とばかりマッチメイクして、ボクシングファンの間ではマッチメイクのチャンピオンと揶揄される亀田陣営と違うところです。(まぁ、亀田本人は与えられた試合を頑張っていると思います。要はTBSを筆頭とした周りがアフォ過ぎる。。)

結果は判定ながら3-0で西岡が完勝でした。マルケスは判定に不満を漏らしていましたが、あの試合を観た人なら西岡の勝ちは当然と思うでしょう。
彼は35歳になってなお技術力が向上しています。この試合も駆け引きやフェイント、ディフェンス力の高さを見せつけてくれました。「20代の頃と比べてどちらが強い?」という質問に「間違いなく今でしょう!」とこともなげに話します。

ただそんな彼も次がラストと帝拳の会長は示唆します。
その次の対戦相手の候補がまた凄い。
メキシコ人初の4階級制覇のアルセも凄いのですが、何と言っても最有力候補と目されるフィリピンのノニト・ドネアでしょう!!

亀田も対戦を熱望しますが、まぁドネアからしたら亀田なんてアウトオブ眼中でしょうね(^_^;)

WBCWBOバンタム級王者にして、あの長谷川のV11を4R KOで阻んだモンティエルを2R TKOと一方的に葬り去ったんですから。
今や母国の英雄になぞらえてパッキャオ2世と呼ばれるほどで、ガンボア、カーンと並ぶ今最も脂の乗っているボクサーだと思います。
そのドネアが直々に指名してきたんですから、いかに今回の西岡のファイトが素晴らしかったかが分かります。



西岡選手には凄く失礼なのですが、メディア露出も少ない、でも実力は随一。
そんな姿に℃-uteが少しばかりタブってみえてしまうんです!

ダブルというか、西岡選手のキャリアのように℃-uteもまた大器晩成して欲しいなって思いからなんですがねw


「この道より生きる道なし」
この言葉を胸に30を過ぎてから尚進化し続けた西岡は、ついに彼自身が目指していた「ニシオカ」という名前が世界に通用するボクサーになりました。

来年春に行われるだろう、V8戦が引退試合になるのかは分かりませんが、世界の西岡に相応しいビックファイトを期待しています!!